2010年に世界初のASPワールド・ジュニア・ツアーがスタート。
SURFMEDIA GLOBAL SURF NEWS2009
2010-01-26
ASPインターナショナルは2010年に世界初のASPワールド・ジュニア・ツアーをスタートさせることを正式に発表した。提案されている3つのASPワールド・ジュニア・ツアーイベントは、来年の2010年1月に行われるビラボンASPワールド・ジュニア・チャンピオンシップの後から開始される。
「ASPワールドジュニアの拡大は、ASPプロジュニア・イベントの世界的な急増をダイレクトに影響を受けた結果である」とASPインターナショナルCEOのブローディ・カーが言った。「我々がビラボンと1998年にプロジュニアをはじめたとき、僅か12のグローバル・ジュニア・イベントしかなかったが、現在では50以上に増えている」
予定されている3つのイベントは、それぞれメンズ48名とウイメンズ18名によるASP-WCTツアーに沿ったフォーマットが採用される予定である。毎年、オーストラリアのノースナラビーンで開催されているビラボンASPワールド・ジュニア・チャンピオンシップは、今後もシリーズ3戦の最終戦となり、このイベントでASP世界プロジュニアのチャンピオンが決定する事となる。シリーズ第1戦、第2戦は現在未定であるが、ASPインターナショナルがスポンサー各位と最終的な打ち合わせをしている。
更にASP世界プロジュニアツアーがスタートする2010年度から全ての3戦の賞金総額がメンズUS$75,000 、ウイメンズUS$20,000に引き上げられる。そして、ASPワールド・ジュニア・ツアー・イベントは、最高レベルでアスリートたちがコンペティションできるように、エクセレントな波のコンテスト会場の準備を進めている。
また、メンズASPワールド・ジュニア・ツアーのチャンピオンは、エントリーしたい全てのASP WQSイベントにおいて、最も高いシードラウンドからのエントリーが出来ることになっており、メンズASP世界プロジュニア総合2位、ウイメンズ ASP世界プロジュニア・チャンピオンも、希望するASP WQSシリーズイベントにおいて最後から2番目のシードラウンドからエントリーできる。
ASP世界プロジュニアツアーへのクオリファイに関しての条件は、現在のビラボンASPワールド・ジュニア・チャンピオンシップへの参加資格と同じ条件となる。ASP世界プロジュニアツアーに参戦希望の20歳以下のサーファーは、それぞれが所属するASP地域ブランチ主催のプロジュニア・クオリファイシリーズに参戦し、ASP世界プロジュニアツアーへのクオリファイを目指す事となる。