ビラボン・パイプライン・マスターズ(メンズWCT)
バンザイ・パイプライン、12月8~20日
Pictured: John John Florence (HAW), 16, wildcard and youngest the competitor in the Billabong Pipe Masters, was dominant once again today at the Billabong Pipe Masters.
Credit: © ASP/ CI/ CESTARI via GETTY IMAGES
ラウンド2はハワイアンが大活躍を見せる(12/12)
【パイプライン、オアフ/ハワイ(2009年12月11日金曜日)】ASPワールド・ツアー最終戦である、トリプルクラウン最終戦「ビラボン・パイプライン・マスターズ」がクリーンな4~6フィート・バレルのコンディションで再開。残りのラウンド2の9ヒートをデュアルヒート・フォーマットで行った。
大会4日目は、ハワイアンによって支配され、行われた9つのヒートのうち6ヒートが彼らが勝ち取った。そんな中で、昨日も注目を浴びた今回の最年少サーファーであるワイルドカードで出場の16歳のジョン・ジョン・フローレンス(HAW)は、今日も堂々とした冷静な試合運びを見せ、バックドアとパイプラインでベスト・ヒート・トータル18.90を集め、ASP27位のヘイター・アルベス(BRA)を下した。
「パイプラインを僅か3人だけでやるなって頭がおかしくなりそうですよ。楽しい波がたくさんあって、このチャンスに出来るだけ多く波を捕まえようとしてました。サイズが小さくなった時のこと分かっていたので良かったです。リーフに沿ってブレイクするのが早くなることがよくあるんです」フローレンスはラウンド3でボビー・マルチネス(USA)と対戦する。
3度のASPワールド・チャンピオンで4度のパイプ・マスターズ・チャンピオンであるアンディ・アイアンズ(HAW)は、今日のファイナル・ヒートでいくつものバックドアをくぐり抜け、ドリュー・コートニー(AUS)を片づけた。「このイベントには多くのファンがいてくれる」とアイアンズが言った。「この2日、波は本当によかったよ。明日は更に良くなりそうだよ。再びジャージをつけてコンテストを楽しんでいるよ。 2010年にツアーを再開する前に、ここで良い結果を残したいね」
現在ASPランキング37位で昨年マスターズ2位となったクリス・ワード(USA)は、2010年のASPドリーム・ツアーにリクオリファイするために強烈な結果が必要である。「良いバレルライドでチャージ出来そうだね。波がこの2日間でもっと良くなるみたいなんだ。楽しみだよ。去年はケリーに次いで2位になれて最高だったね。パイプ・マスターズとトリプルクラウンに勝ちたかったけど、今年は新しい年。パイプ・マスターズに勝ちたいね」
また、現在のASPランキング17位のディーン・モリソン(AUS)も、バックドアで素晴しいパフォーマンスを見せた。「バックドアは僕の大好きな波なんだ」とモリソンが言った。「一年中ここに来るのを楽しみにしているんだ。ここで6週間過ごして、バレルを手に入れるつもりさ。大好きなんだよ。ここで過ごすことで、自分自身にとって、このアウトでくつろぐことができるんだ。試合でも、この波を分かっていることは良いことだからね」
サーフラインの予報によれば、明日は10~12フィート(3-4メートル)にサイズアップすることが予想されている。
イベント主催者は、明朝、午前8時のスタートを目指し午前6時30分にファーストコールを行う。
ビラボン・パイプライン・マスターズ:ラウンド2結果
ヒート8:トーリー・マイスター(HAW)14.83 カイ・オットン(AUS)14.00
ヒート9:ディーン・モリソン(AUS)16.93 シオン・ミロスキー(HAW)8.37
ヒート10:クリス・ワード(USA)15.50 アリツ・アランブルー(EUK)14.66
ヒート11:フリン・ノヴァク(HAW)14.17 ミシェル・ボウレズ(PYF)11.84
ヒート12:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)18.90 ヘイター・アルベス(BRA)3.24
ヒート13:ギャビン・ジレット(HAW)14.20 ミック・キャンベル(AUS)8.97で
ヒート14:ダイヤン・ネーブ(AUS)14.16 ティム・ボール(FRA)13.17
ヒート15:ハンク・ギャスケル(HAW)16.44 ベン・ダン(AUS)15.67
ヒート16:アンディ・アイアンズ(HAW)18.40 ドリュー・コートニー(AUS)9.74