ビラボン・パイプライン・マスターズ(メンズWCT)
バンザイ・パイプライン、12月8~20日
ビラボン・パイプライン・マスターズで
ASP世界タイトル・ショーダウンが繰り広げられる(12/8)
Pictured: Mick Fanning (AUS), 28, and Joel Parkinson (AUS), 28, will do battle at for the 2009 ASP World Title at the Billabong Pipeline Masters. Credit: © ASP/ CI/ CESTARI via GETTY IMAGES
【現地2009年12月7日月曜日、パイプライン、ハワイ】2009年のASP世界タイトル・レースは、ミック・ファニングとジョエル・パーキンソンという2人の大親友の間で、12月8日から20日のウエイティング期間で開催されるビラボン・パイプライン・マスターズで争われることとなった。
この2007年のASPワールド・チャンピオンで現在のASPワールドナンバー1であるミック・ファニング(AUS)と、ゴールドコーストの大親友である現在のASP第2位のジョエル・パーキンソン(AUS)の二人は、世界最高峰のサーファーとパイプラインのスペシャリストたちが待ち受ける「ビラボン・パイプライン・マスターズ」で世界タイトルを奪い合う。
「最終的にパイプまでタイトル争いがもつれ込んだことは、これまでにも数回あったけど、それが自分とジョエル(パーキンソン)の争いになるなんて最高だね」とファニングが言った。「パイプラインまで来て夢が叶ったように感じるよ。本当にエキサイトしている。少しの砂もリーフにはない。2、3日いい日があると良いんだけどね」
今シーズンの前半を素晴しい成績で独走したパーキンソン。しかし、バリでのトレーニング中に怪我を負い、最終の4イベントのうち、3つに勝ったファニングに追い越されてしまった。「今年の後半に入って、トラッスルズ辺りから勢いに乗って、いまトップにいる」とファニングが言った。 「プレッシャーの全てが、いまジョエルにあると思う。 彼は3位になる必要があるからね。僕は自分自身に集中して、できるだけ多くのヒートを勝ち上がる。そうすることで彼の状況をハードにすることができるんだ」
確かにファニングは強烈なレイティング・リードを持っているが、それに対するパーキンソンは、パイプラインの波との相性は抜群で、最大限の力を引き出すためにそれを利用する。「ASPタイトル争いがパイプで見られるのは、明らかにエキサイティングだね」とパーキンソンが言った。
「ミックはサンセットもずっと調子が良いね。自分も同じように調子が良いから、素晴しい戦いになると思うよ。パイプラインは世界屈指の物凄い波だよ。ビーチも近いしね。自然の円形競技場だ。僅か50ヤードの所で行われるサーフィンは、かなりエキサイティングだからね」
彼にとって初めてのASPワールド・タイトルを追い続けるのと同時に、バンズ・トリプルクラウン・タイトル防衛を狙うパーキンソンは、昨日のサンセット・ビーチでの圧倒的な勝利により、それをより容易なものにした。
「バンズ・トリプルクラウン・タイトルを防衛するためにエキサイトしているよ」とパーキンソンが言った。「ハレイワのクォーターファイナルで負けた後に思ったんだ。サンセットで勝たなくてはならないとね。僕のフォーカスがトリプルクラウンに100パーセントではなかったのさ。パイプに集中していたんだ。しかし、サンセットで優勝出来た今、再びバンズ・トリプルクラウンを獲得したいんだ」
ビラボン・パイプライン・マスターズにおける2009年のASPワールド・タイトルへのシナリオは、以下の通りである:
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ファニングが9位から33位となった場合、パーキンソンは逆転するために3位以上が必要。ファニングが5位となった場合、パーキンソンは逆転するために2位以上が必要。ファニングが3位となった場合、パーキンソンは逆転するために優勝しなければならない。ファニングが3位となった場合、パーキンソンは逆転するために優勝しなければならない。ファニングが2位か優勝した場合、彼は2009年のASPワールド・タイトルをつかみとる。