カリフォルニアのグレッグ・ロングが優勝。
２５周年のQUIKSILVER IN MEMORY OF EDDIE AIKAUがついに開催。
Pictured: Greg Long (USA), 2009 Quiksilver In Memory of Eddie Aikau Champion!
Credit: © ASP/ CESTARI
【ワイメア・ベイ、ハワイ ― 2009年12月8日火曜】待機することに、ほとんどの時間を費やしてきた25年が過ぎ、ついにワイメア・ベイは伝説的規模のイベントを「クイックシルバー・イン・メモリー・オブ・エディ・アイカウ」に届けた。
最初に「エディー」が開催されてから25年が経った。そして、まるでタイミングを見計らったかのように最高50フィートの大波はオアフ島のノースショアに押し寄せた。
エディの弟のクライド・アイカウは、60歳になる今でもビッグ・ウェイブ・ライダーのトップ・ガンとともにラインアップに加わっている。そして誇り高きサーファーで埋め尽くされたアリーナは、ローカルヒーローのエディ・アイカウへの感謝と尊敬を表すに相応しく、光り輝く太陽に照らされ、その全ての勇敢なライドを称賛した。
結局、最後には、55,000ドルの優勝賞金を勝ちとるため、ファイナルの終盤にチャージしたカリフォルニアのグレッグ・ロング（26）（サンクレメンテ）が勝利を手に入れた 。
ロングは、信じられない不屈のアタックを見せ、彼のトップ・スコアの4つ全てでハイスコアを出した。40～50フィートでスコアした、その中にはパーフェクト100ポイント・ライドが含まれていた。
信じられないような話だが、彼は今週初めてワイメアを滑っただけでキャリアの頂点を手に入れた。「僕のすべてのヒーローと一緒に、世界で最も大きいイベントに招待され、ここにいるだけで最高にハッピーなんだ。とても興奮している」とロングが言った。
「自分の夢が叶ったよ。ビッグウェイブに乗ることが僕のパッションである。１2才頃にサーフィンを初めてから、ずっとエディーを追い求めてきた。それ以来、僕の部屋の壁にはブロック・リトルからブルース・アイアンズまでのポスターが貼ってあった。インスピレーションのためにそれらの選手を眺めていたんだ。そして、いまサニー（ガルシア）やケリー・スレーターと一緒に、この表彰台に立っているなんて夢のようだよ。
このイベントに初めて参加した年に優勝出来るなんて決して思わなかった。本当に子供の頃からの夢が現実になったよ。僕はまだ、いまの自分に恐れおののいていて、これが間違いではないかスコアを確かめに行きたいくらいなんだ。
それは本当に波と海を祝う気持ち。僕たちがやっているのは、パドルアウトして、大きな波に乗ることだけど、ラインナップでは、リスペクトと仲間意識が必要で、世界でもそのような場所はあまりないと思う。海の中ではフレンドシップを築き、互いに気を配る。このイベントは、そんなサーフィンの素晴らしさ全てが要約されたものなんだ」
また、コンテストで最も素晴しいテイクオフを成功させたサーファーに贈られるモンスター・ドロップ・アワードは イベントで５位入賞を果たしたチリのラモン・ナヴァロが獲得した。
そして、9度のASP世界チャンピオンで、2002年の１月にこのイベンで優勝しているケリー・スレーターは、ハイスコアをマークしトップを走っていたが、ファイナルでロングに逆転され、2位となり賞金$10,000を獲得。3位はサニー・ガルシアで賞金$3,000、そして4位はディフェンディング・チャンピオンのブルース・アイアンズが賞金$3,000を獲得した。
また、日本からこの名誉あるコンテストに招待されていた脇田貴之は素晴しいサムライスピリットを見せ、総合２０位となっている。
※大会の最終結果はこちら
詳しい情報はオフィシャルサイトをチェック。
http://live.quiksilver.com/2009/eddie/
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