JPSAスペシャル・コンテスト「オッシュマンズ STYLE MASTERS」で秋本祥平が優勝(7/19)

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【Surfing for all がんばろう日本!】JPSA 震災復興支援チャリティーツアー2011

JPSA特別戦 OSHMAN'S STYLE MASTERS 

期日/7月17日(日)
会場/神奈川県藤沢市 辻堂
特別協賛/(株)オッシュマンズ・ジャパン

JPSAスペシャル・コンテスト「オッシュマンズ『STYLE MASTERS』」で秋本祥平が優勝(7/19)



7月17日(日)で神奈川県藤沢市辻堂海岸で開催されていたJPSAロングボード第2戦「 WellBeing presents マーボーロイヤル KJ PRO」終了後、9'4”以上のシングルFINでのクラッシックスタイルのコンテスト「OSHMAN'S スタイルマスターズ」が辻堂で開催された。

真夏の太陽が照りつける辻堂海岸。大会会場には大型で強い台風6号からのグランド・スウェルが届き,大会がスタートする午後にはオンショアも強まり,サイズもどんどんアップしていた。時折入る最大セットはほとんどクローズアウト。クラシックなロングボードの演技を見せるには,少しばかりハード状況だった。しかし,主催者側と選手の競技の結果ゴーサインが出された。

この大会は,JPSA特別ルール方式で開催。男子ロングボードボードの昨年度ランキング上位選手とスポンサーシード選手が出場。ラウンド1は5人ヒートが4ヒートあり,20名のなかでベスト2ウェイブの合計スコアで,ラウンド1のベスト8がセミファイナルに進出。セミファイナルでは4人ヒートとなり、ここでもセミファイナルの8名の選手のベスト4がファイナルへ勝ち上がった。

ハードなコンディションでも、夕暮れ時の湘南辻堂ではロングボード特有の優雅で華麗な演技が披露された。クラシックなスタイルを貫き通すサーファーである、昨年のイベントチャンピオンの吉田泰や、シード選手として登場した瀬筒雄太と中村清太郎。そして今回女子として唯一出場した丸山良子たちが華麗な演技を見せてくれた。なかでも瀬筒雄太と中村清太郎は、JPSAのコンテストからは身を引いている今も、ふたりの美しいサーフィンスタイルにはファンが多く、今回もギャラリーをうならせた。

そんななか優勝したのは秋本祥平。彼はファイナルで、じっくりとセット良い波を待ち,終盤にやっと入ったグッドセットをキャッチ。美しいフォームの長いハングファイブを決め,ロングボーダーの名誉とも言うべき、スタイルマスターの称号を手に入れた。

昨年に続き,今年2回目を迎えることができた今回のコンテストは、非常にロングらしいコンテストで素晴しかった。選手達も笑顔でサーフィンを本当に楽しんでいた。現在のコンペシーンで勝つためには、モダン・マニューバーとトラディショナル・マニューバーのどちらも要求されるが、モダン・マニューバーが上手いサーファーが勝ち上がる傾向がある。2+1のパフォーマンス系の板ではなく,長くて重いシングルフィンで魅せるクラシカルなスタイルは、ロングボードの醍醐味と言えるだろう。今後もこのようなサーフィンの楽しさを表現出来るイベントが開催されることを願う。


結果:優勝:秋本祥平、2位:瀬筒雄太、3位:中村清太郎、4位:宮内謙至



大会に関する情報はJPSA公式ホームページをご覧ください。
LinkIconhttp://www.jpsa.com

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