ようやく試合再開。ステファニー・ギルモアが息を吹き返す(3/5)

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ASPウイメンズ・ワールド・タイトル・イベント第1戦「ロキシープロ・ゴールド・コースト」

2011年2月26日-3月9日 ゴールド・コースト、クイーンズランド、オーストラリア

ようやく試合再開。ステファニー・ギルモアが息を吹き返す(3/5)

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写真:4タイムASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンのステファニー・ギルモア(AUS)


【スナッパー・ロックス、クイーンズランド/オーストラリア(2011年3月5日土曜日)】2011年のウイメンズ・シーズン開幕戦である「ロキシー・プロ・ゴールド・コースト・プレゼンテッド・バイ・ランドローバー」は、6日間連続のレイデイからようやく抜け出し,徐々にサイズアップしているメイン会場のスナッパーロックスでラウンド2とラウンド3を行った。本日男子はキャンセル。

4XASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンに君臨するステファニー・ギルモア(AUS)は、2011年のASPウイメンズ・ワールド・タイトル・シーズンのオープニング・イベントである「ロキシー・プロ・ゴールド・コースト」のラウンド1において,ツアールーキーの16歳、タイラー・ライト(AUS)に敗れ,ラウンド2を強いられていたが,そこでワイルドカードのサラ・メイソン(NZL)をさっさと片づけ、ラウンド3ではタイラー・ライト(AUS)にしっかりと借りを返した。

「それはハード・ヒートだった」とギルモアが言った。「ぜんぜん楽ではないわ。特に彼女たち(エネバーとライト)とのヒートで、しかもジェット・スキーなしだから。本当に全ての女子のためのフィットネス・テストね。サラ・メイソンに勝って自信を高めることができたの。ラウンド3でタイラーとローラと戦うとは予想していなかった。タフだったわ」

怪我のために年明けから長い期間、海に入ることが出来ず、ラウンド1での思いがけない敗退を見事にリカバリーしたギルモアのパフォーマンスは、待望の復活をオーストラリアのゴールデン・ガールに提供した。「確かに少しホッとしているわ」とギルモアが言った。「色々な感情が折り重なっている。あのヒートでいくつかのミステイクをしたので、まだ神経が過敏になっているわ。良い勉強になった。毎年、再スタートするような感じね」

ASPウイメンズ・ランキング2位(2008、2009)のシルヴァナ・リマ(BRA)は、今日の最高ヒート・トータル15.27をポーリーン・アドゥ(FRA)、ソフィア・ムラノヴィッチ(PER)とのラウンド3でスコア。プログレッシブなブラジリアンは、他を圧倒するスピードと攻撃的なサーフィンを披露して、ダイレクトにクォーターファイナルへ進んだ。

「コンディションが本当にハードだったので、かなり気合いを入れて挑んだわ」とリマが言った。「波に困惑した。どの波を選ぶべきか分からなかったの。負けたくなかったわ。常に勝たなければならないと感じるの。終盤に,いくつかのスコアを出せて,勝ち上がれて嬉しいわ」

2010年のASPウイメンズ・ランキング2位のサリー・フィッツギボンズ(AUS)は勢いのあるサーフィンを続け、ラウンド3で対戦者のココ・ホー(HAW)とコートニー・コンローグ(USA)を下した。

新しいASPウイメンズのワールド・タイトル・イベント・フォーマットは、ラウンド3が3人ヒートで、勝利者はダイレクトにクォーターファイナルへ勝ち進み,2位と3位の選手がラウンド4の敗者復活戦を戦う。「クォーターファイナルはワクワクするわ」とフィッツギボンズが言った。「このスウェルは、どんどんサイズアップして来ている。メンズはほとんどのサーファーが残っていて、おそらくベスト・コンディションで行われるわ」

また、2005年のASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンであるチェルシー・ヘッジス(AUS)は、今日最大のビッグセットでセンセーショナルなバックハンド・サーフィンを見せ,本日のベスト・シングル・ウェイブスコア8.17をマークしてクオーターへ勝ち上がった。

イベント主催者は、明朝6時30分に再びコール。午前7時30分のスタートを目指しコンディションを確認する。コンペティションが再開するとき、ポーリーン・アドゥ(FRA)とタイラー・ライト(AUS)によるルーキー・バトルからのスタートとなる。


クイックシルバー・プロ・ゴールド・コーストの公式ウェイティング期間は2011年3月9日まで。

ロキシー・プロ・ゴールド・コースト:ラウンド2
ヒート1:コートニー・コンローグ(USA)12.67 レベッカ・ウッズ(AUS)8.33
ヒート2:ポーリーン・アドゥ(FRA)13.60 ページ・ハレブ(NZL)5.83
ヒート3:ステファニー・ギルモア(AUS)14.24 サラ・メイソン(NZL)10.50
ヒート4:ソフィア・ムラノヴィッチ(PER)11.30 クレア・ベビラックァ(AUS)8.50
ヒート5:チェルシー・ヘッジス(AUS)11.83 アラナ・ブランチャード(HAW)7.67
ヒート6:ローラ・エネバー(AUS)7.57 ジェシー・マイリー-ダイヤー(AUS)7.10
ロキシー・プロ・ゴールド・コースト:ラウンド3
ヒート1:シルヴァナ・リマ(BRA)15.27、ポーリーン・アドゥ(FRA)14.27、ソフィア・ムラノヴィッチ(PER)10.43
ヒート2:ステファニー・ギルモア(AUS)10.67、ローラ・エネバー(AUS)9.83、タイラー・ライト(AUS)8.84
ヒート3:サリー・フィッツギボンズ(AUS)11.57、ココ・ホー(HAW)8.67、コートニー・コンローグ7.80
ヒート4:チェルシー・ヘッジス(AUS)12.67、カリッサ・ムーア(HAW)8.66、ジャクリーン・シルヴァ(BRA)3.13

ロキシー・プロ・ゴールド・コースト:ラウンド4
ヒート1:ポーリーン・アドゥ(FRA)対タイラー・ライト(AUS)
ヒート2:ローラ・エネバー(AUS)対ソフィア・ムラノヴィッチ(PER)
ヒート3:ココ・ホー(HAW)対ジャクリーン・シルヴァ(BRA)
ヒート4:カリッサ・ムーア(HAW)対コートニー・コンローグ(USA)

クイックシルバー・プロ・ゴールド・コースト:ラウンド2
ヒート1:ビード・ダービッジ(AUS)対マット・バンティング(AUS)
ヒート2:エイドリアン・バカン(AUS)対ミッチ・クルーズ(AUS)
ヒート3:エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)対マーク・ラコマー(FRA)
ヒート4:ミシェル・ボウレズ(PYF)対ラオニ・モンテイロ(BRA)
ヒート5:クリス・デーヴィッドソン(AUS)対コリー・ロペス(USA)
ヒート6:ジャドソン・アンドレ(BRA)対ゲイブ・クリング(USA)
ヒート7:ダミアン・ホブグッド(USA)対ダスティー・ペイン(HAW)
ヒート8:キーレン・ペロー(AUS)対アレホ・ムニーツ(BRA)
ヒート9:C.J.ホブグッド(USA)対カイ・オットン(AUS)
ヒート10:ブレット・シンプソン(USA)対パトリック・グダスカス(USA)
ヒート11:テイラー・ノックス(USA)対フレデリック・パターチア(HAW)
ヒート12:ヘイター・アルベス(BRA)対ボビー・マルチネス(USA)

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詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。

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