2011年12月8日-20日 バンザイ・パイプライン、ハワイ、USA
「ビラボン・パイプ・マスターズ 」の記者会見が、ウエイティング期間のスタートを前に、ノースショアのタートル・ベイ・リゾートにあるサーファー・ザ・バーで行われた。(12/7)
Credit: ASP/SCHOLTZ
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【バンザイ・パイプライン、オアフ/ハワイ(2011年12月6日火曜日)】VANSトリプルクラウン最終戦である、ASPワールド・タイトル・イベント最終戦「ビラボン・パイプ・マスターズ in Memory of Andy Irons」の記者会見が、現地12月8日木曜日のウエイティング期間のスタートを前に、ノースショアのタートル・ベイ・リゾートにあるサーファー・ザ・バーで行われた。
「ビラボン・パイプ・マスターズ 」のウエイティング期間は12月8日から20日まで。予報では、大会期間のオープニングデイに巨大なスウェルが到着することが予想されており、コンテストは世界のベストサーファー達による巨大なパイプでのバトルとなる可能性がある。また「ビラボン・パイプ・マスターズ 」は、ハワイアン・パイプライン・スペシャリストを多く参加させるために、ヒートが重なり合うオーバーラッピング・フォーマットで開催される。
サンフランシスコで2011年のASPワールド・タイトルを手に入れ、11度目のASPワールド・チャンピオンとなったケリー・スレーター(USA)は 、ビラボン・パイプ・マスターズを前に、明らかによりリラックスした様子で、ノースショアのラインナップから約一年の間、遠ざかっているものの、その危険なバレルを切望しているようだ。
「理論的には、サンフランシスコでタイトルを獲得したことで、かなりプレッシャーはなくなったけど、大きなうねりがやって来ている。」とスレーターが言った。「準備をする間もなかったよ。この数日間でいきなり10フィートまで行きそうだ。事前にフリーサーフィンをするための波はないと思う。プレッシャーはないよ。だから心配する必要はないけど、パイプ・コンテストのサーフィンに期待が膨らむね。今日ここに座るまでは何も感じていなかったけど、エキサイトしている。早くパドルアウトしたいよ。ASPワールド・タイトルに関するプレッシャーはないし、1年振りのパイプに興奮しているよ。」
これまでパイプラインで、いくつものASPイベントで優勝しているスレーターは、 ここ数年続いているスモール・ファースト・リーフ・パイプラインでの選手たちの戦い方が、今回予想される巨大なうねりによって、大きく変わる事を説明した。「それは全く異なるやりとりになるよ。ちょっとした決断を下さなければならない」と、スレーターが言った。「誰もがセカンド・リーフでブレイクする波を狙う。でも実際は、ヒートでセカンド・リーフの波を手に入れるチャンスではあるけれど、それがパイプラインでのスコアのポテンシャルを最大にするとは限らないんだ。でも長い間、コンテストはセカンドリーフで行われていないから、それはそれで楽しみだね。」
2009年ビラボン・パイプ・マスターズ・チャンピオンのタジ・バロウ(AUS)は「僕はこれまでパイプで多くサーフィンして来たけど、いつも小さいターンのリッパブルな波が多かった。だから今回、凄いバレルに期待しているよ。」とコメント。またサンセットで優勝して、バンズ・トリプルクラウン・レイティングをリードするパイプラインをホームとするジョン・ジョン・フローレンス(HAW)は、「今年はまだパイプらしい波がなかったんです。これが初めての本来のスウェルですね。確かにプレッシャーはあります。ここで毎日サーフィンしているので、絶対に負けたくないです。サーフィンを楽しみたいですね。」とコメント。
そおして、同じくルーキーのガブリエル・メディーナ(BRA)も「僕はこれまで5回ハワイに来たことがあります。でも混んでいるので、あまりパイプでサーフィンはしませんでした。僕はビッグ・ウェイブの経験が少ないんですが、ベストを尽くすつもりです。」とコメントした。
ミック・ファニング(AUS)と昨年のビラボン・パイプ・マスターズ・チャンピオンであるジェレミー・フローレス(FRA)は、怪我のためのコンペティション欠場が決まり、その替わりにC.Jホブグッド(USA)とアダム・メリング(AUS)の出場が決まった。また、パイプラインのコンペティションが拡張されたために、ASPワールド・ランキングのライン上にいる、コロヘ・アンディーノ(USA)とウイリアン・カルドゾ(BRA)へ2つのワイルドカード・スポットが与えられた。更に二人のサーファーは、ビラボン・パイプライン・マスターズでASPワールド・ランキング・ポイントを与えられることとなった。
今回の「ビラボン・パイプ・マスターズ in Memory of Andy Irons」は昨年に引き続き、日本語放送が決定。そして、ジャパン・ライブのメインキャストには、甘いルックスと英語・日本語を巧みに使い日本のファンも多い、ハワイ在住のプロサーファー、ニック・ミタと、2008年・日本ツアーを完全制覇しグランドチャンピオンを獲得し、現在、拠点をハワイへ移し世界を目指す、日本のトップアスリート・田嶋鉄兵が担当する。 また、昨年に続き、解説者には、パイプライン・スペシャリストの脇田貴之をゲストに迎える事も決定した。 その他にも多彩なゲストが出演する予定なので、コンテストがスタートしたら、日本語ライブ中継を是非チェックしよう。
