ＪＰＳＡロングボード第１戦「茨城鉾田プロ」で高校生の田岡なつみが優勝

プロデビュー戦でいきなり優勝した田岡なつみ。写真提供：JPSA

茨城県鉾田市とっぷさんて下ポイントにおいて、ＪＰＳＡ 震災復興支援チャリティーツアー2011ロングボード第１戦「茨城鉾田プロ」がスタート。今シーズンは震災の影響でスケジュールが変わり、当初第2戦として予定されてた「茨城鉾田プロ」が繰り上げでロングの開幕戦となった。

本日は朝から男女ともプロトライアル ・ヒートからスタート。インサイドのショアブレイクに近いコシハラサイズのコンディションで、女子はそのままメインラウンドに突入。本戦のラウンド1を勝ち上がった林裕美子、割鞘ジュリ、田岡なつみ、佐藤麻岐、照沼みづきの5名がプロ資格をゲット。そして，そのまま女子はファイナルまで行われた。

ＪＰＳＡロングボード第１戦「茨城鉾田プロ」女子ファイナルは植村未来、田岡なつみ、鈴木由貴、割鞘ジュリというメンバー。初代JPSAウイメンズ・ロングボード・グランドチャンピオンの割鞘ジュリは昨年，JPSA公認プロ資格を返上していたため，今回改めてトライアルから出場してファイナルへ勝ち上がった。

そして、今回の茨城鉾田プロでプロ公認を獲得した16歳の高校生、田岡なつみがファイナルのオープニングで3.75ポイントをマーク。植村未来は，バックハンドでノーズライドからリエントリーと昨年のグランドチャンピオンの貫禄のライディングを見せる。鈴木由貴も最後のクローズアウトセクションを巧み使いポイントを重ねる。しかし前半，他の選手を大きく引き離しリードするのは安定したノーズライディングを見せる高校生の田岡なつみだった。

インサイドのショアブレイクに近いコンディションに悪戦苦闘するファイナリスト4名。ファイナル終了間際に，割鞘ジュリが起死回生の波をゲット。ハングファイブから綺麗にリエントリーを決めたが、惜しくも逆転出来ず。１６歳の高校生、田岡なつみが見事初出場で初優勝を手に入れた。強力なメンバーの中でも落ち着いた試合運びで優勝した田岡。今後の活躍に期待したいサーファーだ。

明日は，早朝から男子メインラウンドがスタートする。

大会の模様はUSTREAMでライブ中継が行われる予定。
http://www.jpsa.com/hokotapro_live/index.html

ＪＰＳＡロングボード第１戦「茨城鉾田プロ」女子結果

優勝：田岡なつみ、2位：割鞘 ジュリ、3位：：鈴木由紀、4位植村未来

大会に関する情報はJPSA公式ホームページをご覧ください。
http://www.jpsa.com



女子ファイナリスト。写真提供：JPSA