ジェニファー・スミスが2度目のASPウイメンズ・ワールド・ロングボード・タイトルを獲得。
ロキシーASPウイメンズ・ワールド・ロングボード・チャンピオンシップ(WWLC)
■2009年7月10日-14日■コート・デ・バスク、ビアリッツ、フランス
[Photo credit: ASP/ROXY/Aquashot]
【ビアリッツ、フランス(2009年7月14日火曜日)】7月10日からフランスはビアリッツのコートデバスクで開催されていたロキシーASPウイメンズ・ワールドロングボード・チャンピオンシップ(WWLC) が終了。23歳のカリフォルニア出身のジェニファー・スミスが、ファイナルでダークホースのコリーヌ・メナード(リユニオンアイランド、FRA)を破り、 2度目のASPのウイメンズワールドロングボード・チャンピオンになった。
「2度目のワールド・タイトルを獲得したなんて信じられない」とファイナルを終始リードしたスミスが言った。「チェルシー(ウィリアムズ)とのヒート… 私はセミで負けると思っていた。そして、あんな波を掴んでスコアを出すなんて思ってもいなかった。だから、そのヒートの後はちょっと自信が持てた。そして、ファイナルまで勝ち上がって2度目のタイトルを目指したの。」
「今年は期待していなかったの。数か月の間イベントで勝てなかったので多分今年はダメだなと思っていた」とスミスが言った。「私は、ベストを尽くしにここに来ました。そして、ファイナルまで勝ち上がって、それに勝ちました。2度目のタイトルは本当に嬉しいです。」
3年でファイナルまで勝ち上がったメナードの活躍は、フランスの女性ロングボーダーがどれほど強いかを再び示した。「サーフィンのレベルは、この頃、とても高くなった」とスミスが言った。「イベントでコリーヌ(メナード)に会うたびに、彼女はどんどん上手くなっている。そして、ヨーロッパでその才能を示し、世界中で活躍するはずよ。ヨーロッパのガールズはすぐにやってくるわ」
そして今回、日本からは古市陽子と島尻裕子が代表として参加。またハワイと日本の2つの国籍を持つ、植村未来も出場。3名ともラウンド2進出を決めたが、そこで敗退し、昨年と同じ9位という結果に終わっている。 頑張れ日本。
ロキシーASP WWLCファイナル
優勝:ジェニファー・スミス(USA)12.25pt
2位:コリーヌ・メナード(REU)9.55pt
ロキシーASP WWLCセミファイナル
ヒート1:
コリーヌ・メナード(REU)11.75pt
ジュスティーン・デュポン(FRA)9.15pt
ヒート2:
ジェニファー・スミス(USA)15.25pt
チェルシー・ウィリアムズ(AUS)13.25pt