ビラボンASPウイメンズWJCの優勝はビュインダッグ（ZAF）。ワールド・ジュニア・タイトルはアルノー（FRA）が獲得(1/11)

ビアンカ・ビュインダッグ（ZAF）

ビアンカ・ビュインダッグ（ZAF）photo:s.yamamotoジャスティーン・デュポン（FRA）photo:s.yamamotoアリーゼ・アルノー（FRA）photo:s.yamamotoローラ・エネバー（AUS）photo:s.yamamoto

【ノース・ナラビーン、ニュー・サウス・ウェールズ/オーストラリア（2011年1月11日火曜日）】ビラボンASPワールド・ジュニア・チャンピオンシップは大会4日目。2～4フィートのコンディションのなか行われた女子ファイナルで、サウス・アフリカのダークホース、17歳のビアンカ・ビュインダッグ（ZAF）が、19歳のジャスティーン・デュポン（FRA）を下し優勝。また、20歳のアリーゼ・アルノー（FRA）が3位に入賞しASPウイメンズ・ワールド・ジュニア・タイトルを獲得した。

アーリー・ラウンドから着々と自分の道をナビゲートしていたビュインダッグは、ノース・ナラビーンのレフトハンダーを激しくチャージし、セミファイナルでアルノーを，ファイナルではデュポンを下してキャリア最大の結果を手に入れた。

「本当にうれしいです」とビュインダッグが言った。「いまの気持ちを説明出来ません。優勝出来るなんて思っても見ませんでした。本当に嬉しいです。人生で最も良い結果です。最高です。父に小さい時からずっとサポートしてもらっていました。父なしでは優勝はあり得なかった。本当に父に感謝したいです」

アリーゼ・アルノー（FRA）

ASPウイメンズ・ワールド・ジュニア・タイトルを獲得したアルノーは、今回のイベントではセミファイナルで破れたが，今シーズンからスタートしたASPワールド・ジュニア・ツアーの開幕戦となったバリ島と、今回のビラボンWJCの2戦で好成績を残し、名声あるタイトルを獲得した。

「とてもうれしいです」と20歳のアルノーが言った。「始めたときから欲しかったものなんです。10歳の時からワールド・チャンピオンになりたかった。今年が私のジュニア最後の年だったので本当に嬉しいです」

バリで行われたオークリーASPワールド・プロジュニアで、タイラー・ライト（AUS）に次いで2位でフィニッシュしたアルノーは、今回のビラボンWJCでも3位に入り，第一回のASPワールド・ジュニア・ツアーで最も一貫したサーファーであるということを証明した。

「バリに入って、私はバリの波が好きな波だったので、結果を出せると確信していました。」とアルノードが言った。ナラビーンに来て、ハードになることは分かっていました。普段なら、このようなコンディションでは上手くサーフィン出来ないので。これはナラビーンでの自分のベスト・リザルトで、自分自身のベストを手に入れる事が出来て本当に嬉しいです」

デュポンはイベントを通して非常に鋭いフォームを見せた。そしてセミファイナルでは，昨年のイベント・チャンピオンであるローカル大本命のローラ・エネバー（AUS）を下し，アルノーのワールド・タイトル獲得を助けた。しかし，ファイナルではビュインダッグを抑えるだけのスコアを見つけることが出来ず2位となった。

「私がローラ（エネバー）に勝ったので、アリーゼ（アルノー）が勝ったの」とデュポンが言った。「ローラは素晴しい選手で昨年ここで優勝したサーファーだから、セミファイナルで勝てて嬉しかった。私の友達（アリーゼ・アルノー）のためにも凄くうれしいわ。そのヒートのあと、お礼なら結構よって言ったの」

ASPウイメンズ・ワールド・ジュニア・ツアーのトップ2フィニッシャーは、すべてのウイメンズASP 1-6スター・イベントにおいてシードされる。

ビラボンASPウイメンズ・ワールド・ジュニア・チャンピオンシップ・ファイナル結果：
優勝：ビアンカ・ビュインダッグ（ZAF）10.00
2位：ジャスティーン・デュポン（FRA）9.00
ビラボンASPウイメンズのワールド・ジュニア・チャンピオンシップ・セミファイナル結果：
SF 1：ジャスティーン・デュポン（FRA）11.27 　ローラ・エネバー（AUS）8.70
SF 2：ビアンカ・ビュインダッグ（ZAF）8.37 　アリーゼ・アルノー（FRA）7.56





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