「Oakley Pro Junior 2009 Global Challenge in Japan」優勝はディロン・ペルロー

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更新日 2009-10-06 | 作成日 2009-01-26

ジュニア優勝はディロン・ペルロー(USA)
カデット優勝は石田 銀二(JPN)

ASPプロジュニアツアー 「Oakley Pro Junior 2009 Global Challenge in Japan」

■2009年8月7-8日 千葉県一宮町、釣ヶ崎海岸(志田下)

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2009年ASPジャパンツアー、プロジュニアシリーズ第1戦「Oakley Pro Junior 2009 Global Challaenge in Japan」が終了。1ー2フィートの無風のコンディションでアメリカのディロン・ペルローが優勝。カデットでは日本の石田銀次が優勝した。

今回、注目は海外からのエントリーだったクリス・フレンド(オーストラリア)、ディロン・ペルロー(アメリカ合衆国)、ミッチ・クルーズ(オーストラリア)の三人。彼らは好調だった大橋海人をはじめ、中村光貴、高橋健人、松岡慧斗とセミファイナルで対戦し、スピードあるポテンシャルの高いサーフィンで圧勝しファイナル進出を決めた。

日本から唯一人ファイナルに残ったのは、地元のヤングガン、加藤嵐。セミファイナルの前半はリードしていた加藤だが、中盤に3位に転落するも終了5分前の大逆転で1位に返り咲きファイナルに勝ち上がった。その勢いのまま、ファイナルでは開始直後から7.00をマーク。それに対するミッチ・クルーズは、8.50のハイスコアで1位のポジションをキープした。中盤に6.25をスコアし逆転に成功した加藤。その後、更に6.65をスコアしてリードを若干広げるも、残り時間3分のところで再びミッチが5.00をスコア、その差をキープした。

クォーター、セミとハイスコアを出してファイナルまで勝ち上がったクリス・フレンドは精彩を欠いた。そして、ファイナルの前半ではスコアを出せなかったディロン・ペルロが後半の5分で7.75と6.00を連続でスコア。それまでトップの加藤はあっという間に逆転されてしまい、優勝を逃した。カデットでは、稲葉玲王、新井洋人、石田銀次、仲村拓久未といった日本の未来を担うスーパーキッズがファイナル進出。ファイナル中盤に7.50、5.25をマークしてリードしていた仲村拓久未に対して、石田銀次は、5.10を中盤にマーク。更に終了3分前にファイナルのベストスコア、8.50 をマークして大逆転。そのまま今シーズンの開幕戦を制し、幸先の良いスタートを切った。

このイベントの上位2名のプロジュニアサーファーは10月にインドネシア、バリ島で開催される賞金総額$130000イベント「Oakley Pro Junior Championships」への出場権が与えられる。また、今回のイベントは、2009年ASPジャパンツアー、プロジュニアシリーズの開幕イベントであり、2010年の正月、オーストラリア、シドニーにて開催されるWJCイベント「Billabong ASP World Junior Championship 」へのクオリファイシリーズ第1戦。来年2010からはASP世界プロジュニアシリーズもシリーズツアー化がASPインターナショナルから先日発表されたばかりで、世界的にも今最もプロジュニアシリーズが高い注目を集めている。

詳細はASPジャパンサイトで。

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