2010年7月21日から7月28日まで クラマス・バリ・インドネシア
【 クラマス・バリ・インドネシア(2010年7月25日日曜日)】ASPメンズ・ジュニア・クオリファイング・シリーズ・グレード5イベント「ビラボン・プロ・ジュニア・アジア」は大会4日目。早朝のコンディションは良く、セットは6フィート近くあって、サーファーは大きいバレルにチャージし、多くのハイスコアがマークされた。
しかし、午前中から強いオンショアが吹き、コンディションは悪化。試合はラウンドオブ32の8ヒートが終了した時点で終了。日本で勝ち残っていた大橋海人、新井洋人、高橋優人の3名は、惜しくもこのラウンドで姿を消した。
そんな中で、オーストラリアのライアン・カリナンは、ビッグなバレル・ライドでイベント初となる10ポイント・ライドをスコア。そして、更にもう一つのロング・バレルで9ポイントをスコア。ヒート合計19ポイントというイベント最高得点をマークした。
「昨日のスモール・コンディションでヒートを切り抜けて、運がよかったよ。今朝、ソリッドなうねりとバレルを見たとき、本当に自信があると感じた。それは僕にとってドリーム・ヒートだった。10ポイントが聞こえたとき、信じられなかったよ」
カリナンは先週、サウス・オーストラリアのイベントでも同じようなロングバレルのパーフェクト・ライドでパーフェクト10をスコア。19才のカリナンは、ASPのオーストラレーシアのジュニア・シリーズ・レイティングでも上位に食い込み、現在、ASPワールド・ジュニア・チャンピオンシップ・シリーズのシーズン・レイティングでトップ4に入る。
今日のヒートでの勝利は、カリナンにとってダブルでの勝利のようだった。それは彼の最大のライバルであるクリス・フレンドを破ったのだ。「レイティングについて考えないようにしている。でもフレンドとクリス・ソールズベリーの両方が今日負けたのは知っているよ。最高の結果を得るチャンスだね」とカリナンが付け加えた。
現在、イベントはベスト16のサーファーが出揃い、結果としてサウス・アフリカのベイリック・デブリーズ以外の15人は、全員がオーストラリアというファイナルデイとなった。
今回出場した日本のベスト・プロジュニア・サーファーは、ハワイの15才のコア・スミスも同様に、年齢が若い選手が多く、ラウンド1~4を通して印象に残るパフォーマンスを披露していた。ファイナル16は明日、早朝のクリーンな風を願って、スタートする予定でいる。
※詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。