ラオニ・モンテイロはサンセットに20年振りのブラジル国旗を翻す(12/3)

【サンセット・ビーチ、オアフ/ハワイ－（2010年12月2日木曜日）】「バンズ・トリプルクラウン・オブ・サーフィン presented by ロックスター・エナジー・ドリンク」の第2戦である男子ASPプライム「オニール・ワールド・カップ・オブ・サーフィン」が終了。

ブラジルのラオニ・モンテイロ（28）は、20年振りにサンセット・ビーチのオニール・ワールド・カップで優勝した南米サーファーとなった。それは1991年のファビオ・ゴウベイアの優勝以来のことで、バンズ・トリプルクラウンの28年の歴史のなかで、南米男性として優勝したのは2人目である。

2～4フィート（1メートル）のサンセット・ビーチで行われた30分のファイナルは激戦のクロスヒートとなった。ファイナルは、モンテイロに、ハワイのグランジャー・ラーセンとオーストラリアのペアのジュリアン・ウィルソンとジョシュ・カーの戦い。

ファイナルはトップ3の間で何度も入れ替わった。しかし，ヒートの多くはジュリアン・ウィルソンによってリードされたが，終盤モンテイロがファイナルのベストとなる7.87ポイントを決め大逆転。ヒートスコア14.37でジュリアン・ウィルソンの追撃を振り切って勝利を手に入れた。

「長い間、ハワイで良い結果を残したかった自分にとって今回の勝利は本当に有り難い事だよ」とリオデジャネイロ出身であるモンテイロが言った。「いま優勝出来て本当に嬉しい。「今日は、本当に難しかった。じっくり波を待とうと思ったんだ。奥のボーンヤードでファーストブレイクが割れるセットが来るのが分かっていたからね。だから，その最後まで乗れる波を手に入れれば，いくつものグッドターンがメイク出来ると思っていたんだ。それが上手く行ったんだよ」

「あらゆるコンディションの準備をしておかなければならないんだ。だから僕はスモール・ウェイブの準備をしていた。僕はブラジル出身だから、スモール・ウェイブでのサーフィンを分かっているんだ。本当に勝てて嬉しいよ」

惜しくも2位となったジュリアン・ウィルソンは、前回のハレイワで行われたトリプルクラウン初戦の3位に続く2度目のファイナル。そんな彼はバンズ・トリプルクラウン新人賞を獲得した。「タフではなかったよ。自分の波を見つけたし、良いヒートだった」とウィルソンが言った。

「勝つチャンスはあったけど、不十分だったね。かなり良いファイナルをサーフィンできたと感じた。ファイナルに勝ち上がることは、いつでも快感だね。波も掴んで勝てるチャンスがあったんだけどね。がっかりはしていないよ。2戦連続でファイナルだからね。それって凄い事さ」

「新人王は、素晴らしい賞だよ。ハレイワでヒース（ジョスキ）とファイナルを戦った。彼のルーキーイヤーだったんだ。僕たちが，ここでちょっとした撃ち合いになるのかなって感じてた。でもヒースは本当に不運で、このイベントに出れなかった。だから，ルーキーイヤーに関してはリラックス出来ていたんだと思う」

モンテイロによってクォーター・ファイナルで破れたにもかかわらず、オーストラリアのジョエル・パーキンソンは、バンズ・トリプルクラウン・シリーズ・レイティングをリード。バンザイ・パイプラインの最終戦に挑む。

「バンズ・トリプルクラウン・オブ・サーフィン」の最終戦でASPワールドツアーの最終戦である ビラボン・パイプ・マスターズは、12月8～20日の開催ピリオドを持っている。またコンテスト期間中は，毎朝7時45分からトリプルクラウンのライブ・モーニング・ショーを配信。最新ニュース、ハイライトをフィーチャーする。

オニール・ワールド・カップ・オブ・サーフィン（男子）
ファイナル
優勝：ラオニ・モンテイロ（BRA）14.37　$20,000
第2位：ジュリアン・ウィルソン（AUS）14.20　$10,000－
第3位：グランジャー・ラーセン（HAW）12.47　$5,100－
第4位：ジョシュ・カー（AUS）11.66　$4,900－
セミファイナル
H1
ジュリアン・ウィルソン（AUS）13.43;
ジョシュ・カー（AUS）13.07;
エイドリアン・バカン（AUS）13.00;
ベン・ダン（AUS）9.57
H2
グランジャー・ラーセン（HAW）15.90;
ラオニ・モンテイロ（BRA）15.20;
ミック・ファニング（AUS）13.50;
ジョン・ジョン・フローレンス（HAW）5.53

http://triplecrownofsurfing.com/oneillwomensworldcup/live




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