オーストラリアのブレイク・ソーントンが優勝。
日本の辻裕次郎が25位。
オニール・コールドウォーター・クラシック南アフリカ
ASP 4-スターWQSメンズ・イベント
2009年6月20 - 24日
【ケープタウン、南アフリカ 現地2009年6月24日】6月20日から南アフリカのケープタウンで行われていたASP-WQS4スター「オニール・コールドウォーター・クラシック南アフリカ」が終了。エピック・コンディションで行われたファイナルで、パーフェクトなサーフィンで地元のロイデン・ブライソンをノックアウトしたオーストラリアのブレイク・ソーントンが見事優勝した。
「優勝出来て最高だよ」とブレイクが言った。「ロイデンは、最後にワイプアウトしたね。多分、寒さのせいだと思うよ」とフルスーツで震えながら彼が言った。「彼には悪いけど、本当に勝てて嬉しいね」とサメのあごのレプリカのトロフィーを高々と上げたブレイクが言った。「ありがたいことに、これはあごのフェイクだよ」とブレイク。「本物には逢いたくないね。でもファイナルのときに僕たちの周りをアザラシが泳いでいたんだ。サメがアザラシを好きなのは誰でも知っているけど、あのヒート中はヒートがどうなっているのかだけが心配だった」
昨日はストーミーコンディションのため、コンテストはオフとなったが、岬の東側は、オフショアで強烈な6フィートのうねりのパーフェクト・コンディションとなった。バレルを形成するレフト・リーフ・ブレイクのカークベイは、ケープタウン初のプロサーフィン・イベントとなった ASP WQS4スター「オニールCWC南アフリカ」に夢のようなファイナルデイを提供した。
Royden Bryson : photo O’Neill 2位になったのは地元のケープタウン出身のロイデン・ブライソン。地元の声援に応えてファイナルまで勝ち上がった。「海のなかでは、ビーチで僕を応援してくれる声や、ホーンの音が聞こえていたよ。これまでのコンテストで、このような応援は経験が無いね。信じられなかったよ」とコメント。
また今回、日本からは辻裕次郎、河村海沙、大澤伸幸、田中樹、深川達哉、黒澤賢一が出場。ラウンドオブ96から出場した辻は1位でラウンドアップ。ラウンドオブ64も1位で勝ち上がったがラウンドオブ32ではジョンジョン・フローレンスらと対戦し4位で敗退した。
しかし、南アフリカの6スター17位、スコットランドの6スター37位に続く今回の25位という結果は、改めて世界を舞台に戦うモチベーションと、次のステージへの目標を彼に与えた。積極的に世界を回る辻裕次郎の今後の活躍に期待しよう。彼らはこのまま南アフリカで6月29日から7月5日(26日トライアル)で開催予定の6スターイベント「ミスタープライスプロ・バリトー」に出場予定。こちらには日本期待のマー大野と田中英義も出場予定だ。頑張れ日本。
オニール・コールドウォーター・クラシック南アフリカ
ファイナル
1. ブレイク・ソーントン(AUS)
2.ロイデン・ブライソン(ZAF)
3.グレン・ホール(AUS)ジャラード・ハウス(AUS)