2010年8月17日(火)〜8月22日(日)ラカナウ・フランス
オール・ブラジリアン・ファイナルでウィゴリー・ダンタスがASP 6-スター・ソルーズ・ラカナウ・プロで優勝(8/23)
Wiggolly Dantas : photo Aquashot/aspeurope.com
Wiggolly Dantas : photo Aquashot/aspeurope.com
【ラカナウ、フランス(2010年8月22日日曜日)】フランスのラカナウで8月17日から開催されていたASPーWQS6スターイベント「ソルーズ・ラカナウ・プロ」が現地8月22日に終了。クリーンな4-5フィートのコンディションで行われたファナイルで、ウィゴリー・ダンタス(BRA)が、同じブラジルのアレホ・ムニーツを抑えて優勝した。
ウィゴリー・ダンタスは、ファイナルを最初から最後までリードし、パーフェクトにコントロールされたサーフィンを見せた。「僕の親友とファイナルでサーフィンをして、優勝出来て最高に嬉しいよ。自分はヒートでベストを尽くしただけ。それがすべてうまくいった。本当に最高だよ」
「ファイナルの前に、ちょっと波について考えていた。ライトの波が若干良い感じで、レフトは少しクローズ気味。だからライトに集中しようとしたんだ。それで最終的に良い結果を掴むことができた。セットの良い波を掴むために辛抱強く待ったんだよ。これは今年の僕のベスト結果。多くの友人がここに居てくれたからパーフェクトだった。自分が応援する選手をそれぞれが応援して、一つになっていた。素晴らしかったね。」
2位になったアレホ・ムニーツ(BRA)は、イベントを通してビッグなターンを見せていた選手で、優勝最有力選手なのは明らかだった。「とてもハードだったね。波が自分のところへこなかったのさ。ベストを尽くしたけど、最終的にはウィゴリーが優勝出来て嬉しいよ。本当にこのコンテストに勝ちたかったけど最終的には優勝できなかった。でも僕の友人が勝ったので自分にとっても嬉しいね」
Masatoshi Ohno : photo Aquashot/aspeurope.com
そして今回、日本からはマー大野が出場。ラウンドオブ144のヒート5でジョナサン・ゴンザレスやハック・ペリーらと対戦。マー大野はセカンドウェイブでレフトを掴み、大きなカーヴィングで5.67をスコア。更に3本目も同じようなセットの波を掴み、縦横無尽にターンを重ねインサイドまで乗り継ぎ5.00をスコアしてトップとなる。
更にマー大野はエアリバースも決めるなどして、5.83、5.93をスコアしてリードを広げる。絶好調のマー大野は、アウトから割れるセットのレフトにテイクオフすると、深いボトムターンからストレートアップ。クリティカルセクションにリエントリーを決め、7.57をスコア。ラウンドオブ144ヒート5をダントツのトップ通過した。
そして、大会3日目に行われたラウンド2ヒート5では、アレホ・ムニーツ、マーク・ラコメアらと対戦。試合はエアマニューバーを中心としたハイリスクの技に与えられるハイポイントが続出。マー大野もビッグエアに挑戦するも決まらず、ヒート終了間際に6.73をマークするも惜しくも3位で敗退した。
ソルーズ・ラカナウ・プロ最終結果
優勝:ウィゴリー・ダンタス(BRA)14.23
2位:アレホ・ムニーツ(BRA)12.70
ソルーズ・ラカナウ・プロ・セミファイナル
SF 1:アレホ・ムニーツ(BRA)15.16 def.。ペドロウ・エンリケ(BRA)12.00
SF 2:ウィゴリー・ダンタス(BRA)13.16 def.。リチャード・クリスティ(NZL)11.27
クォーターファイナル
QF 1:アレホ・ムニーツ(BRA)14.33 def.ミゲル・プポ(BRA)12.73
QF 2:ペドロウ・エンリケ(BRA)13.77 マーク・ラコメア(FRA)13.00
QF 3:リチャード・クリスティ(NZL)12.70 def.ジェイク・シャープ(AUS)11.84
QF 4:ウィゴリー・ダンタス(BRA)11.5o def.アレックス・リベイロ(BRA)8.34
※詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。