ステファニー・ギルモアが優勝。パーコが復活のパーフェクト10をスコアする。(11/18)

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トリプルクラウン第1戦/ASPプライム「リーフ・ハワイアン・プロ」「チョロス・ウイメンズプロ」

2010年11月12日 - 23日 ハレイワ、オアフ島、ハワイ

ステファニー・ギルモアが優勝。パーコが復活のパーフェクト10をスコアする。(11/18)

prizegiving6474reef10cestari_l.jpgAbove: (L-R) Gilmore, Wright, Silva & Blanchard. Photo: Kelly Cestari
gilmore_s6046reef10cestari_l.jpgStephine Gilmore,win. Photo: Kirstin Scholtz

【ハレイワ、オアフ、ハワイ-(2010年11月17日)】ハワイ、オアフ島ノースショアで行われる賞金総額900,000ドルの第28回「バンズ・トリプルクラウン・オブ・サーフィン presented by ロックスター・エナジー・ドリンク」の女子第1戦であるASP6スターイベント「チョロス・ウイメンズプロ」が終了。4度のASPワールド・チャンピオンであるオーストラリアのステファニー・ギルモアが優勝し,トリプルクラウンで幸先の良いスタートを切った。

ダブル・オーバーヘッドでのギルモアは、全てのラウンドでパーフェクトに近いスコアをマーク。完璧なクリティカル・マニューバーを誰も止める事は出来なかった。

2位となったのは、オーストラリアのレノックス・ヘッド出身である16歳のルーキー、タイラー・ライト。彼女はウイメンズ・サーフィンで最も未来的なマニューバーを見せたが、ギルモアの円熟したパフォーマンスを上回る事は出来なかった。第3位は昨年のイベント勝者であるアラナ・ブランチャード(ハワイ)。そして、ジャクリーン・シルヴァ(ブラジル)が第4位となった。今日の結果で、ライト、ブランチャード、シルヴァの3名は,来年のASPワールド・ツアーへクオリファイを決めた。

「いつか自分のキャリアにおける、全てのデスティネイションで優勝を収めたい」とギルモアが言った。「最高だと思うわ。トリプルクラウンをリードできるなんて快感ね。ハレイワでのサーフィンは、延々と続く長いターンと、波を読む力が重要ね。特にこの深いバンクでは、 より切り立ったスポットを選ぶこと。..最もクリティカルなターンをするためにね。いかなる形のライトハンダーでも楽しんだわ。アウトでは本当に落ち着いていた」

2位となった16歳のタイラー・ライトは、ギルモアに対する賞賛に溢れていた。「良い波が来ていて本当に楽しかったです。何本か波を掴んだんですけど,ステファニーに圧倒されました。彼女は完璧にリップしてました。一年中リップしているの。それにほんとうに威圧的ではない。これをチャレンジとして,違う観点から見ています。スーパーエキサイティングですよ。世界最高峰のなかにいる自分がそこにあって、興奮しない方がおかしいですよね」

女子のバンズ・トリプルクラウンのステージ2は、11月24日から12月6日までサンセット・ビーチで開催。12月8~20日にパイプラインで行われる第3戦の最終イベントには、その第2戦が終了した時点でのトリプルクラウン・レイティングのトップ4のみが参加出来る。

パーフェクトなパーコが復活。

parkinson_j6653reef10cestari_l.jpgParko Perfection. Photo: Kelly Cestari


男子のリーフ・ハワイアン・プロは、ラウンドオブ96の全ヒートが行われ、昨年のトリプルクラウンに輝いたジョエル・パーキンソンが、パーフェクト10を叩き出し、更にイベント・ベストヒートスコア19.87をマークした。足に大怪我を負い、6ヵ月間ツアーを離れていた『パーコ』。そんな彼がダブル・オーバーヘッドのコンディションで見せた、その素晴しいパフォーマンスにギャラリーは総立ちになった。

「長い怪我からのカムバックに、これ以上最高な場所は無いね」とパーキンソンが言った。「激しくプッシュする波のほうが、サーフするのはイージーなんだ。小さい波のほうが難しい。だからハワイで復帰出来て最高の気分だよ」

「自分が10ポイント出した事は,ヒート中盤まで分からなかった。それで、僕が満点?って感じだったね。ゼロを書き違えたか何かだと思ったよ。もちろん。今年もトリプルクラウンを取りたいね。でも,そのためにはヒート毎勝ち上がる必要がある。足の具合はいいよ。あまり良くないと思っていたけど,いまは良い感じさ」

その他に、ブラジルのラオニ・モンテイロ、グランジャー・ラーセン(ハワイ)、ジェイ・クイン(NZ)、ヤディン・ニコル(AUS)、エヴァン・バリエール(ハワイ)といった選手が素晴しいパフォーマンスを見せた。パーキンソンと同じヒートで2位で勝ち上がったバリエールのスコアは16.5。そのスコアは他の男子のヒートであればトップ通過のスコアだった。


男子コンペティションは64名の選手に絞られ,あと2日間でファイナルとなる。Surfline.comの予報では,今日のWNWスウェルが明日も続く見込み。また日曜から月曜あたりに同様の新しいスウェルが到着し、その辺りがファイナルデイと見込んでいる。あすファーストコールは午前7時45分。


チョロス・ウイメンズ・ハワイアン・プロ

ファイナル:
優勝:ステファニー・ギルモアAUS、4,500ドル、17.77ポイント、
2位:タイラー・ライト(AUS)2,500ドル 13.9pt
2位:アラナ・ブランチャード(HAW)2,100ドル 10.0pt
2位:ジャクリーン・シルヴァ(BRA)1,900ドル 9.96pt

セミファイナル
H1:
ステファニー・ギルモア(AUS)は17.50
テイラー・ライト(AUS)16.00
ナーガ・メラメド(HAW)3.93
フェリシティ・パーメター(AUS)3.77
H2:
アラナ・ブランチャード(HAW)11.94
ジャクリーン・シルヴァ(BRA)7.23
サリー・フィッツギボンズ(AUS)6.43
ココ・ホー(HAW)が0.00




http://triplecrownofsurfing.com/reefhawaiianpro/live



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詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。

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