フローレスがワールドツアー初優勝。パーコが3年連続トリプルクラウンを獲得。(12/16)

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トリプルクラウン/ASP-WT最終戦「ビラボン・パイプ・マスターズ in Memory of Andy Irons」

2010年12月8日-20日 パイプライン、オアフ島、ハワイ

フローレスがワールドツアー初優勝。パーコが3年連続トリプルクラウンを獲得。(12/16)

flores7518pipe10kirstin_l.jpgAbove: Slater Pipeline Perfect. Photo: Cestari

【パイプライン、オアフ/ハワイ(2010年12月16日木曜日)】「バンズ・トリプルクラウン・オブ・サーフィン presented by ロックスター・エナジー・ドリンク」の第3戦であるASPメンズ・ワールド・ツアー最終戦「ビラボン・パイプ・マスターズ」が、4~6フィート(1.5メートル)のバックドア・バレルで終了。ジェレミー・フローレス(FRA)がファイナルでキーレン・ペロー(AUS)を大逆転で下し,ASPワールド・ツアー初優勝を手に入れた。

また、ビラボン・パイプ・マスターズの表彰台に上がったジョエル・パーキンソン(AUS)は、3年連続バンズ・トリプルクラウン・タイトルを獲得し、2010年のASPワールド・ツアー・シーズンを締めくくった。

ファイナルの終了間際まで、8.60というソリッドなスコアが必要だったフローレス。ペローとのファイナル後半に、少しづつ自分のペースを取り戻したフローレスは,素晴らしいライトハンド・バレルを見事にメイクして9.37をスコアし大逆転。彼は,40年の歴史あるビラボン・パイプ・マスターズにおいて、初めて優勝したヨーロピアン・サーファーとして、歴史に刻まれた。

「これは本当に夢だよ」とフローレスが言った。「ずっと前からハワイに来ているけど、ここは波、人、全てにおいて僕の大好きな場所なんだ。ファイナルでは最後まで,追いかける形になったけど,諦める事なんて出来なかった。これはパイプ・マスターズ。それが全てなんだ。最高だったよ」

ファイナルで大逆転勝利を手に入れたフローレスだが、彼はセミファイナルでもスレーターに対して,終了間際で大逆転。今回のパイプラインは、フローレスのキャリアにとって重要な転換期のマーキングになった。

「ここで、このような結果を残せて本当に嬉しいよ」とフローレスが言った。「大きい波でも小さい波でも,全てのコンディションで、サーフィンをもう一度やってきたんだ。今年の前半は、ちょっと心身共にぼろぼろになった。でも、それが僕のリズムを助けてくれたんだと思う。コンディションに関わらず、僕は一日3回海に入っていた。それが今年僕を変えた最も大きい要因だと思うんだ。もう一度,自分のリズムを見つけられた気分だよ」フローレスは、ASPワールド・ツアー・ランキングで、2010年の第9位でフィニッシュした。


2位となったのはキーレン・ペロー(AUS)

ペローは全イベントを通してトリッキーなバックドア・パイプライン・コンディションを支配し、多くのタイトなバレルをメイク。イベント・トップスコアの9.90、9.83、9.70をマークし,素晴しいパフォーマンスを見せていた。しかし,ファイナルの終了間際にパイプ・マスターズ・タイトルは彼の手から滑り落ちた。

「終了のホーンが鳴るまで勝ったとは決して思わなかった」とペローが言った。「ジェレミー(フローレス)はイベントを通して見せていたように,素晴らしいスコアを手に入れることが出来るのは分かっていたよ。僕は辛抱強く良い波が来るのを待つべきだった。でも僕はあまり良くない波にいってしまって、
そのあとジェレミーは9をゲット。すべてのクレジットを手に入れた。素晴らしい一週間だったね。みんなからのサポートは信じられないほど最高だった」

ケリー・スレーター(USA)は3位。

10度のASPワールド・チャンピオンで今回のイベントにおけるフォーム・サーファーだったケリー・スレーター(USA)は、イベント唯一のパーフェクト10-ポイント・ライドをラウンド4でスコアしたが、セミファイナルでフローレスに対して、終了間際に彼らしくないプライオリティー・ミステイクを侵し、フローレスに逆転のチャンスを与えてしまった。

