ビラボンパイプラインマスターズが開始。

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バンズ・トリプルクラウン2009最新ニュース

ビラボン・パイプライン・マスターズ(メンズWCT)

バンザイ・パイプライン、12月8~20日

aibbgpiper109(cestari)big.jpgPictured: アンディ・アイアンズ (HAW), 31, 3X ASP Champion and former four-time Pipe Masters Champion, saw a welcomed returned to form today at the Billabong Pipeline Masters. Credit: © ASP/ CI/ CESTARI via GETTY IMAGES

ビラボン・パイプライン・マスターズ開始(12/11)


【パイプライン、オアフ/ハワイ(2009年12月10日木曜日)】12月8日にウエイティング期間がスタートしたASPワールド・ツアー最終戦である、トリプルクラウン最終戦「ビラボン・パイプライン・マスターズ」がクリーンな6~10フィートのコンディションでスタート。ラウンド1とラウンド2のヒート7までをデュアルヒート・フォーマットで行った。

トリプルクラウンの3戦目となる最終イベントはASPのスペシャルシリーズ。この「ビラボン・パイプライン・マスターズ」では、2009年のASPワールド・タイトルのショーダウンと、2010年のASPドリーム・ツアーへのリクオリファイという2つのドラマティックなストーリーが演じられることになる。

そして、コンペティションは、世界最高峰のサーファたちに、パイプラインのスペシャリストたちが加わり、参加選手にとってを特に意欲をかき立てる。

そんな中で、素晴しいパフォーマンスを見せたのが、ミッキー・ピコン(FRA)。彼は現在ASP39位。2010年のポジションを手に入れるために、このファイナル・イベントで良い結果が必要である。ファーストラウンドでワイルドカードのマノア・ドローレ(PYF)を倒したピコンは、今日のファイナル・ヒートで、素晴らしいバックハンドのチューブ-ライディング・アプローチを披露。イベント・ベストヒート・トータル 19.76を記録し、ジョシュ・カー(AUS)を倒した。

「それは、僕の人生で最高のヒートだった」とピコンが言った。「ただ勢いをつけようとしていた。これまでやってきたトレーニングの全てが成功をもたらしたと感じるよ。ハワイで、しかもパイプラインでこのヒートを持てたことは素晴らしいね。今日のすべてはライトだった。みんな、それを知っていたよね。
僕もライトを選んでいた。死ぬ気なら何でも出来るって考えたんだ」

現在のWCT資格取得のカットオフポイントを飛び越えるためにピコンは、ビラボン・パイプライン・マスターズで3位以上にならなければならない。「それについて考えないようにしている」とピコンが言った。「良いヒートを戦って、ここで良いコンテストをするように考えるよ。このパイプラインで良い成績を残すことが夢だったんだ。このヒートの後、自信が持てたよ」

ビラボン・パイプライン・マスターズで最も若いコンペティターである16歳のジョン・ジョン・フローレンス(HAW)は、ラウンド1のヒートで離れ業をやってのけ、見事な17.20をスコアしてハワイアン・ワイルドカードのダニー・フラー(HAW)を下した。

「パイプで4人だけなんて、最高でしたね。出来る限り多くの波に乗ろうとしてました」とフローレンスが言った。「昨日は大きくて、まとまってなかったですけど、今日のコンディションは本当にクリーンでした。今朝はファンでしたけど、今日の午後の風で、波は本当に良くなりました。僕は、ここの全てのローカルサーファーにインスピレーションとアドバイスを受けて成長してきました。だからパイプ・マスターズで戦うことは名誉なんです。もう2、3ラウンド、戦う機会があることを願います」

3度のASPワールド・チャンピオンで4度のパイプ・マスターであるアンディ・アイアンズ(HAW)は、ヒート序盤の対戦相手マーカス・ヒックマン(HAW)とのダブル・インタフェアからリカバーし、バックドアのライトハンダーで反撃して優位なパフォーマンスで勝利を掴んだ。

今シーズン、フルタイムのコンペティションから離れていたが、2010年のASPワールド・ツアーへのアイアンズの復帰はサーフィン界にとって非常に期待されている。「来年はワールド・ツアーに戻ることに決めた。今回ゼッケンをつけてサーフィンしたことは、来年の良い準備運動になったよ」とアイアンズが言った。「今年とったオフで来シーズンが良いポジションでいられるように感じるよ」アイアンズは、ラウンド2のヒート16で現在のASP25位のドリュー・コートニー(AUS)と戦う。

