2010年7月21日から7月28日まで クラマス・バリ・インドネシア
【 クラマス・バリ・インドネシア(2010年7月26日月曜日)】ASPメンズ・ジュニア・クオリファイング・シリーズ・グレード5イベント「ビラボン・プロ・ジュニア・アジア」は大会5日目。早朝のクリーンなコンディションを使って、クオーターファイナルまでの第2ヒートまでが終了した。
お決まりの風が入って来る前のパーフェクトなクリーン・コンディションで、ラウンドオブ16の8ヒートとクオーターの2ヒートが終了。明日も早朝のクリーンなコンディションを使って、ファイナルを含む5ヒートを行う予定だ。チューブ・ライドも数多く、 ラインも大きく、バラエティに富んだパフォーマンスが、高性能プラットホームのクラマスで披露され、エクセレントなウェイブ・スコアが多発した。
今回のトップ5のシード・サーファー全員は、セミ・ファイナル前に敗れ、ナンバーワンシードのミッチ・クルーズ(AUS/ゴールドコースト)はタイ・ワトソンに破れた。ウェード・カーマイケル(16歳/AUS/NSW)、トーマス・ウッズ(17歳/AUS/ゴールドコースト)、ベイリック・デブリーズ(17歳/Sthアフリカ/ダーバン)というこのイベントで最も若いコンペティターの3名は、今日のハイパフォーマー。
カーマイケルはクロスヒートとなったハイスコアリング・ヒートとなったクオーター・ファイナルで、9.5のエクセレントなロングバレル・ライドで早くから勝利をセットアップし、優勝候補の一人だったギャレット・パークスを破った。パークスは、いくつかのクリエイティヴで爆発的なエアリアルで反撃するも逆転するには僅かに足りなかった。
「エクセレントなウェイブが割れていたね。素晴らしいバレルを手に入れることがベストな戦略だと思たんだ。でも、大きなマニューバーが出来るパークスとのヒートは厳しかったね」とカーマイケルが言った。
トーマス・ウッズはサム・レンドラムにビハインド。終了間際に掴んだ波で強烈なエアリアルで大逆転に成功。デ・ブリースは洗練されたパフォーマンスで8.75のライドでサム・レンチを下した。
また、カリナンはバックハンドにもかかわらず、ブレント・サヴェッジに対して申し分のないチューブ・センスを示し、いとも簡単に勝利した。
ビラボン・プロ・ジュニア・アジア・クォーター最終結果
クォーター1:ウェード・カーマイケル17.75 ギャレット・パークス8.8
クォーター2:ブレイク・エーンズワース15.75 タイ・ワトソン5.75
クォーター3:ライアン・カリナン ジェームス・ウッズ
クォーター4:トーマス・ウッズ ベイリック・デ・ブリース(南アフリカ)
※詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。