ウィリアム・カルドゾ(BRA)が優勝。
マー大野はファーストラウンド敗退。
ASPーWQS「アゾレス・アイランド・オニール・プロ」
■2009年8月20-30日 サンミゲル島、アゾレス諸島、ポルトガル
SURFMEDIA ASP JAPAN NEWS0906-0910 【2009年8月31日更新】
ポルトガルのアゾレス諸島最大のサンミゲル島で行われていたASPーWQS6スターイベント「アゾレス・アイランド・オニール・プロ presented by Nissan」が終了。ブラジリアン・ファイナルでWQS2位にランクされているジャドソン・アンドレを下したウィリアム・カルドゾ(BRA)が見事優勝した。
クリーンであるがトリッキーだった2~3フィートのコンディションで最高のパフォーマンスを見せたカルドゾ。彼は、今回の優勝でWQSレイティング31位から14位へジャンプアップ。ASPワールド・ツアー資格取得のため2500のレイティングのポイントを手に入れた。またアンドレは現在のナンバー2のスポットをさらに強化した。
ファイナルではパワフルなバックハンドアタックで、7.17ポイントを含むトータルポイントを13.57ポイントをマークしたカルドソ。終始リードしたカルドゾは、優れた戦略と素晴しい波の選択力を見せ、コンディションを完璧に読み、良い波を待って、キャリア2度目のASP WQS優勝を決めた。
「信じられないほど有頂天だよ。ずっとファイナルまで勝ち上がれて、王冠を手にすることが出来た」とカルドソ。「1本で勝負がついてしまう多くのクロスヒートがあってハードな1週間だった。今回ずっと使っていたボードは、調子が良くて、強烈なコンディションで良い動きをしてくれた。最高だったよ」とコメント。
そして、2位になったのは19才のジャドソン・アンドレ(サンタカタリーナ、BRA)。ビッグエアやフライング・フローターなど最もプログレッシブなサーフィンを見せていたが、ファイナルでは精彩を欠いた。しかし今回の結果でレイティング2位を固めたアンドレ。彼のASPドリーム・ツアーはかなり濃厚になってきた。
そして今回、日本からはマー大野が出場。7月のブラジルで9位入賞を果たしたマー大野はラウンドオブ96から出場。ダスティ・ペイン、ジョンジョン・フローレンス、ブルーノ・ロドリゲスという強者たちと戦ったが僅差で3位敗退し49位でフィニッシュした。今回の結果でマー大野は前回からWQSランキングを5つ下げ37位となっている。ハンティントン、フランス、ポルトガルとファーストラウンドでの敗退が続いているマー大野。気持ちを切り替えて、次のコンテストに挑んで欲しい。日本からマーにエールを送ろう。
また、マー大野をサポートする「波伝説」は、マー大野の友人でテレビ番組制作の経験のある「松本有加」氏とのコラボによって、マー大野の大変貴重な最新インタビューフィルムを掲載。
http://www.namidensetsu.com/top2/cate_team/index.php?no=r742 是非チェックしよう。
優勝:ウィリアム・カルドゾ(BRA)13.57pt
2位:ジャドソン・アンドレ(BRA)10.80pt
セミファイナル
ヒート1:ウィリアム・カルドゾ(BRA)14.00 オースティン・ウェア(USA)10.36
ヒート2:ジャドソン・アンドレ(BRA)13.27 ティアゴ・ピレス(PRT)11.94詳細はASPジャパンサイトで。