タイラー・ライトがオニール・ウイメンズ・ワールド・カップ優勝。来年のワールド・ツアーに照準を合わせる(12/3)

サーフメディアは国内外の最新サーフニュースを発信。サーファー・コンペティション・ファッション・インダストリー・メディア事情など多彩な角度からホットなニュースを提供しています。

トリプルクラウン第2戦/ASP女子WT最終戦「オニール・ワールドカップ・オブ・サーフィン」

2010年11月24日-12月6日 サンセットビーチ、オアフ島、ハワイ

タイラー・ライトがオニール・ウイメンズ・ワールド・カップ優勝。
来年のワールド・ツアーに照準を合わせる(12/3)

wright2669oneill10kirstin_l.jpg
wright00028oneill10kirstin_l.jpg

【サンセット・ビーチ、オアフ/ハワイ-(2010年12月2日木曜日)】「バンズ・トリプルクラウン・オブ・サーフィン presented by ロックスター・エナジー・ドリンク」の第2戦であるASPウイメンズ・ワールド・ツアー「オニール・ウイメンズ・ワールド・カップ・オブ・サーフィン」が終了。2~4フィート(1メートル)のサンセット・ビーチで行われたファイナルで,サンセット・ビーチ・ローカルのココ・ホー(HAW)、4度のASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンに君臨するステファニー・ギルモア(AUS)、ASPウイメンズ・ワールド・ツアーNo.2のサリー・フィッツギボンズ(AUS)という強豪を抑え,ワイルドカードで出場していた16歳のタイラー・ライト(AUS)が見事優勝した。

ASPウイメンズ・ワールド・ツアーの最終戦であるオニール・ウイメンズ・ワールド・カップは、バンズ・トリプルクラウンの第2戦でもあり、2011年のASPウイメンズ・ドリーム・ツアーのためのサーファー・キャンペーンにおける極めて重要な試合となった。

16歳のライトにとって初めてのバンズ・トリプルクラウン。ファイナルはスタートから飛ばし、一連のビッグ・フォアハンド・スラッシュとパワフル・カーヴィングで、イベントのベスト・シングル・ウェイブスコア9.57をマーク。最高ヒート・トータル17.24を前半10分に決め、コンビネーション・シチュエーションで圧勝した。

「とっても素晴らしいと思います」とライトが言った。「楽しんで、いくつかの波を捕らえることが出来ました。本当にハッピーです。ガールズサーファー達はリッピングしていましたね。最高でした」

14歳の時にも、ワイルドカードで出場し初のASPウイメンズのワールド・ツアー・イベントに勝ったライトは、ルーキーイヤーとなる来シーズンの贅沢な練習を、このサンセットの大舞台でやってのけた。「このイベントは、来年への素晴らしいウォームアップになりました」とライトが言った。「来年は凄く楽しくなりそうで,今からすごく楽しみです」

ライトは前回のリーフ・ハワイアン・プロでも2位となり2戦連続のファイナリスト。その結果、名声あるバンズ・トリプルクラウン新人賞を獲得。更にトリプルクラウンのカレント・リーダーである彼女は、パイプラインで行われるトリプルクラウンの最終戦となるワンヒートバトルに出場することとなった。

「トリプルクラウンの新人王タイトがあるということは、数日前に誰かが私に話すまで知らなかったんです」とライトが言った。「素晴しいですね。ここにいられて本当にハッピーで楽しんでいます。自分がパイプに選ばれたなんて、とにかく素晴らしいと思います。2回ほどそこでサーフィンをしましたけど好きです。最高のビッグ・バレルを手に入れることができますからね」

今シーズンのASPランキング7位となったココ・ホー(HAW)は、サンセット・ビーチの彼女のローカル・ブレイクにおいて、声援を送る多くのギャラリーの前で、今シーズンの初ファイナル進出を果たし、ベストリザルトを手に入れた。

「タイラー(ライト)は最初から良い波を手に入れていたわ。アウトではよく聞こえなかったけど」とホーが言った。「良い波を2本だけ乗ろと思っていた。今年初のファイナルなの。最後のホームの試合で良い結果を残せて、本当にうれしいわ」