「より大きい波が後ろにあると思ったんだ。だけど1つのセットだけだった。そして、そのときには逆転されたなんて考えてもいなかったよ。直ぐにヒートが終わって、僕は『オー!ノー!」って感じさ。でも仕方ない。なるようにしかならないからね。ジェレミーは良かったよ。彼は素晴らしいチューブ・ライダーだからね。彼はファイナルを本当に喜んでいたよ。」

「スタートから僕は落ちて,彼はバレルをゲットしていた。僕は逆転して、このヒートに勝つよって言ったんだ。でも最終的に僕のガードが緩んでしまった。当然の成り行きだね。パイプラインでは最後の2分で18とか20ポイントを入れることができるからね」

2010年のビラボン・パイプ・マスターズは、スレーターにとってバンザイ・パイプラインでの20回目のイベントとなった。「パイプラインでは多くの良い思い出があるよ」とスレーターが言った。「このイベントでサーフィンをしたのは20回目だと思う。自分が対戦した選手で最初のマスターズが一番の思い出だね。そのとき優勝したトム・キャロルをはじめ、多くのサーファーを見たよ。僕は畏敬の念を抱いてビーチで座って見ていたんだ。あのときの彼は凄かった」

デーン・レイノルズ(USA)も3位。

デーン・レイノルズ(USA)も、バックドア・パイプライン・コンディションで素晴しいサーフィンを見せたサーファーの一人だった。セミファイナルで惜しくもペローに敗れたが,3位入賞を果たし今シーズンのASPワールド・ツアーにおけるベスト・リザルトを手に入れた。

ジョエル・パーキンソンが、3年連続バンズ・トリプルクラウン

ジョエル・パーキンソンは、バンズ・トリプルクラウンのタイトル防衛することによって、 足の怪我からの復活を完全に証明した。「僕はいくつかのヒートを勝ち上がれれば良いと思っていたんだ。ホームでは60%のサーフィンだと感じていたからね。でもハワイに来て全てが変わったんだ。トリプルクラウンは、僕にとって常に本当の名誉だった。それはベスト・ハワイアンによって常に支配された、最高のコンディションで行われるコンペティション。一つでも凄いのに,それを3つなんて信じられないね。怪我から解放されて、来年、この勝利が足がかりになることを望むよ」

これでASPの2010年のシーズンが終了。そして、2011年のASPワールド・ツアーは来年2月オーストラリアで開始される。来年も世界最高の波で世界最高のサーファーによる素晴しいパフォーマンスが披露される事だろう。


ビラボン・パイプ・マスターズ・ファイナル:
優勝:ジェレミー・フローレス(FRA)14.54
2位:キーレン・ペロー(AUS)13.77
ビラボン・パイプ・マスターズ・セミファイナル結果:
SF 1:ジェレミー・フローレス(FRA)17.50 def.ケリー・スレーター(USA)17.23
SF 2:キーレン・ペロー(AUS)15.03 def.デーン・レイノルズ(USA)6.83
ビラボン・パイプ・マスターズ・クォーターファイナル結果:
QF 1:ジェレミー・フローレス(FRA)14.00 def.オーウェン・ライト(AUS)7.43
QF 2:ケリー・スレーター(USA)12.94 def.エイドリアン・バカン(AUS)3.16
QF 3:キーレン・ペロー(AUS)13.00 def.ジョディ・スミス(ZAF)12.00
QF 4:デーン・レイノルズ(USA)17.00 def.テイラー・ノックス(USA)3.37

ASPワールド・ツアー・トップ10
1. ケリー・スレーター(USA)69000
2. ジョディ・スミス(ZAF)52250
3.ミック・ファニング(AUS)44750
4. タジ・バロウ(AUS)42000
4. デーン・レイノルズ(USA)42000
6. ビード・ダービッジ(AUS)39000
7. エイドリアン・バカン(AUS)37250
7. オーウェン・ライト(AUS)37250
9. ジェレミー・フローレス(FRA)35750
10. エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)32000



EVENTS OF THE 2010 VANS TRIPLE CROWN OF SURFING:

第1戦/ハレイワ/11月12~23日
リーフ・ハワイアン・プロ、チョロス・ウイメンズ・ハワイアン・プロ
第2戦/サンセット/11月24日-12月6日
オニール・ワールド・カップ、オニール・ウイメンズ・ワールド・カップ、
第3戦/パイプライン/12月8~20日
ビラボン・パイプ・マスターズ、バンズ・ウイメンズ・デュエル・フォー・ザ・ジュエル



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詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。

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