2010年7月21日から7月28日まで クラマス・バリ・インドネシア
【 クラマス・バリ・インドネシア(2010年7月22日木曜日)】賞金総額$25,000のASPメンズ・ジュニア・クオリファイング・シリーズ・グレード5イベント「Billabong Pro Junior Asia(ビラボン・プロ・ジュニア・アジア)」が7月21日(水)から7月28日(水)までのウェイティング期間で、インドネシア、バリ島のクラマスにてスタートした。
このイベントは、オーストラレーシアと日本の2つの地域のASPレイティングポイントが加算される史上初のサーフィンコンテストである。イベント会場となるインドネシア・バリ島のクラマスは島の東海岸に位置する河口にサンドとリーフが混合した地形を持つポイント。
そして、賞金総額がUSD 25,000というASPイベントのなかでもエリートグレード5に格付けされる大規模なコンテストは、オーストラリア、ニュージーランド、日本、インドネシア、フィリピン、マレーシアなどの国からジュニア・サーファーが参加する本格的なインターナショナルコンペティションである。
大会初日は、クリーンな3~4フィートのコンディション。午前7:00にラウンド114の第1ヒートからスタート。ラウンド112には、渡辺葵、金尾玲生、石田銀二、粟田海、黒越大気、大原洋人が登場。石田銀二、金尾玲生、黒越大気、大原洋人がラウンド96に勝ち進んだ。
なかでも、ヤング・インターナショナル・サーファーの15歳のコア・スミス(ハワイ)と14歳の大原洋人(日本)は素晴しかった。「今年、日本で開催される全てのプロジュニア・イベントに出ています」とヒート後に洋人が言った。
「このイベントは、全ての日本のサーファーにとって、我々のサーキットで最大のイベントです。そして、クラマスでサーフィンするのが大好きです。みんな自分より大きくて強いサーファーなのは分かっています。でも、凄く自信を感じてますし、彼等と戦えると信じてます。自分にとって素晴しい経験にもなるんです」
今日のベスト・スコアを出したのは、19才のオーストラリアのニック・マクドナルド(サンシャイン・コースト/クイーンズランド)だった。マクドナルドは3つの強烈なカーヴィング・ターンから、エアリアルまで決めたオープニング・ライドで、エクセレントな8.5をスコア。合計15.50をマークした。
「約4カ月前にやった足首の怪我から、やっと復活して、今年は災難続きなんです」とマクドナルドは言った。「この試合は復帰後初めてで、直前での決断だった。バリでサーフィンするのが好きだったから、ここで戦うことを決めたんだ。あのヒートの後、良い感じだったよ]
※詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。