リーフ・ハワイアン・プロ(メンズ)
ハレイワ・アリイビーチ・パーク、11月12~23日
ジョエル・パーキンソンがイベント最高点をスコア。
絶好のコンディションで明日、ファイナルデイを迎える(11/23)
【現地2009年11月22日、ハレイワ、ハワイ】賞金総額100万ドルの「バンズ・トリプルクラウン・プレゼンテッドバイ・ロックスター」のメンズ第1戦となるASP-WQS6スターイベント「リーフ・ハワイアン・プロ」が再開。ウェイブ・フェイスの高さは15フィートに達し、明日(日本時間24日火曜日)に予定されているファイナルデイまで充分なコンディションを維持する見込みである。
そんな中、ワールド・タイトルレースを争うジョエル・パーキンソン(オーストラリア)と南カリフォルニアのタナー・グダウスカス(サンクレメンテ)は、ネクスト・レベルのサーフィンを見せ、ラウンドアップを果たした。タナーは明日、2010年のASPドリーム・ツアーのために資格を獲るために、リーフ・ハワイアン・プロのクォーターファイナルまで勝ち上がる必要がある。
彼は現在までのイベント・ベスト・ヒートスコアをマークしたパーキンソンに次いで第2位に入り、クォーターファイナル直前のラウンドオブ32まで進んだ。パーキンソンとグダウスカスは、ハイスコアリング・バレル・ライドを見つけ、ノースショア・ローカルのパンチョ・サリヴァンとブラジルのマルシオ・ファーニーを下した。ファイナル・スコアラインはパーキンソンが16.54、グダウスカスが15.43、サリヴァンが13.26で、ファーニーが5.6となった。
グダウスカスのこのスコアラインであれば、今日の他の全てのヒートに勝つことができた。パーキンソンは、ダブルバレル・ライドでコンテストのベスト・スコア9.87を記録した。
現在、ASPーWQSシリーズで第17位にランクされているタナーは、 エリートのドリーム・ツアーを確定するためにトップ15に入る必要がある。そして彼のWCTの資格取得の夢は、彼より前にランクされた数人のサーファーが破れたことにより一歩近づいた。
「そのヒートをメイクするためには、とんでもなく多くのスコアが必要だなって、ちょっと考えた」とタナーが言った。「このヒートの選手達には欠点がないから、自分自身を奮い立たせたんだ。パンチョ(サリヴァン)はトリプルクラウンヒーローで、パーコはワールド・チャンピオンの最有力選手。ただ自分が出来る全てを出して、ハードに戦わなくてはダメだって考えた。そのヒートは多くの波がヒートのスタートからあって最高だった。ここで良い結果を出せたら嬉しいね。ヒートごと勝ち上がって、楽しむつもり。失うものは何もないからね。ポイントが足りないんだ。パドルアウトしてそれを掴むだけさ。素晴しい時間を過ごすよ」
パーキンソンは非常にリラックスしているように見え、集中できているようだ。そして、サイズアップした波とハワイに戻っているという事実を大いに楽しんでいる。「しばらく、パドルアウトしていなかったけど、やっとハワイに戻ってきて、トリプルクラウンに戻ってきたんだって実感したよ。本当に戻ってこれて嬉しいね。死ぬほどトリプルクラウンが好きさ。だから、それを逃したくないんだ。ここにいることがとてもうれしい」
一方、USオープン・チャンピオンのブレット・シンプソン(ハンティントンビーチ)、テイラー・ノックス(カールズバッド)、元トリプルクラウン・チャンピオンのビード・ダービッジ(オーストラリア)、・ダスティー・ペイン(ハワイ)、クレイ・マルゾー(ハワイ)、タナーの兄パットなどが今日敗退している。
リーフ・ハワイアン・プロは明日、ファイナルデイをハレイワで迎え、午前8時にスタートする。勝者は、およそ午後2時30分に決定するだろう。ライブでチェックしよう。
http://www.triplecrownofsurfing.com/reefblog/live.php