サンセットビーチでトリプルクラウン第2戦となる「オニール・ワールドカップ」がスタート(11/25)

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トリプルクラウン第2戦/ASP男子プライム、女子WT「オニール・ワールドカップ・オブ・サーフィン」

2010年11月24日-12月6日 サンセットビーチ、オアフ島、ハワイ

サンセットビーチでトリプルクラウン第2戦となる「オニール・ワールドカップ」がスタート(11/25)

centeio_j9863oneillM10cestari_l.jpgJoel Centeio

【サンセット・ビーチ、オアフ/ハワイ-(2010年11月24日水曜日)】ハワイ、オアフ島ノースショアで開催中の賞金総額90万ドルの第28回「バンズ・トリプルクラウン・オブ・サーフィン presented by ロックスター・エナジー・ドリンク」の男子第2戦であるASPプライム「オニール・ワールド・カップ・オブ・サーフィン」が6~8フィートのサンセット・ビーチでスタート。男子はラウンドオブ128の9ヒートまでが行われ,女子のワールドツアー最終戦ではラウンド1とラウンド2が行われた。

サウス・アフリカのルディ・パームブーム(22)は今日、オニール・ワールド・カップのオープニング・ラウンドで全く新しいファン層を獲得した事だろう。ダブル・オーバーヘッドのコンディションで,パームブームは、パーフェクトなリズムを見つけ、そして、男子のオープニングデイのベスト・シングル・スコア8.67と本日の最高点となった2ウェイブ・ヒート・トータル15.34をマークした。今日のサンセットは,世界で最もハードなサーフスポットと知られる本来の姿と比べると,比較的プレイフルな方へ傾いた。

「かなり楽しかったね。自分が思ったより凄く大きかったよ」とパームブームが言った。「小さな素晴らしいバレルで8.67を手に入れた。ホーンが鳴って直ぐに,その良い波に出くわしたんだ。より広がりがある感じで,良い波になるウネリがたくさん入って来た。15歳からハワイに来ていて7年目。今回が3度目のトリプルクラウンなんだ。ここでかなりサーフするよ。最近やっとこの波を楽しめるようになったんだ。実際のところ、これまであまり多くのヒートを戦えなくて、がっかりだったけど、それが好きだと思えるようになった」

ブラジルのベルナルド・ミランダは今日のもう一人のハイ・スコアラーで8.0をスコアしたものの、バックアップを見つけられず敗退。しかし、同じブラジルのユリ・ソドレは、ハワイのジェシー・メルル-ジョーンズ、クレイ・マルゾー、ミシアス・フェリクス(ブラジル)とのヒートを1位通過を果たした。

「本当に子供の時からここに来ているんだ。13歳の時からだよ。この波でのサーフィンして本当に楽しんでいる」とソドレが言った。「争いはない。スペシャル場所で最高のヴァイブレーションのある素晴らしいビーチなんだ。4人だけでサンセットでサーフ出来るという自分にとっては最高のチャンスなんだ」

また、カリフォルニアの4名のうち,サン・クレメンテのクリス・ワードとサン・ディエゴのオースティン・ウェアはラウンドアップ。ティム・レイズ(ハンティントンビーチ)とクリス・ウェアリング(シールビーチ)は敗退した。

「ポジショニングが大変で、選ぶほど多くの波がなかったから、そのヒートは本当にハードだった。ツアーを離れて違った波でサーフするオープンな時間を手に入れたんだ。でもサンセットに戻って来て,トリプルクラウンは最高に良い気分だね。ここに居れて嬉しいよ」

ジョエル・センティオ、サニー・ガルシア、マイルス・パダカとパンチョ・サリヴァンのハワイの大本命であるサンセット・クルーは、その経験から湧き出るポジショニングとウェイブ・セレクションで、彼らがなぜサンセットで本命であるかを実証し、彼らをサンセットで倒すのは極めて困難である事を改めて示した。

「実際のところ少しナーバスだった」とセンティオが言った。「ハレイワのようなビッグなイベントで優勝して、もう一つ大きい結果を残したいんだ。波の事とヒートを勝ち上がる事だけ考えていた。トリプルクラウンのレースとしてはまだ早い。だから、この前半に良いリズムを掴んでおきたいんだ。再びファイナルに残りたいね。そうすれば、トリプルクラウンにかなり近くなる」

fitzgibbons_s8182oneillW10cestari_l.jpgサリー・フィッツギボンズ(AUS)

女子のオニール・ウイメンズ・ワールド・カップのオープニングデイは、トップシードの選手によって支配された。すでにステファニー・ギルモア(AUS)がプエルトリコでASPウイメンズ・ワールド・タイトルを獲得したため、コンペティターは、このサンセットで2011年のASPドリーム・ツアーのリクオリファイと、バンズ・トリプルクラウン・タイトルを目指し戦っている。

現在世界2位のサリー・フィッツギボンズ(AUS)は、オープニング・ヒートで、強烈なパフォーマンスを見せ、今日のベストシングル8.50 とベストヒートスコア14.83で他の選手をコンビネーションに追い込み圧勝した。

「私たちは今日、ここで本当に良いコンディションを手に入れた」とフィッツギボンズが言った。「良いリズムを掴んで勝ち上がれて嬉しいわ。タイミングがすべてね。去年ここでファイナルに残れた事で凄く自信を得たの」

フィッツギボンズは今シーズンのワールドツアーにおいて、3試合で2位になっており、勝利でオニール・ワールド・カップを終え,バンズ・トリプルクラウン獲得に燃えている。「長い道程だけど、サンセットで大きい波に乗るのが好きなの」とフィッツギボンズが言った。「今年のツアーではあまり大きい波で出来なかった。ビッグボードを準備して挑戦するのも良いと思う」

明日はサンクスギビング・デイのため、コンペティションはオフ。オーガナイザーは明後日11月26日金曜日の朝、午前8時のスタートを目指しコールする。

EVENTS OF THE 2010 VANS TRIPLE CROWN OF SURFING:

第1戦/ハレイワ/11月12~23日
リーフ・ハワイアン・プロ、チョロス・ウイメンズ・ハワイアン・プロ
第2戦/サンセット/11月24日-12月6日
オニール・ワールド・カップ、オニール・ウイメンズ・ワールド・カップ、
第3戦/パイプライン/12月8~20日
ビラボン・パイプ・マスターズ、バンズ・ウイメンズ・デュエル・フォー・ザ・ジュエル






http://triplecrownofsurfing.com/oneillwomensworldcup/live



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詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。

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