【Surfing for all がんばろう日本!】
JPSAジャパンプロサーフィンツアー2011
JPSAショートボード第1戦
RONINプロ 藤本軌道カップ
※19日(木)プロトライアル
会 場/静岡県河津町 今井浜
特別協賛/藤本軌道(株)
協 賛/RONIN Eyewear
主 催/JPSA
※プロサーファーによるチャリティーバザー同時開催
JPSA初のUST映像配信がスタート。男子ベスト16、女子ベスト4が決定した。(5/21)
今村厚。写真撮影:山本貞彦
JPSAプロサーフィンツアー・ショートボード第1戦 「RONIN PRO 藤本軌道カップ」は大会2日目。メイン会場の今井浜がコンディション不良のため,ウエイティングの後に多々戸浜へ会場を移動する事が決定。天候は曇りベースで、時々晴れ間。波は膝モモ、セット腰。ダブルバンクを使って,男子ラウンド3までと,女子のセミファイナルまでを行った。
そして,今日から始まったUST(ユーストリーム)によるJPSA初のライブ配信。カメラ数台を駆使し,インタビュー、スローモーション・プレイバック、映像内のリアルタイムでのスコア表示など、その配信内容は期待を上回るもので,常時1000人近い人が視聴。9時間喋りっぱなしのラジオなどでも活躍するノンストップDJのTOMMY WAVEの軽快なしゃべりでコンテストを盛り上げた。
そんななか本日のヒート最高得点は,ラウンド2で大澤伸幸がスコアした14.00。その他に中村昭太,大橋海人、森哲太,椎葉順も小波を巧みにメイクしてハイスコアをマークした。
本日の注目ヒートのひとつは、今村兄弟、大野仙雅といった伊豆のローカルプロの代表格と,千葉の中村昭太との戦い。4名ともヒート中盤までにアベレージスコアをまとめ,迎えた終盤。4.67をスコアした中村昭太が大きくリード。しかし,そのあと直ぐに2位の今村厚が、ハードにリップを叩き5.33と4.00を立て続けにスコアしトップに立つ。ベテランとは思えない軽快なサーフィンを見せた今村大介、後半4.07をスコアし追い上げた大野仙雅だったが、二人はそのまま敗退となった。
伊豆の応援団の声援に応えて1位通過したのは今村厚。「正面右側で,ピークがシフトして入ってくるセットを狙ってました。みんなで順番に波に乗っていた感じですね。そのなかで自分がベストを出せて勝てただけだと思います。スポンサーのお陰で,このような大会が出来た事に感謝します。」と今村厚がヒーローインタビューに答えた。
いよいよ明日は,男子クオーターファイナル、女子ファイナルが行われる予定。男子クオーターには,ASPジャパンツアー初戦で優勝した田中樹をはじめ、2位の田中英義,ジュニアで優勝した大橋海人,加藤嵐、昨年度のJPSAグランドチャンピオンである大澤伸幸といった絶好調のメンバーに加え,高梨直人,森哲太、中村昭太、林健太、牧野祐介、椎葉順、高橋健人という面子に、ベテラン関谷利博,小川直久等が進出。伊豆ローカルである今村厚,小川啓も勝ち進んでおり、ローカルナレッジを利用した彼らの活躍に期待したい。
また女子のファイナルは、田原啓江、大村奈央、橋本小百合、谷口絵里菜というメンバー。
明日もUSTによるライブ中継を行う予定なので,そちらもチェック。
サーフメディアでは現地からツイッターで最新情報をお届けしますのでお楽しみに。
http://www.namiaru.tv/ust/jpsa2011_01/
大会に関する情報はJPSA公式ホームページをご覧ください。
http://www.jpsa.com