Upcoming Billabong Pipe Masters Round 1 Match Ups:
Heat 1: Matt Wilkinson (AUS) vs. Marcus Hickman (HAW)
Heat 2: CJ Hobgood (USA) vs. Kekoa Bacalso (HAW)
Heat 3: Fredrick Patacchia (HAW) vs. Evan Valiere (HAW)
Heat 4: Travis Logie (ZAF) vs. Bruce Irons (HAW)
Heat 5: Kai Otton (AUS) vs. Ian Walsh (HAW)
Heat 6: Chris Davidson (AUS) vs. Kai Barger (HAW)
Heat 7: Daniel Ross (AUS) vs. Aamion Goodwin (HAW)
Heat 8: Dane Reynolds (USA) vs. Jamie O’Brien (HAW)
Heat 9: Kolohe Andino (USA) vs. Laurie Towner (AUS)
Heat 10: Willian Cardoso (BRA) vs. Shane Dorian (HAW)
Heat 11: Tanner Gudauskas (USA) vs. Jack Freestone (AUS)
Heat 12: Mason Ho (HAW) vs. Hank Gaskell (HAW)
Upcoming Billabong Pipe Masters Round 2 Match Ups:
Heat 1: Adrian Buchan (AUS) vs. TBD
Heat 2: Miguel Pupo (BRA) vs. TBD
Heat 3: Bede Durbidge (AUS) vs. TBD
Heat 4: John Florence (HAW) vs. TBD
Heat 5: Taylor Knox (USA) vs. TBD
Heat 6: Raoni Monteiro (BRA) vs. TBD
Heat 7: Brett Simpson (USA) vs. TBD
Heat 8: Adam Melling (AUS) vs. TBD
Heat 9: Kieren Perrow (AUS) vs. TBD
Heat 10: Dusty Payne (HAW) vs. TBD
Heat 11: Tiago Pires (PRT) vs. TBD
Heat 12: Jadson Andre (BRA) vs. TBD
Upcoming Billabong Pipe Masters Round 3 Match Ups:
Heat 1: Joel Parkinson (AUS) vs. TBD
Heat 2: Alejo Muniz (BRA) vs. TBD
Heat 3: Adriano de Souza (BRA) vs. TBD
Heat 4: Julian Wilson (AUS) vs. TBD
Heat 5: Damien Hobgood (USA) vs. TBD
Heat 6: Kelly Slater (USA) vs. TBD
Heat 7: Gabriel Medina (BRA) vs. TBD
Heat 8: Michel Bourez (PYF) vs. TBD
Heat 9: Owen Wright (AUS) vs. TBD
Heat 10: Jordy Smith (ZAF) vs. TBD
Heat 11: Josh Kerr (AUS) vs. TBD
Heat 12: Taj Burrow (AUS) vs. TBD
VANS TRIPLE CROWN TOP 3 (Heading into Billabong Pipe Masters):
1. John John Florence (HAW) 9,780 pts
2. Adam Melling (AUS) 9,650 pts
3. Michel Bourez (PYF) 8,480 pts
ASP WORLD TITLE TOP 5 (Heading into Billabong Pipe Masters):
1. Kelly Slater (USA) 63,350 pts
2. Joel Parkinson (AUS) 48,600 pts
3. Owen Wright (AUS) 47,900 pts
4. Adriano de Souza (BRA) 43,700 pts
5. Taj Burrow (AUS) 42,200 pts
※詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。