オニール・ワールド・カップ・オブ・サーフィン(メンズWQS)
サンセット・ビーチ、11月24日〜12月6日
ASPワールドツアーのカレントリーダー、ファニングが戦いに加わり、ナット・ヤングはラウンドアップ。センティオは敗退(12/2)
Fanning throws the white lightning. Photo credit : © ASP/CI/CESTARI via Getty Images
【現地2009年12月1日火曜日、サンセットビーチ、ハワイ】メンズWQS最終戦でトリプルクラウン第2戦である「オニール・ワールド・カップ・オブ・サーフィン」が再開。ラウンド2となるラウンド・オブ96のヒート9からラウンドオブ64のヒート8までを行った。
ワールド・タイトル最有力候補のミック・ファニング(オーストラリア)が、オニール・ワールド・カップに登場。シャープで意欲的にサンセットを攻めて、サンセット・ビーチのパンチョ・サリヴァンに次いで2位でラウンドアップを果たした。
このイベントは、彼のワールド・タイトル・キャンペーンとの関係がないとはいえ、来週のに控えているシーズン最終戦となるパイプライン・マスターズへの重要なウォームアップとなる。6フィートのレンジのクリーンなコンディションにおいて、番狂わせや物凄いアクションが繰り広げられた本日の最終ヒートにファニングは登場した。
「かなりエキサイトしたよ」とヒート後にファニングが言った。「しばらくヒートがなかった。それがよかった。パンチョとラインナップ出来て最高だったよ。彼はサンセットで僕の大好きなサーファーのひとりなんだ。勝ち上がれて嬉しいよ」
そのパンチョも、オープニング・ヒートを勝ち上がれて一安心といった感じだ。「消えかけているうねりは、本当にトリッキーだよ」とパンチョが言った。「ヒートの最初は、本当にリズムを見つけられなかった。他の選手が波を手に入れているのを見たし、ただ楽しみたかった」
サンタクルーズの18歳、ナット・ヤングは、ハワイアン・ギャラリーを味方につけ、これまでのイベントベスト・ヒート・トータル17.33ポイントをスコアした。過激な彼のバックハンドは、シングル・ウェイブ・スコア9.33と8.0をマークした。彼は新米キッズというよりも、熟練したベテランのようなパフォーマンスを見せる。「イアン・カーンズが僕にいくつかの助言を与えてくれて、どの波が良いか教えてくれたんです」とヤングが言った。「キーレン・ホーンとジャラード・ハウスとステイしていて、彼らとサーフィンしにきた時に、彼らは僕にどこで波を待つべきか教えてくれたんです。サンセットは楽しい波だけど、もっと多くの事を学ばなければならない場所ですね」
ハレイワのトリプルクラウン開幕戦で優勝したジョエル・センティオは、惜しくも今日イベントから消えた。しかし、まだ彼はバンズ・トリプルクラウンのレイティングリーダーである。また、サニー・ガルシアは、 7回目のバンズ・トリプルクラウン・タイトル獲得に向けてラウンドアップを果たした。
H9:メーソン・ホー(HAW)、フィリップ・マクドナルド(AUS)、ゴニー・スビサレッタ(ESP)、マイルス・パダカ(HAW)
H10:ドリュー・コートニー(AUS)、パブロ・パウリーノ(BRA)、アダム・ロバートソン(AUS)、TJバロン(HAW)
H11:ウィゴリー・ダンタス(BRA)、デーン・グダウスカス(USA)、ベン・ダン(AUS)、ダスティン・クイゾン(HAW)
H12:ゲイブ・クリング(USA)、タナー・グダウスカス(USA)、リンコーン・テイラー(AUS)、コリー・ロペス(USA)
H13:ネイザン・ヨーマンズ(USA)、アレホ・ムニーツ(BRA)、ジェイ・トンプソン(AUS)、ネイザン・ヘッジ(AUS)
H14:フリン・ノヴァク(HAW)、ディーン・モリソン(AUS)、ルベーン・ゴンサレス(PRT)、ネイザン・キャロル(HAW)
H15:ニック・マスクロフト(AUS)、サニー・ガルシア(HAW)、ディラン・メラメド(HAW)、ヤディン・ニコル(AUS)
H16:グランジャー・ラーセン(HAW)、アリツ・アランブルー(EUK)、リー・セドリー(AUS)、ソロモン・オルティス(HAW)
ラウンドオブ64:
H1:ウィリアム・カルドゾ(BRA)、トーリー・マイスター(HAW)、ジョシュ・カー(AUS)、CJホブグッド(USA)
H2:ベルナルド・ミランダ(BRA)、ジハード・コードル(BRA)、マット・ウィルキンソン(AUS)、クリス・ワード(USA)
H3:ルーク・マンロー(AUS)、ケコア・バカルソ(HAW)、トラヴィス・ロジィー(ZAF)、ティム・レイズ(USA)
H4:ナット・ヤング(USA)、グレン・ホール(IRL)、Dameinファレンフォート(ZAF)、ダミアン・ホブグッド(USA)
H5:シェーン・ベシェン(USA)、ダスティー・ペイン(HAW)、トム・ホイッティカー(AUS)、マルコ・ジオルジ(BRA)
H6:クリス・デーヴィッドソン(AUS)、ジョアン・ドゥルー(FRA)、アンディ・アイアンズ(HAW)、フレデリック・パターチア(HAW)
H7:ネコ・パダラッツ(BRA)、ダニエル・ロス(AUS)、ジョエル・センティオ(HAW)、ジャドソン・アンドレ(BRA)
H8:パンチョ・サリヴァン(HAW)、ミック・ファニング(AUS)、レナート・バルヴァオ(BRA)、ジャラード・ハウス(AUS)