昨年のディフェンディング・チャンピオン、石田銀二が2部門でファイナルに残り、カデットで2連勝。
ASPプロジュニアツアー第2戦 「Fire Wire Shonan Super Kids Challenge 」
■2009年8月14,15日 神奈川県藤沢市鵠沼海岸(スケートパーク前)
SURFMEDIA ASP JAPAN NEWS0906-0910
Last updated 2009-10-06
2009年ASPジャパンツアー、プロジュニアシリーズ第2戦「FIRE WIRE SHONAN SUPER KIDS CHALLENGE」のカデットクラスが終了。昨年のディフェンディング・チャンピオン、石田銀二が2部門でファイナルに残り、カデットで2連勝。イベントを通して、他の選手を全く寄せ付けない圧倒的な強さを見せ優勝した石田は、イベント会場である鵠沼がホームブレイク。「ギンジーランド」とまで言われるほど、このブレイクを熟知していた石田のサーフィンは、目を疑うほど他の選手のものとは違っていた。
前日までのコンディションからサイズダウンし、ヒザモモ、セット腰というコンディションは、完全に小柄な選手が有利なコンディションとなった。体の軽い選手は、テイクオフも早く、体の大きい選手よりも多くのターンを巧みに入れていた。それでも、波数の少ないスモールコンディションでは番狂わせも多発。前戦のファイナリストである稲葉玲王、新井洋人、仲村拓久未といった注目選手が次々と姿を敬した。
そんな中で、昨年のイベントチャンピオンで、先週、千葉で行われたカデットの開幕戦で優勝し、絶好調の石田銀二をはじめ、昨年の湘南大会でも2位となっている茅ヶ崎の佐藤魁、石田と同じく鵠沼をホームとするアップカマーの小林直海、伊勢・伊良湖をホームとする河谷サスケという選手がファイナルに残った。
早朝のロータイドから夜のハイタイドに向けて、コンディションが悪化するなか、ファイナルは波数も少なく、かなりインサイドのショアブレイクに近いコンディションで行われた。そんなコンディションでも石田は、スタートから波を奪い取り、スコアを重ねて行く。他の選手も、なんとか波を掴むもスコアが伸びない。佐藤魁は石田と波を奪い合い、果敢に攻めるが、石田は信じられない7.00をマークする。それでも食い下がる佐藤はジリジリとその差を縮めるも一歩及ばず、絶好調の石田は、ファイナルでも勢いが衰えること無く、嬉しい今季2勝目を早くも上げた。
次回のASPジャパンツアーは、福島県南相馬市北泉海岸で、MALIBU presented MURASAKI PRO KITAIZUMI と MURASAKI PRO JUNIOR KITAIZUMI とSun's Longboard Classic presented by MALIBU というメンズWQSとプロジュニア、ロングボードの3つのカテゴリーが8/18 - 23の期間で開催される予定だ。
ジュニアクラス
優勝: 大橋海人 2位:加藤嵐 3位: ミッチ・クルーズ(AUS)4位:石田 銀二
ガールズクラス
優勝:大村奈央 2位: 田代凪沙 3位: 水野亜彩子 4位: 野呂玲花
カデットクラス
優勝:石田 銀二 2位: 佐藤 魁 3位: 0 小林直海 4位: 河谷佐助
詳細はASPジャパンサイトで。