JPSAロングボード第1戦「茨城鉾田プロ」で鈴木剛が優勝

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【Surfing for all がんばろう日本!】
JPSA 震災復興支援チャリティーツアー2011

ロングボード第1戦 茨城鉾田プロ

期日/7月9日(土)~10日(日)※9日(土)プロトライアル
会場/茨城県鉾田市 とっぷさんて下  主催/JPSA
後援/茨城県・茨城県鉾田市

ロングボード第1戦 茨城鉾田プロで、鈴木剛がJPSA初優勝。(7/10)

go.jpgJPSA初優勝の鈴木剛。写真提供:JPSA

【茨城県鉾田市、2011年7月10日日曜日】茨城県鉾田市とっぷさんて下ポイントにおいて、JPSA 震災復興支援チャリティーツアー2011ロングボード第1戦「茨城鉾田プロ」がスタート。今シーズンは震災の影響でスケジュールが変わり、当初第2戦として予定されてた「茨城鉾田プロ」が繰り上げでロングの開幕戦となった。昨日は女子をファイナルまで行い,本日は早朝から男子メインラウンドがスタート。

波は昨日同様のインサイドのショアブレイクに近いコシハラサイズのコンディションで、男子ロングがクライマックスを迎えた。そして、昨日のプロトライアルを勝ち上がった16名の中から,福原潤、丸山浩紀、安藤正太郎の3名がラウンド1を勝ち上がり,公認プロ資格を手に入れた。

そして、今回絶好調だった塩坂信康をはじめ、8名の選手がセミファイナルまで勝ち進んだ。塩坂は,アグレッシブなサーフィンで,ラウンド1、ラウンド2,クオーターと全て1位通過で勝ち上がってきたが、セミファイナルでは惜しくも3位で敗退し,ファイナルへの道を阻まれた5位でフィニッシュ。またジェイソン鈴木も切れのあるノーズアクションで勝ち進んだが,セミファイナルで敗退し5位となった。昨年のランキング34位の原田耕大、49位の柳沢裕次もセミファイナルまで勝ち進んだが4位敗退、7位でフィニッシュとなった。

JPSAロングボード第1戦「茨城鉾田プロ」男子ファイナルは、昨年のランキング4位である尾頭信弘、ランキング11位の鈴木剛、ランキング12位の新城譲、2009年のグランドチャンピオンの森大騎という誰が勝っても不思議のない強者揃いの争いとなった。

スローなスタートとなったファイナルを森大騎がオープニングから攻める。鈴木剛もバックハンドでインサイドのフローターを決めるなど前半から果敢に波を掴み,小刻みにポイントを重ねて前半をリード。新城と尾頭はじっくりと沖で波を待つ作戦だ。その後セットか入らずに小康状態が続く。

ヒートスコア5.9でリードする鈴木剛。暫定2位森大騎、3位新城,4位尾頭という順位で前半を折り返す。そして後半に入り波が入り出す。そしてバックハンドでキレのあるノーズライドを見せた尾頭は、3.3と3.9でヒートスコア7.2で4位から一気にトップに躍り出る。

しかし,その直後,ファイナルのベストウェイブとも言うべきライトを鈴木剛がゲット。ハングファイブからハングテンへと繋ぎ,最後は長身を生かしたビッグなリエントリーでフィニッシュし5.25をスコア。トータル8.5とリードを広げた。新城もスピードに乗ったハングファイブからエア気味のリエントリーで4.75をマーク。ファイナルに相応しいクロスヒートが繰り広げられたが、そのままタイムアップ。鈴木剛が今年30周年を迎えるJPSAで初優勝を手に入れた。



大会の模様はUSTREAMでライブ中継が行われた。
http://www.jpsa.com/hokotapro_live/index.html

JPSAロングボード第1戦「茨城鉾田プロ」結果

男子優勝:鈴木剛、2位:新城譲、3位:尾頭信弘、4位:森大騎
女子優勝:田岡なつみ、2位:割鞘 ジュリ、3位:鈴木由紀、4位:植村未来

大会に関する情報はJPSA公式ホームページをご覧ください。
LinkIconhttp://www.jpsa.com



mens.jpg男子ファイナリスト。写真提供:JPSA

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