2010年11月24日-12月6日 サンセットビーチ、オアフ島、ハワイ
キャミーズとバルズリーフのダブルバンクで明日再開か(12/1)
【サンセット・ビーチ、オアフ/ハワイ-(2010年11月30日火曜日)】ハワイ、オアフ島ノースショアで開催中の賞金総額90万ドルの第28回「バンズ・トリプルクラウン・オブ・サーフィン presented by ロックスター・エナジー・ドリンク」の第2戦であるASP男子プライム「オニール・ワールド・カップ・オブ・サーフィン」、および女子のワールドツアー最終戦が行われているサンセット・ビーチは、波なし状態が続き5日連続でレイデイとなった。しかし、明日到着が予想されている新しいスウェルによってコンペティションを再開出来る事を期待している。
ラニーニャ現象はハワイにスモール・ウェイブをもたらし、世界最高峰のサーファーを厳しい状況に追いやっている。トリプル・クラウンの28年の歴史で初めて、オニール・ワールド・カップの開催地であるサンセットビーチに巨大な波を届けなかった。
この平均以下のサーフ・コンディションは、ハワイの冬の波を形成する基となる気象パターンに影響を及ぼす海洋気象現象のラニーニャが原因だと思われている。既に開催期間は6日間経過しているがコンテストは1日しか行われていない。オニール・ワールド・カップのウエイティング期間は12月6日までだ。オフィシャル波予報のSurfline.comによれば、新しいスモール・スケールのうねりが明日到着して、木曜日まで続く見込みで、コンペティションが再開できると考えている。
サンセットの残りの開催期間に予想されるうねりは、この2日間だけで、主催者は提供される波をフルに活用するため、トラディショナル・サンセット・ラインアップの西に位置する「キャミーズ」と、メイン・サンセット・ブレイクのインサイドのシャローリーフである「バルズリーフ」の2カ所でコンテストを進める方針を固めた。男子のラウンド3は明日行われる予定で、木曜日に男子、女性のファイナルデイとなるだろう。
先週はライディング可能な波にかろうじて遭遇したが、今年のコンディションは、サンセット・ビーチに毎日、サーフィン出来ないほどの巨大な波が打ち寄せた2009年のエルニーニョ・ウインターにはほど遠い。ラニーニャ現象は、この時期にオアフのノースショアに集まる世界のトップ・サーファーの忍耐テストしているかのようだ。
毎朝7時45分から始まるトリプルクラウンのライブ・モーニング・ショー では、最新ニュース、ハイライトをフィーチャー。オーガナイザーは明朝、午前8時のスタートを目指しコールする。
EVENTS OF THE 2010 VANS TRIPLE CROWN OF SURFING:
第1戦/ハレイワ/11月12~23日
リーフ・ハワイアン・プロ、チョロス・ウイメンズ・ハワイアン・プロ
第2戦/サンセット/11月24日-12月6日
オニール・ワールド・カップ、オニール・ウイメンズ・ワールド・カップ、
第3戦/パイプライン/12月8~20日
ビラボン・パイプ・マスターズ、バンズ・ウイメンズ・デュエル・フォー・ザ・ジュエル
http://triplecrownofsurfing.com/oneillwomensworldcup/live
※詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。