ドラマ続出。びっくしな本日でした。(7/17)
【現地7月17日】
いやいや、いつになったらゆっくりできるんだろう。
ここに到着してから休みナシで、3日連続の朝7時半スタートから日没終了の5時までノンストップパワープレイ。おまけに私はその後のこのブログ修行。あ~、もういやだ!!
昨日よりまたまたセットの間隔が長い最後の残りのスウェルで、ラウンド3の5ヒート目からラウンド4の7ヒートまで。もう残るはラウンド4の最終ヒートと、クオーターから先の計8ヒートのみ。半日終了コース。
ファイナルデーは来週の木曜、金曜あたりの新しいスウェルで、って話だけどね。
え~、実は私、ラウンド1を見て、上はケリー、下がミックと思ってたんですけど、どっちも今日負けてしまい、う~ん、そうなんだぁ、って展開。ドラマ続出の本日でした。
ラウンド4でオウエン・ライトに勝ったジョーディ・スミスは、この時点でケリーを抜いてワールドタイトルランキング1位に躍り出た。ま、このままタイトルってことはないと思うけど、すごいな今年のジョーディ。今回は地元ってこともあって気合入りまくりだし、出来もいい。上半分の優勝候補筆頭。
で、ケリー。ラウンド3で僅差でショーン・ホームズに負けちゃうわけで、その差0.04。なんなんだろ、その差。そうねぇ、敗因はセットの波に乗れなかったことかな。そのぐらいしか思い当たらん。ターンのクオリティ的にはかなり違ってたけど、ポイントにその差が出てなかったかな。1本目の5点台が低すぎじゃね? って感じ。ま、それでもそのヒートのセットの波はすべてショーンが乗ったから、しょうがないっちゃしょうがないか。
で、ホームズ、ラウンド4でアンディと因縁の対決。ホームズがケリーに勝って、アンディと対決することがわかると、ギャラリーからひくぅ~い、「おぉ~」ってどよめきがわいたぐらい、ここでは有名な因縁の対決なわけよ。
で、これがまた新たな因縁というか、新たな伝説というか、う~ん、何かにとりつかれてるなって感じのお祓いコース。
まったく問題なく、かなりの気合でツアー復帰後最高のサーフィンを見せていたアンディだったけど、後半ショーンがチューブを抜けて逆転。アンディは6.93必要になった。そこで終盤プライオリティを持っていたアンディが何かにとりつかれちゃったように、えっ、それじゃないでしょ、って小ぶりの波に手を出しちゃうわけよ。まるで7点じゃない波。
しかし、実はとりつかれてたのはもっと前。6点台だったその波はショーンのチューブ波の前に取ったセット。インサイドでライン上に水中フォトグがいて邪魔になった。あれがなければ7点以上でショーンの逆転はなく、ヒート終了直前にかなり長いことカメラマンと話をしていた。
しかし結果は結果で、アンディの負け。かなりヘビー。でもね、それでもビーチでサインしてたもんな。すごいなアンディ。昔なら怒鳴り飛ばしながらビーチ走りまくりだったわけだけど。
今回はアンディがかなりいいサーフィンをしていたのでもう少し見たかったけど、残念。
タジ、デーンはまったく問題なしで、どっちも調子よさそうだけど、どちらかといえばデーンのほうが波を攻めあぐねている感じかな。なかなか合わない感じ。ま、合えばすごいんだけど。で、このふたりがクオーターで当たってしまう。下はここが事実上のセミ。これで勝ったほうがファイナリストになるんじゃないかな。
ラウンド4まで何の問題もなく、相当いい感じで勝ってきたファニングが僅差でダミアン・ホブグッドにやられたのも、ホント意外。なんかいろんな意味でびっくしな本日でした。
つのだゆき