2位となったココ・ホーもパイプラインでバンズ・トリプルクラウン・タイトルをかけて戦う「バンズ・ウイメンズ・デュエル・フォー・ザ・ジュエル」の4人のコンペティターの1人としてスポットを手に入れた。

また、4年連続ASPウイメンズ・ワールド・タイトルをプエルトリコで獲得したギルモアは、今回3位となり,トリプルクラウンのレイティングでは,前回のハレイワの優勝から2位に付け、パイプラインで最終決戦に挑む。

2010年のウイメンズ・バンズ・トリプルクラウンの最終戦は、2戦終了後のレイティング上位4名のタイラー・ライト、ステファニー・ギルモア、ココ・ホー、アラナ・ブランチャードのみが出場。シリーズ・タイトルをかけた最終戦「バンズ・ウイメンズ・デュエル・フォー・ザ・ジュエル」はパイプラインにおいてワン・ヒート・バトルで行われる。

そのイベントは、ビラボン・パイプ・マスターズのウエイティング・ピリオド、2010年12月8日から20日の間に行われる予定となっている。

オニール・ウイメンズ・ワールド・カップ・オブ・サーフィン・ファイナル結果:

優勝:タイラー・ライト(AUS)17.24
2位:ココ・ホー(HAW)11.43
3位:ステファニー・ギルモア(AUS)10.27
4位:サリー・フィッツギボンズ(AUS)9.96

2010年ASPウイメンズ・ワールド・ツアー最終ランキング:
1、ステファニー・ギルモア(AUS)
2、サリー・フィッツギボンズ(AUS)
3、カリッサ・ムーア(HAW)
4、シルヴァナ・リマ(BRA)
5、ソフィア・ムラノヴィッチ(PER)
6、チェルシー・ヘッジス(AUS)
7、ココ・ホー(HAW)
8、メラニー・バーテルス(HAW)
9、ページ・ハレブ(NZL)
10、レベッカ・ウッズ(AUS)
11、クレア・ベビラックァ(AUS)
12、リー・アン・カレン(FRA)
13、ロザンヌ・ホッジ(ZAF)
14、ジェシー・マイリー-ダイヤー(AUS)
15、ブルーナ・シュミッツ(BRA)
15、エミー・ドナホー(AUS)
15、□ニキータ・ロブ(ZAF)

2011年ASPウイメンズ・ワールド・ツアーサーファー・リスト:
1-ステファニー・ギルモア(AUS)
2-サリー・フィッツギボンズ(AUS)
3-カリッサ・ムーア(HAW)
4-シルヴァナ・リマ(BRA)
5-ソフィア・ムラノヴィッチ(PER)
6-チェルシー・ヘッジス(AUS)
7-ココ・ホー(HAW)
8-メラニー・バーテルス(HAW)
9-ページ・ハレブ(NZL)
10-レベッカ・ウッズ(AUS)
11-ローラ・エネバー(AUS)
12-タイラー・ライト(AUS)
13-コートニー・コンローグ(USA)
14-ジャクリーン・シルヴァ(BRA)
15-ポーリーン・アドゥ(FRA)
16-アラナ・ブランチャード(HAW)
17-怪我ワイルドカードはまだ確定していない

EVENTS OF THE 2010 VANS TRIPLE CROWN OF SURFING:

第1戦/ハレイワ/11月12~23日
リーフ・ハワイアン・プロ、チョロス・ウイメンズ・ハワイアン・プロ
第2戦/サンセット/11月24日-12月6日
オニール・ワールド・カップ、オニール・ウイメンズ・ワールド・カップ、
第3戦/パイプライン/12月8~20日
ビラボン・パイプ・マスターズ、バンズ・ウイメンズ・デュエル・フォー・ザ・ジュエル






http://triplecrownofsurfing.com/oneillwomensworldcup/live



aspjapan_logo_333.gif
詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。

ASPコンテスト最新ニュース

logo.png
【サーフメディアのつぶやきまとめサイト】