2010年7月21日から7月28日まで クラマス・バリ・インドネシア
オーストラリアのウェイド・カーマイケルが優勝(7/27)
Photos: ASP/Tim Hain
【 クラマス・バリ・インドネシア(2010年7月27日火曜日)】ASPメンズ・ジュニア・クオリファイング・シリーズ・グレード5イベント「ビラボン・プロ・ジュニア・アジア」が終了。エクセレントな4~5フィートのコンディションで行われたファイナルで、ウエイド・カーマイケルが優勝した。
ハイスコアリング・ファイナルを制し、キャリア最大の勝利を手にしたカーマイケル。9ポイントのエクセレント・スコアでファイナルをスタートした対戦相手のジェームズ・ウッズ(AUS/クーランガッタ/Qld)に対し、NSWのセントラルコーストのアヴォカビーチ出身である17歳のカーマイケルは、粘り強い精神力を見せて大逆転勝利を決めた。
Photos: ASP/Tim Hain
「ウッズが直ぐに9ポイント・ライドをマークしたときは、正直ビビりましたね。でも、多くのエクセレント・ウェイブが入ってきていたので、リラックスして、素晴らしい波を手に入れることに集中するように自分自身に言い聞かせました。ファイナルの前にビッグスコアを出していたので、シンプルにファイナルでも、そのビッグスコアを出そうと思っていました」と勝利の後にカーマイケルが言った。
「大きなセットにアプローチした時、スコアを手に入れるチャンスだって思ったんです。それはパーフェクトにラインアップしていて、出口が開いたままで居てくれることを願ってバレルに突っ込んだんです。それでメイクすることが出来て、逆転出来たなと思いました」
カーマイケルは、そのライディングでエクセレントな8.75をスコア。そして、序盤にスコアした7.75との合計でファイナルをリードした。そして、残り時間10分。ウッズが逆転に必要なスコアは7.5。しかし、彼はその波を見つけることは出来なかった。
今回の結果は、ふたりのサーファーにとって初のファイナル進出でベストリザルト。カーマイケルは賞金$US7000を手に入れて、ウッズは$US3000をゲットした。
「残念だったね。特にオープニングで9ポイントをスコアしていたのに勝てなくて。でも、最高のイベントのファイナルに残れて本当にうれしかった」とウッズが言った。「波は一週間ずっと素晴らしかった。そして、今日のファイナルもスーパー・ハイスタンダードだったよ。第2位は素晴らしい結果。車を買おうと思っていたんで賞金の3千ドルは、その足しにするよ」
セミファイナルでは、ジェームス・ウッズが弟のトーマス・ウッズを下し、カーマイケルがディープ・バレルでブレイク・エーンズワースを下した。今回のイベントは、南アフリカ、ブラジル、ジャマイカ、スーダン、およびハワイからの素晴らしいサーファーも参加する、オーストラリア、日本、インドネシア、ニュージーランド、およびフィリピンの20歳以下のベストサーファーによって行われたASPオーストラレーシアと日本のダブル・サンクションによる初のイベントとなった。
ビラボン・プロ・ジュニア・アジア・クォーター最終結果
ファイナル:
ウェイド・カーマイケル(AUS)16.50
ジェームズ・ウッズ(AUS)15.50
セミ1:ウェイド・カーマイケル13.75 ブレイク・エーンズワース9.05
セミ2:ジェームス・ウッズ14.25 トーマス・ウッズ12
クォーター1:ウェイド・カーマイケル17.75 ギャレット・パークス8.8
クォーター2:ブレイク・エーンズワース15.75 タイ・ワトソン5.75
クォーター3:ジェームス・ウッズ11.45 ライアン・カリナン10.15
クォーター4:トーマス・ウッズ15.25 ベイリック・デ・ブリース(南アフリカ)9
※詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。