ブラジルの新興勢力が猛威を振るう。KKことクリスチャン・キマーソン優勝。前戦優勝のクリサント2位。和光大は17位(2/7)

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ASPジュニア・クオリファイ・イベント5スター「オークリー・プロ・ジュニア」

2011年2月2日-6日 ノース・ストラドブローク島、QLD、オーストラリア

ブラジルの新興勢力が猛威を振るう。KKことクリスチャン・キマーソン優勝。前戦優勝のクリサント2位。和光大は17位(2/7)

kymerson7920oakleyjnr11kirstin_m-1.jpgKrystian Kymerson photo: Kirstin Scholtz / ASP

kymerson7771oakleyjnr11kirstin_m_1296892734-1.jpgKrystian Kymerson Kirstin Scholtz / ASP

【ノース・ストラドブローク・アイランド、クイーンズランド、2011年2月5日土曜日】オーストラリアのノース・ストラドブローク・アイランドで開催されていたASPジュニアのクオリファイ・イベント5スター「オークリー・プロ・ジュニア」が終了。ブラジルのクリスチャン・キマーソンが,ブラジリアン同士のファイナルで先週の6スタージュニアで優勝したピーターソン・クリサントを破り優勝した。

キマーソンはファイナルで、彼が発明したシグネチャー・テクニックであるテクニカル・エアリアル・マニューバー「KK Flight」を披露し、ギャラリーをアッと言わせた。究極のマンオンマン対決で、キマーソンはクリサントに対し序盤から優位に立ち,中盤には圧倒的なリードを奪い勝利を決定的なものにした。

クリサントの2ウェイブ・ヒート・トータル11.00に対し,13.85でファイナルを仕上げたキマーソンは、オーストラリアのオークリー・プロジュニアで優勝出来て最高に幸せであると言った。

「とてもうれしいよ。オーストラリアが大好きなんだ。ノース・ストラドブローク・アイランドの素晴らしい波で行われたオークリー・プロジュニアで優勝出来て本当にハッピーだよ」とキマーソン。「先週クリサントがバーレーで優勝して,今度は僕が優勝。ブラジルにとって素晴しい結果だね」

このブラジリアン・ワンツー・フィニッシュは、セミファイナルでクリサントがバイロン・ベイのギャレット・パークスを破り、キマーソンが優勝候補の一人だったライアン・カリナンを破り,ファイナルに勝ち上がった事で実現した。次々と新しいサーファーが出て来ては結果を残しているブラジルは層の厚さを感じる。

また、キマーソンはトラクター・ビッグブースト・JSエクスプレッション・セッションで、3枚のブランニューのJSサーフボードを勝ちとった。さらに30分の無制限のシュートアウトにおいて、ローカルとして最高位に入ったノース・ストラドブローク・アイランドのネイザン・スペクトもJSサーフボードを獲得した。

また今回日本からは和光大、粟田海が出場。和光はラウンドオブ128を2位通過。その後はラウンドオブ96、ラウンドオブ64ともにトップで勝ち上がった。そしてラウンドオブ32で惜しくも3位で敗退。17位でフィニッシュとなった。

盛り上がりを見せている真夏のオーストラリア。いよいよASPジュニア・イベントからスターイベント,そしてワールドツアーへとクライマックスを迎え、2月16日から20日までクイーンズランドのバーレーヘッズでは4スター「Breakaバーレープロ」が開催される。

これには4スターイベントといえども、開催地がバーレーというだけあって,地元オーストラリアのワールドツアーサーファーをはじめ、世界中からトップサーファーが数多く集結する。日本からは辻裕次郎、大澤伸幸、高梨直人、小川幸男、大橋海人,林健太,高橋健人,梅野紘聖、金尾玲生、新井洋人、日本で活躍するダレン・ターナーもエントリー。彼らの活躍に期待し,日本から声援を送ろう。



オフィシャルサイト:http://oakleyprojunior.com/


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詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。

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