ファニング、絶好調。ベスト32のうち15名がオージーとなる(11/19)

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トリプルクラウン第1戦/ASPプライム「リーフ・ハワイアン・プロ」「チョロス・ウイメンズプロ」

2010年11月12日 - 23日 ハレイワ、オアフ島、ハワイ

ファニング、絶好調。ベスト32のうち15名がオージーとなる(11/19)

fanning_m7076reef10cestari_l.jpgThe famous Fanning fantail. Photo: Kelly Cestari

【ハレイワ、オアフ、ハワイ-(2010年11月18日金曜日)】ハワイ、オアフ島ノースショアで開催中の賞金総額90万ドルの第28回「バンズ・トリプルクラウン・オブ・サーフィン presented by ロックスター・エナジー・ドリンク」の男子第1戦であるASPプライム「リーフ・ハワイアン・プロ」は、オーバーヘッドのコンディションでラウンドオブ64が終了。

2度のワールド・チャンピオンで現在のワールドNo.3であるミック・ファニングは、トップシードのラウンドオブ64から登場。今日の最高点をマークし,その強さを見せつけ、トリプルクラウン争いに名乗りを上げた。そのためにファニングは、昨日のヒートスコアのベンチーマクとして存在する親友のジョエル・パーキンソンを倒さなければならない。

ファイナルデイを戦うサーファーは32人に絞られ、そのうちファニング、パーキンソンを含む15人がオージー、そこに6人のハワイアン、4人のブラジリアン、2人のカリフォルニアンが加わり、フロリダ、ニュージーランド、タヒチ、フランス、カナリア諸島からは1名ずつのサーファーが勝ち上がっている。

アレックス・スミス(ハワイ)、ラオニ・モンテイロ(ブラジル)、パブロ・パウリーノ(ブラジル)との戦いとなったファニングのヒートは、明らかにラウンドオブ64で最もホットなヒートだった。9.37と8.17(トータル17.54)のファニングのトップスコアは、スミスとモンテイロに火をつけ、スミスは15.37でラウンドアップ。モンテイロは15.13で3位敗退となったが,そのスコアは他のヒートであれば勝ち上がれた数字だった。

「レース(ASPワールド・タイトル)の結果が出るとすぐに、僕のフォーカスの全てはトリプルクラウンにシフトした。そして今年、ここハワイで本当に優勝したい」とファニングが言った。「それぞれのイベントのファイナルには数回勝ち上がっているけど、優勝した事が無いんだ。いつも自分を上回る選手がいた。もしトリプルクラウンが取れるなら、それは物凄い事だと思う。

昨日、復活してやりたい放題やっていたジョエルを見て、かなりインスパイヤーされたんだ。ハワイが大好きだ。飛んだり跳ねたり他の事をしないで済むからね。それが本当のサーフィン。素晴しいよ」


parkinson7867reef10kirstin_l.jpgParko. Photo: Kelly Cestari

今回のイベントで唯一のパーフェクト10をスコアしたジョエル・パーキンソンは今日、全く危なげないサーフィンで14.1をスコア。素晴しいフォームを続けた。ヒートの組み合わせがファニングとは逆サイドのパーキンソン。彼等が対戦するのはファイナルとなる。

「ミック誰?」とパーキンソンが冗談を言った。「トリプルクラウンに勝つという事は僕たちが常に望んでいること。ここ数年はASPワールドタイトルが主導権を握っていたと思う。でも今年はケリーが早くに決めたから気をもむ事もない。だから今年はトリプルクラウンになりそうだよ。ヒートの結果を気にしなくていいから最高だね。海から長い時間離れていたから、水の中にいられるだけで嬉しいんだ。だから,ヒートでパドルアウトし『アウトにいられて幸せだな』って自分に言っている。それで上手く行っているのかもしれないね。負けたくないよ。決して負けたくない。いつだって勝つために、ここに居るんだから」

その他の今日のハイライトは、最大の最もクリーンなエアリアル・マニューバーのフライング・リバース360を見せたヤディン・ニコル(オーストラリア)、昨年のリーフ・ハワイアン・プロ・チャンピオンでホームタウンの旗手を務めるジョエル・センティオ、そして、グランジャー・ラーセン(マウイ)だった。

Surfline.comの予報からイベント主催者は,11月21日日曜日にファイナルデイを開催する方向に傾いているようだ。しかし、毎朝サーフ・コンディションの分析は続けられる。また明朝、午前7時45分に行われる「THE CALL」では、『クラッシュ・オブ・ザ・レジェンド』のサニー・ガルシアとトム・キャロルによるライブ・スタジオのインタビューが行われる予定。



http://triplecrownofsurfing.com/reefhawaiianpro/live



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詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。

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