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■2009年7月18-26日　ハンティントンビーチ、カリフォルニア

Mick Fanning : photo ASP North America

【現地ハンティントンビーチ、カリフォルニア（2009年7月23日木曜日）】7月18日から南カリフォルニアのハンティントンビーチで開催されているASP-WQS6スターイベント「ハーレーＵＳオープン・オブ・サーフィン」。世界最大級のプロサーフィン・コンペティションである「ハーレーＵＳオープン」は、リーディング・スポーツ、メディア＆エンターテイメント・カンパニーであるIMGアクション・スポーツによってプロデュースされる大規模なイベントで、500人のワールドクラス・アスリートが参加し、9日間で400,000人以上を集客する。

またＵＳオープンは、北アメリカで唯一、男女の6スターWQSイベントが同時に行われ、男女のジュニア・ディビジョンに加えて、ロングボードのノーズライドコンテストも行われる。さらにワールドクラス・サーフィンに加えて、スケートボード、BMX、ミュージック、ファッション＆アートなど様々なジャンルがミクスチャーされたイベントとなる。

既にWQSメンズは、2～4フィートのハンティントンビーチ・ピアでベスト24が出揃った。元ASPワールド・チャンピオンのミック・ファニング（AUS）、ジュリアン・ウィルソン（AUS）、エリック・ガイズルマン（USA）を含むイベントのトップ・パフォーマーが爆発的なアクションを見せた。またWQSウイメンズは、昨年、最年少のＵＳオープン・チャンピオンとなった15歳のメイリア・マニュエル（HAW）がベスト12に勝ち残っている。

このハーレーＵＳオープンで戦っているサーファーは、2010年のASPドリーム・ツアーの資格取得のためのレイティング・ポイントを獲得するためだけでなく、賞金総額22万5千ドルのうち、優勝者に10万ドル（日本円で約950万円）というプロサーフィン史上で最も巨額な優勝賞金の獲得を狙っている。とはいえ、全米オープンという名の下、その名声はプロならば誰もが欲しいところで、普段ならばWQSなどに出場しないワールドツアーのトップシード選手でも、このイベントには出場するケースが多い。

今回も、ケリーをはじめ、C.Jホブグッド（USA）ミック・ファニング（AUS）エイドリアーノ・デ・スザ（BRA）ナザニエル・カラン（USA）ニック・マスクロフト（AUS）ミシェル・ボウレズ（PYF）アリツ・アランブルー（EUK）といったワールドツアーサーファーに加え、ロブ・マチャド（USA）アンディ・アイアンズ（HAW）ジュリアン・ウィルソン（AUS）といった注目のサーファーもラウンドオブ24に勝ち進んでいる。

そして今回、日本からはマー大野、田嶋鉄兵、辻裕次郎らが出場。前回のブラジルで9位入賞を果たしたマー大野は辻裕次郎と同じヒートでラウンドオブ144から出場。ラウンドアップ目前で最後に逆転され、辻裕次郎とともに、そのラウンドで消えた。一方、田嶋はラウンドオブ144を2位でアップ。ラウンドオブ96を戦ったが4位で敗退し、73位でフィニッシュしている。

また、ウイメンズでは、橋本小百合、谷口絵里菜、萩原水紀が出場。ラウンドオブ48から出場の橋本は2位でラウンドアップ。そして、ラウンドオブ24でページ・ハーブ（NZL）、ブルーナ・シュミッツ（BRA）レイラ・ハースト（HAW）と対戦した橋本は、強豪を抑えて1位でラウンドアップ。ついに６スターイベントでベスト12に残った。舞台はUSオープン。対戦相手はチャンプのギルモアとココ・ホー。これ以上ない最高のシチュエーションだ。ガンバレー小百合。頑張れ日本。

ウイメンズのラウンドオブ12は現地24日金曜日の午前11:20からスタート予定。（日本の深夜3時半頃）ライブもあるのでみんなで応援しよう。



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