ビラボンASPワールド・ジュニア・チャンピオンシップ

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ASPジュニア・ワールド・チャンピオンシップ・イベント
「ビラボンASPワールド・ジュニア・チャンピオンシップ」

2011年1月8日-16日 ノースナラビーン、シドニー、NSW、オーストラリア

世界のベストジュニアが、ビラボンASPワールド・ジュニア・チャンピオンシップでワールドタイトルを目指す。(1/7)

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【ノース・ナラビーン、ニュー・サウス・ウェールズ/オーストラリア(2011年1月7日金曜日)】ケリー・スレーターとステファニー・ギルモアの世界タイトル獲得によって幕を閉じた2010シーズン。そして、世界のフォーカスは、ジュニアの世界タイトルをかけた「ビラボンASPワールド・ジュニア・チャンピオ ンシップ」へ移っていく。明日2011年1月8日からウエイティング・ピリオドが始まる「ビラボンASPでワールド・ジュニア・チャンピオンシップ」は、世界初のASPワールド・ジュニア・ツアー最終戦。この試合で世界ジュニア・チャンピオンが決定する。

バリ島で行われた開幕戦では、18歳のオーストラリアはクイーンズランド出身であるジャック・フリーストーンが優勝し、レイティングをリード。彼が、この「ビラボンASPワールド・ジュニア・チャンピオンシップ」で好成績を残せば,10年振りにオーストラリアへASPワールド・ジュニア・タイトルをもたらす事となる。

オーストラリア出身のサーファーが最後にASPワールド・ジュニア・タイトルを獲得したのは、過去3度のトリプルクラウン・チャンピオンで、過去に世界ランキング2位の実績を持つジョエル・パーキンソン(AUS)。パーキンソンはジュニアタイトルを獲得した翌年の2001年からワールドツアーに参戦した。

「ASPワールド・ジュニア・タイトルはもの凄く重要な踏み石です。ジョエル(パーキンソン)がしたことを僕が達成するというのは本当に特別な事なんです」とフリーストーンが言った。「ウイナーズ・リストを見ると、そのサーファー達はワールドツアーで活躍している人ばかりで、素晴しいキャリアを持っている。もちろん、オーストラリアに王冠を待ち帰りたいですよ。あまりに長かったですから!」

ASPワールド・ジュニア・ツアーで現在5位である19歳のナット・ヤング(USA)は、このノース・ナラビーンで行われるビラボンASPワールド・ジュニア・チャンピオンシップに数回出場しているアメリカの素晴らしいサーファーである。

「このイベントに勝つことは、僕の人生で最も大きい業績である」とヤングが言った。「世界中のベスト・ジュニアに勝って、ワールド・ジュニア・チャンピオンになることで夢が実現出来る」

ASPワールド・ランキングでトップランクのアメリカ人として、今年のASPワールド・ジュニア・ツアーでの彼のポジションを手に入れたヤングは、ビラボンASPワールド・ジュニア・チャンピオンシップの積み重ねられたコンペティションが、ASPプライム・イベントで直面するタフなチャレンジと同じだと感じている。

「このイベントは確かにプライムと同じスケール上にある 」とヤングが言った。「スタートから全てのヒートが、ファイナルでもおかしくないヒートなんだ。そして、このイベントの多くのトップ・ジュニアは、ワールド・ツアーのクオリファイまで一歩のところにいる選手なんだ」

賞金総額95,000ドルの「ビラボンASPワールド・ジュニア・チャンピオンシップ」は世界のトップ45名のジュニア・サーファーに加え、3つのワイルドカードが出場。また今回のイベントのファイナリストには、ASPワールド・ツアーへの足がかりとなるASPスターとASPプライム・イベントでのシード権が与えることになっている。

また,今回日本からは、大橋海人、加藤嵐、新井洋人、仲村拓久未、田中海周からなるメンズチームと、大村奈央、高橋みなとのウィメンズティームが参加。田中海周は、バリ大会に出場した高橋健人が欠場となったために急遽代表に選ばれた。コンテストの模様はライブ中継されるので、彼らを是非応援して欲しい。今年も世界を目指して、頑張れ日本。



この大会の模様は、インターネットでライブ中継されます。 www.billabongpro.com

ヒート1:ショーン・ジュベール(ZAF)、タイラー・ニュートン(HAW)、タイ・ワトソン(AUS)
ヒート2:マキシム・フスナット(FRA)、クリスチャン・キマーソン(BRA)、エヴァン・トンプソン(USA)
ヒート3:マーク・ラコメア(FRA)、トイ(ZAF)ドゥ・チャド、仲村拓久未(JPN)
ヒート4:ナット・ヤング(USA)、ルーク・デイビス(USA)、アンドリュー・ドヘニー(USA)
ヒート5:ミゲル・プポ(BRA)、エヴァン・ゲイゼルマン(USA)、新井洋人(JPN)
ヒート6:グランジャー・ラーセン(HAW)、ニック・ボン・ラップ(DEU)、エンリケ・アリッツ(PYF)
ヒート7:カイオ・イベリ(BRA)、アレックス・スミス(HAW)、ラムジィ・ボウキアム(MOR)
ヒート8:ジャック・フリーストーン(AUS)、イアン・ゴウベイア(BRA)、ケアラ・ナイヒ(HAW)
ヒート9:デール・ステイプルズ(ZAF)、チャールズ・マーティン(GLP)、トム・チャオレック(FRA)
ヒート10:ミッチ・クルーズ(AUS)、クリス・ソールズベリー(AUS)、加藤嵐(JPN)
ヒート11:ジェシー・メンデス(BRA)、アルビー・レイヤー(HAW)、コナー・コフィン(USA)
ヒート12:キロン・ジャボー(HAW)、ディーン・ボウエン(AUS)、イアン・ジャンティ(HAW)
ヒート13:デイヴィ・キャスルズ(AUS)、ギエルモ・サット(Chl)、ライアン・カリナン(AUS)
ヒート14:コロヘ・アンディーノ(USA)、カイマナ・ハキアス(HAW)、田中海周(JPN)
ヒート15:ベイリック・デ・ブリース(ZAF)、キアヌ・アシン(HAW)、大橋海人(JPN)
ヒート16:ブレンドン・ギブンズ(ZAF)、フィリップ・ジャーヴィス(PRT)、ピーターソン・クリサント(BRA)

ウイメンズ

ヒート1:ジュスティーン・デュポン(FRA)、レイキー・ピーターソン(USA)、カメリア・カシア(BRA)
ヒート2:セージ・エリクソン(USA)、チャンテル・ラウテンバ(ZAF)、マリア・マニュエル(HAW)
ヒート3:ローラ・エネバー(AUS)、アレッサ・クイゾン(HAW)、高橋みなと(JPN)
ヒート4:タイラー・ライト(AUS)、ダイアナ・クリスチナ(BRA)、エリー-ジーン・コフィー(AUS)
ヒート5:フェリシティ・パーメター(AUS)、レイラ・ハースト(HAW)、大村奈央(JPN)
ヒート6:ビアンカ・ブイテンダッグ(ZAF)、アリゼ・アルノー(FRA)、アイリニ・メイソン(NZL)

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詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。

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