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更新日 2009-10-06 | 作成日 2009-01-26

ハーレープロ2日目。ジョシュ・カーが
本日のベストスコアでラウンドアップ。

2009ASPワールドツアー第6戦「ハーレー・プロ・トラッスルズ」

■2009年9月13-19日 トラッスルズ、カリフォルニア

jkhurley09(rowland)big.jpgJosh Kerr (AUS),Credit: © ASP/ CI/ ROWLAND via GETTY IMAGES

【現地2009年9月14日月曜日 ロウアー・トラッスルズ、カリフォルニア】

ASPワールドツアー第6戦「ハーレー・プロ・トラッスルズ」は大会2日目。3~4フィートのコンディションでエリミネイション・ラウンドであるラウンド2と、ラウンド3のヒート6までが終了した。昨日より風の影響の少ないクリーンなコンディションとなったトラッスルズ。しかし、首尾一貫しない波は思わぬところに落とし穴のある状況を作り出した。とはいえ、そんな状況でもASPトップ45は素晴らしいショーを見せ、いくつかのイベント最高スコアがマークされた。

そんな中で注目を集めたのが、現在ASPワールド25位のジョシュ・カー(AUS)。プログレッシブ・サーフィンの様々なレパートリーを持つ彼は、リップを切り刻み、エアリアルとのコンビネーションでギャラリーをアッと言わせるサーフィンを見せ、今日の最高ヒート・トータル17.17をマークし、ダイヤン・ネーブ(AUS)を下した。

「2、3時間ここに居たんだ。それで自分のヒートの前に、いくつかの良いライトブレイクがシェイプアップするのを見たんだよ」とカーが言った。「僕たちのヒートでもいくつブレイクしたようだね。ダイヤン(ネーブ)も手に入れていた。それは大きくはないんだけど、繋がりそうな波で思うようにブレイクしてくれたよ」

そのラウンド2のヒートの勢いとは正反対に、エイドリアン・バカン(AUS)と対戦したラウンド3の午後の勝負は、波が全く入って来なかった。ヒートのほとんどを波待ちに費やした二人。カーはヒートの最後にアドバンテージを得て、ラウンド4へ進んだ。「両方のヒートが、最後まで異なった形だったからエキサイティングだったよ」とカー。「良い日だったよ。午前中に良いヒートを戦えて、そして午後のヒートは何も出来なくって寒くなってしまったけど、 勝つことが出来た。今年は、ここまでが少しゆっくりだったから、トラッスルズで良い結果を出したいと思う」カーは、ハーレー・プロ・トラッスルズのラウンド4で、現在のASP3位のエイドリアーノ・デ・スザ(BRA)と戦う。

また、昨日のラウンド1でASPレイティング・リーダーのジョエル・パーキンソン(AUS)をラウンド2へ追いやった、現在のASP19位のカイ・オットン(AUS)は、今日もラウンド3においてその勢いを続けた。午後のエキサイティングなヒートの1つとなったオットンとトンプソンのヒート。彼は得意のバックハンドで、強烈なスコアを手に入れ、ジェイ・トンプソン(AUS)(25)を下した。「そのヒートの初めは少し震えていたよ」とオットンが言った。「ナーバスになっていたとは思わない。ただ少し疲れていると感じたんだ。自分自身を落ちつかせなければならなかった。そして幸運にも、2つの良い波を手に入れることが出来たんだ。ジェフリーズ・ベイで良い結果を残せたんだ。だから、ここでも2、3ヒートを切り抜けることができるなら本当に嬉しいよ」オットンはラウンド4で前イベント勝者のビード・ダービッジ(AUS)と対戦する。

ハーレー・プロ・トラッスルズの2日目は、番狂わせなしではなかった。大本命のボビー・マルチネス(USA)、ジョディ・スミス(AUS)、クリス・ワード(USA)といった選手たちはラウンド2で敗退。33位の最下位を強いられた。予報によれば、今日までの北西うねりは、わずかに減少傾向で、週間の後半に、南うねりが上がってくる見方を出している。



ヒート1:ジョエル・パーキンソン(AUS)12.16 カイ・バーガー(HAW)9.93
ヒート2:ロブ・マチャド(USA)15.16 タジ・バロウ(AUS)15.00
ヒート3:C.J.ホブグッド(USA)15.84 マーロン・リプケ(DEU)11.33
ヒート4:エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)14.40 フィリップ・マクドナルド(AUS)8.53
ヒート5:ルーク・ステッドマン(AUS)12.70 ボビー・マルチネス(USA)11.00
ヒート6:ニック・マスクロフト(AUS)13.24 トム・ホイッティカー(AUS)12.16
ヒート7:テイラー・ノックス(USA)12.93 ドリュー・コートニー(AUS)12.83 
ヒート8:ティアゴ・ピレス(PRT)13.50 ジョディ・スミス(ZAF)13.24
ヒート9:グレッグ・エムズリー(ZAF)不戦勝 ミック・キャンベル(AUS)怪我で棄権
ヒート10:キーレン・ペロー(AUS)11.56 ジハード・コードル(AUS)8.90
ヒート11:エイドリアン・バカン(AUS)13.50 アリツ・アランブルー(EUK)11.60
ヒート12:ディーン・モリソン(AUS)10.50 ナザニエル・カラン(USA)8.93
ヒート13:ロイ・パワーズ(HAW)12.13 ティム・レイズ(USA)11.57
ヒート14:ジェイ・トンプソン(AUS)16.26 クリス・ワード(USA)11.26
ヒート15:ジョシュ・カー(AUS)17.17 ダイヤン・ネーブ(AUS)15.23
ヒート16:ベン・ダン(AUS)8.23 ダスティン・バルカ(HAW)7.67

ハーレー・プロ・トラッスルズ:ラウンド3
ヒート1:ビード・ダービッジ(AUS)14.33 デイビッド・ウイアー(ZAF)12.83
ヒート2:カイ・オットン(AUS)16.67 ジェイ・トンプソン(AUS)13.50
ヒート3ジョシュ・カー(AUS)8.23 エイドリアン・バカン(AUS)7.76
ヒート4:エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)15.07ニック・マスクロフト(AUS)12.26
ヒート5:テイラー・ノックス(USA)13.17 グレッグ・エムズリー(ZAF)9.77
ヒート6:ロイ・パワーズ(HAW)13.06 フレデリック・パターチア(HAW)12.00

ハーレー・プロ・トラッスルズ:予定されているラウンド3ヒート
ヒート7:デーン・レイノルズ(USA)対ベン・ダン(AUS)
ヒート8:ジョエル・パーキンソン(AUS)対ロブ・マチャド(USA)
ヒート9:ケリー・スレーター(USA)対ブレット・シンプソン(USA)
ヒート10:ケコア・バカルソ(HAW)対クリス・デーヴィッドソン(AUS)
ヒート11:ダミアン・ホブグッド(USA)対ティアゴ・ピレス(PRT)
ヒート12:ジェレミー・フローレス(FRA)対ヘイター・アルベス(BRA)
ヒート13:C.J.ホブグッド(USA)対ルーク・ステッドマン(AUS)
ヒート14:ディーン・モリソン(AUS)対ミシェル・ボウレズ(PYF)
ヒート15:ミック・ファニング(AUS)対マイケル・ピコン(FRA)
ヒート16:キーレン・ペロー(AUS)対ティム・ボール(FRA)

詳細はASPジャパンサイトで。

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