新井洋人がメインイベント・ラウンド6進出。ファイナルまであと一歩(1/27)
2010年1月20日(水)〜1月28日(木)ニュージーランド・ピハビーチ
Gabriel Medina (BRA) Photo: ISA/Cory Scott.
2010年1月20日(水)〜1月28日(木)まで、ニュージーランドのピハビーチにて行われるISA世界ジュニア選手権「クイックシルバーISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ」は大会7日目。クリーンな3-4フィートのコンディションで素晴しいサーフィンが繰り広げられた。
今回21カ国が参加している「クイックシルバーISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ」は、アンダー18ガールズ、アンダー18ボーイズ、アンダー16ボーイズといった3つのディビジョンの総合得点で国別のチャンピオンが決定する。
現在6420ポイントでトップを行くのがハワイチーム。15ポイント差でオーストラリア(6405)、そしてアメリカ(5853)と続く。日本は現在3435ポイントで9位。トップのハワイは、全ディビジョンで5人のサーファーが残っている。
そんななかボーイズアンダー18で、昨年5位のオーストラリアのジョルディ・ワトソンは、トータルスコア16.10でラウンド6へ勝ち上がった。「最初から良い波を掴めて、勢いに乗れたました。先走りするつもりもないので、自分のベストを尽くすつもりです」とコメント。ボーイズアンダー16では、同じオーストラリアのマット・バンティングが15.64をスコア。ハワイのコア・スミスとアメリカのパーカー・コフィンを下した。
また、アンダー18のタヒチのタマロア・マコームは、革新的なエアリアルを含むクオリティの高いマニューバーを見せ、15.18のヒートトータルで、サウス・アフリカのベイリック・デ・ブリースとフランスのマキシム・ハセナットを下した。
開催国であるニュー・ジーランドのホープはベン・ポウルターとサラ・メーソン。二人は明日のファイナルデイの切符を手に入れた。ボーイズアンダー16のポウルターは、ヒート前に足を切っての出場だったが、2位でラウンドアップ。「ゼッケンを取りに行くために歩いていて、つま先の先端を切ったんです。でも今は心配ないです」とコメント。
新しくASPワールド・プロ・ジュニア・チャンピオンとなったマキシム・ハセナットは今日の最大の犠牲者だった。ハセナットは、サドンデスのリパチャージのラウンド7でキアヌ・アシンとタナー・ヘンドリクソンのハワイアン・デュオによってイベントから消去された。
チームジャパンは、U16クラスの新井洋人が素晴しいサーフィンを見せた。メインイベント・ラウンド5で、いきなりヒート最高点の8.30と、5.86をマークし、コロヘ・アンディーノ、ベン・ポウルターを抑えトップでラウンド6へ勝ち上がった。
ラウンド6では、ハワイのコア・スミス、ニュー・ジーランドのベン・ポウルター、オーストラリアのマット・バンティングと対戦する新井洋人。
明日も試合は午前8時にキックオフ予定。ライブ中継もあるので彼らを応援しよう。頑張れ日本。
※現地からのリポートなど、 詳しくは日本サーフィン連盟のページをご覧下さい。
オフィシャルサイト http://www.isaworldjuniors.com/