「ムラサキプロ KIAIZUMI」大会3日目。松岡慧斗がトップスコア。カデットでは大原洋人、ガールズは高橋みなと(8/20)

【福島県南相馬市北泉海岸（2009年 8月20日金曜日）】ASPジャパンツアー「Malibu presents MURASAKI PRO KIAIZUMI」は大会3日目。コンディションは腰胸。朝7時にファーストコール。7時半よりジュニアのラウンドオブ48からスタートし、カデットのラウンドオブ32、ジュニアのラウンドオブ32、ガールズのセミファイナルまでが行われた。 これによりジュニア、カデット両クラスのクオーターファイナリストのベスト２０が決定した。

またガールズは、大村奈央、野呂玲花、高橋みなと、須田なつきという先週の湘南での第4戦と全く同じ4名の選手がファイナルへ駒を進めた。

本日の最終ヒートの２つで行われたガールズのセミファイナル。ヒート１では前半、菜花つばさが試合をリード。そして前半良い波を待って１本しか波に乗らなかった大村が4.75をスコアして逆転。１位の大村以外の3名による2位争いは熾烈な戦いとなったが、須田が僅かに他をリードしファイナル行きを決めた。

ヒート2では開始直後から、高橋みなとが5.00をスコアし大きくリードする。野呂玲花、水野亜沙子もライディングを重ねるもポイントが伸びない。高橋１位、水野2位で残り時間2分。野呂が会心の１発を決め、4.40をスコアしてトップになるも、直ぐさま高橋が4.95で１位に返り咲き、その高橋と野呂がファイナル進出。

そして、ジュニア本日のトップスコアは、松岡慧斗で、ラウンドオブ48で9.65というエクセレントスコアをマークした。このスコアは、今回のイベント最高点。また2位には新井洋人の8.00 、そしてWQSでもクオーターに残っている大橋海人、石田銀二の7.75と続いている。カデットでは大原洋人が7.00 でトップスコア。佐藤 魁が4.75 で2位となっている。

ASPジャパン・プロジュニア・ボーイズランキングの現在1位は大橋海人、2位新井洋人、3位高橋健人、4位加藤嵐、5位仲村拓久未、6位田中海舟。ガールズランキングは現在首位が大村奈央、2位が野呂玲花。現在、今回の最終戦で全員が勝ち上がっており、バリとシドニーへのWJTのクオリファイがここで決定する。


明日のファーストコールは、7:30AM、8:00AM スタート予定。WQS、LQS、ジュニア、カデットなどが行われる。



ASPジャパンツアーとしては、メンズ・スターシリーズの開幕戦となる「Malibu presents MURASAKI PRO KIAIZUMI」は、同時開催で賞金総額5千ドルのプロジュニアシリーズ最終第5戦（ガールズは最終第4戦）グレード 1イベント「MURASAKI PRO JUNIOR Kitaizumi」が8月20日から22日の期間で。賞金総額1万ドルのメンズLQS2スターイベント「Malibu presents SUNS PRO LONGBOARD Kitaizumi」が8月18日から22日まで。賞金総額1千ドルとなるウィメンズLQS 1スターイベント「Malibu presents SUNS PRO LONGBOARD Kitaizumi」が8月19日から22日まで開催される。

4つのイベントを合わせると賞金総額はなんとUSD$41,000に昇り、今回のイベントはASPジャパンツアーでは行われていないウィメンズASPスターシリーズを除けば、全てのディビションが1つのイベントで揃う2010年唯一の一大イベントとなる。注）進行上日程等は波のコンディションにより変更されるケースがありますので、最新情報を公式ページにて確認ください。

メインイベントとなるメンズスターシリーズが開幕戦となる一方で、男女のプロジュニアは、今年よりジュニアのワールドツアーASP WJTシリーズが、10月にバリ島で開幕する日程から、ASPジャパン代表を8月末までに選考しなくてはならず、今回が最終戦となった。

そして、インドネシアのバリ島、オーストラリアのシドニーへの道がここで決定する。ジュニアの選考は、WQSランキングよりもジュニアランキングが優先され、ベスト5の選手がツアーの5戦中、3試合のベストスコアでWJTクオリファイが決定する。

果たしてクオリファイするのは誰か。福島県の北泉で開催されるASPジャパンツアー「ムラサキプロ北泉」は、今シーズン初のメンズスター、ジュニア、ロングボードが 8月18日から22日まで開催される。




※詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。