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更新日 2010-01-26 | 作成日 2009-01-26

ダスティ・ペインは「Kustomエア・ストライク」で
優勝し、賞金50,000ドルを獲得。(4/20) 

DustyPortrait_raw.jpgDusty Payne wins US$50,000 cash prize in Kustom Air Strike 
 
サーフフットウエアブランドである「Kustom」は、世界で最もクレイジーなエアーを決めた優勝者が賞金5万ドル総取りの「Kustom エア・ストライク」を開催した。そして、このサーフィン界で最もリッチなシングル・マニューバーを競い合うイベントにおいて、2008年のハワイのトリプルクラウンで活躍したハワイアン手ティーンエイジャー、ダスティ・ペインが優勝した。
 
ペインは、8ヵ月に渡って行われたベスト・エアリアル・サーフィン・マニューバーのグローバル・サーチの勝者として、5万ドルを獲得。また、そのペインの物凄いエア・リバースをキャプチャしたビデオ撮影者であるマット・シャスターにも5,000ドルが贈られた。
 
皮肉にも、トリプルクラウンのタイトル争いでペインに辛勝したASPのカレント・リーダーであるジョエル・パーキンソンが、「Kustom エア・ストライク」のジャッジ委員会のヘッドを務めていた。
 
dustyairscreengrab.jpgダスティのウイニングライド 
「ダスティのエアリアルは現実離れしていたよ」とジョエルが言った。「彼がヒットしたビッグ・セクションでの着地方法は足を折ってもおかしくなかった。しかし、彼はとてもスムーズに着地して、それを乗り切った。ワン・ムーブで5万ドルというのは、より革新的なエアリアル・サーファー達を本当にプッシュしている。信じられないね。来年のイベントが楽しみだよ」とコメント
 
ペインは彼の友人でファイナリストだったジェイ・デイビスと、今回の優勝者が発表になる前に、どちらかひとりが優勝できれば、一緒にウエスタン・オーストラリアのアパートを買おうと約束をしていたようだ。「信じられないよ。ことばも出ない」とイースターの金曜日の夜遅く、ボンダイのレストランでこのニュースを聞いたダスティが言った。「候補に上がっている事すら知らなかった。これは人生で最高の金曜日になったよ!」と喜びのコメント。
 
ジャッジ委員会のメンバーで、Kustomのゼネラルマネージャーであるハリー・トラスコットによれば、最終選考に残ったエアリアルの中から優勝者を決めるのは本当に難しかったようだ。「エントリーのクオリティーは毎年高まっており、8ヵ月の応募期間が終わる頃には、大量の素晴らしいビデオクリップばかりが集まっていた」と彼が言った。「ジャッジはそのエントリーの中から選ぶが大変で、最終的に残った3、4人は誰が勝ってもおかしくなかった。しかし、最後は皆がダスティだって話になり、彼がエントリーした全選手を上回り、サーフィン界で最もリッチな賞金50,000ドルを勝ちとたんだ」とコメント。
 
Kustomアメリカのブランド・ディレクターであるパット・フラレーは「コンペティションによって生じるサーフィン・レベルには感動させられる。このコンペティションの目標は革新的なサーフィンをプロデュースすることで、それが永遠にサーフィンの姿を変えると我々は思っている。我々は、「Kustom エア・ストライク」のようなイベントをプロデュースすることによって、そのゴールをより身近なものに感じている」
 
今回の「Kustom エア・ストライク」のジャッジ委員会には、ヘッドを務めたパーコをはじめ、新鋭サーファー、コロヘ・アンディーノとサーフィンマガジンのトラヴィス・フェレがアメリア代表として参加。またオーストラレーシアの代表としてカスタムのハリー・トラスコットとStabマガジンのサム・マッキントッシュ。そして、カスタムのジュリアン・ベルギュとSurfersvillageとサーフィンイヤーブックのブルース・ボールがヨーロッパから参加した。
 
オフィシャルサイトでは、ペインの優勝のライディング映像をはじめ、エントリーされた全てがチェック出来る。 
 
 
 
オフィシャルサイト  http://www.kustomairstrike.com