アンディの弟で元ASPワールド・ツアーサーファーだったブルース・アイアンズ(HAW)も、ラウンド2で冴え渡るテクニックを披露し、カリフォルニアのティム・レイズ(USA)(27)を下した。

トーリー・マイスター(HAW)は、ビラボン・パイプライン・マスターズへのワイルドカード、サニー・ガルシア(HAW)が彼のラウンドに姿を現さなかったため、補欠の彼が出場した。遅れてラインアップに到着したにもかかわらず、マイスターはバックドアとパイプラインの両方で素晴しいパフォーマンスを見せ、16.83をスコアしてニック・マスクロフト(AUS)を下した。

「何があったか分からなかったよ 」とマイスターが言った。「サニー(ガルシア)が姿を現すと思っていたよ。ちょうどビーチ観戦に飽きたところだった。コンテストに出れるか分からなくて、イライラしていたんだ。出れて嬉しかったよ。僕のヒートの前にナーバスになる時間がなかったので、こっちの方が有利だったのかもね」マイスターは、現在の16位カイ・オットン(AUS)と戦う。

イベント主催者は、明朝、午前8時のスタートを目指し午前6時30分にファーストコールを行う。

ビラボン・パイプライン・マスターズ:ラウンド1結果
ヒート1:ギャビン・ジレット(HAW)15.50 ジハード・コードル(BRA)11.33
ヒート2:ゲイブ・クリング(USA)11.17 カラニ・チャップマン(HAW)10.17
ヒート3:アンディ・アイアンズ(HAW)12.42 マーカス・ヒックマン(HAW)10.17
ヒート4:アリツ・アランブルー(EUK)13.17 ダスティー・ペイン(HAW)12.96
ヒート5:リアム・マクナマラ(HAW)7.67 ナザニエル・カラン(USA)7.34
ヒート6:ハンク・ギャスケル(HAW)12.00 デイビッド・ウイアー(ZAF)8.73
ヒート7:ブルース・アイアンズ(HAW)12.34 リーフ・マッキントッシュ(HAW)11.66
ヒート8:トーリー・マイスター(HAW)16.83 ニック・マスクロフト(AUS)8.90
ヒート9:マイケル・ピコン(FRA)10.50 マノア・ドローレ(PYF)9.93
ヒート10:シェーン・ドリアン(HAW)16.67 カマレイ・アレキサンダー(HAW)7.73
ヒート11:ダイヤン・ネーブ(AUS)13.43 ジョナ・モーガン(HAW)6.84
ヒート12:フリン・ノヴァク(HAW)16.40 ルーク・ステッドマン(AUS)12.34
ヒート13:シオン・ミロスキー(HAW)17.00 ダスティン・バルカ(HAW)14.03
ヒート14:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)17.20 ダニー・フラー(HAW)11.33
ヒート15:メーソン・ホー(HAW)15.83 ジェイ・トンプソン(AUS)9.50
ヒート16:フィリップ・マクドナルド(AUS)12.66 ジェイミ・オブライエン(HAW)10.33

ビラボン・パイプライン・マスターズ:ラウンド2結果
ヒート1:リアム・マクナマラ(HAW)7.94 クリス・デーヴィッドソン(AUS)6.83
ヒート2:ロイ・パワーズ(HAW)10.26 ゲイブ・クリング(USA)10.06
ヒート3:フィリップ・マクドナルド(AUS)10.40 グレッグ・エムズリー(ZAF)3.83
ヒート4:ケコア・バカルソ(HAW)12.00 メーソン・ホー(HAW)10.67
ヒート5:ブルース・アイアンズ(HAW)15.67 ティム・レイズ(USA)13.93
ヒート6:シェーン・ドリアン(HAW)11.17 ティアゴ・ピレス(PRT)8.33
ヒート7:マイケル・ピコン(FRA)19.76 ジョシュ・カー(AUS)16.73

ホノルア・ベイ、マウイ、12月8~20日(終了)

オニール・ワールド・カップ・オブ・サーフィン(メンズWQS)

サンセット・ビーチ、11月24日〜12月6日(終了)

ギジット・プロ・サンセット・ビーチ(ウイメンズWCT)

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