ビラボン・プロ・ジェフリーズ・ベイは7月14日からスタート。(7/12）

Jordy Smith (ZAF), © ASP / CESTARI

【ジェフリーズ・ベイ、サウス・アフリカ（2011年7月15日金曜日）】ようやく待ちに待ったASPワールド・ツアー第4戦「ビラボン・プロ・ジェフリーズ・ベイ」が、サウス・アフリカを象徴するポイントブレイクであるジェフリーズ・ベイでスタート。3～4フィートのコンディションでラウンド1が行われた。

7週間のブレイクに終止符を打ったビラボン・プロ・ジェフリーズ・ベイのラウンド1で度肝を抜くパフォーマンスを披露したのが、2010年のASP世界第２位で昨年のイベント勝利者であるジョディ・スミス（ZAF）。今日のスター・パフォーマーであったスミスは，昨年のイベント第二位アダム・メリング（AUS）とワイルドカードのショーン・ホームズ（ZAF）と対するラウンド1で16.87という本日のハイエスト・ヒート・トータルと、本日のベスト・シングル・スコアとなる9.00をマークし圧勝した。

「ショーン（ホームズ）はジェフリーズにおいて非常に有能なサーファーで、アダム（メリング）は昨年のこの試合で第２位だった。そう簡単に勝てるヒートではなかったよ」と、スミスが言った。「彼らは本当に良い波を手に入れていた。僕は残りの波で戦うしかなかったんだ。今日はクラシックなJベイでないけど、こんなときでも波は充分に最高だよ。」

現在ASP世界タイトル・ランキングNo.5のスミスは、強烈なターンと余裕のビッグエアを混ぜ合わせ、パワーを感じるサーフィンをジェフリーズ・ベイで見せた。「パフォーマンスにプレッシャーを全く感じない」と、スミスが言った。「僕は友人と小さいプログラムをここで手に入れた。そして、僕はただ良い波を掴みサーフィンをすることだけに集中出来ているんだ。ラウンド3へ勝ち上がれて嬉しいよ。」

ASPトップ34エリートのセカンド・シーズンを迎えたダスティー・ペイン（HAW）は、濃厚なフォアハンドのマニューバーを爆発させ、センセーショナルなパフォーマンスでミシェル・ボウレズ（PYF）とパトリック・グダスカス（USA）をさっさと片づけた。

「今日の午後はトリッキーだったね。でも良い波が入ってくれば、充分にリップ出来る波だった」と、ペインが言った。「幸いにも僕は前半に良い波を手に入れた。それでヒートをリードすることが出来たんだ。再びジェフリーズに戻ってこれて最高だよ。ここ数日でソリッドな波を入れることができることを期待するよ。」

現在ASP世界タイトル・ランキングNo.8で、２度のASP世界チャンピオンであるミック・ファニング（AUS）は、今朝のクリーンなコンディションで電光石火のパフォーマンスを見せ、スピードとパンチの利いた刺激的なサーフィンでジェフリーズ・ベイ・ウォールをナビゲートした。

「明らかにファン・ウェイブだった」と、ファニングが言った。「みんなと再びゼッケンを付けて戦えることは素晴しいよ。サーフボードも調子が良いね。ラウンド3へ勝ち上がれて嬉しいよ。強烈なうねりがヒットしてくれることを願うよ」

ビラボン・プロ・ジェフリーズ・ベイ初参加のジュリアン・ウィルソン（AUS）は、ラウンド1でルーキー・チャージを見せ、14.10をスコア。ベテランのテイラー・ノックス（USA）とダミアン・ホブグッド（USA）を下した。

「スローなヒートで、これがJベイなんだなって思ったよ」と、ウィルソンが言った。「2、3本良い波を掴んだけど，波を最大限に利用出来ているかどうか確認する必要があるね。ジェフリーズは初めてで，3回サーフしただけだよ。良いサーフボードも手に入れたんだ。マット・バイオロスのJベイ用のスペシャル・シェイプ。凄く良い感じだよ」

ケリー・スレーター（USA）とボビー・マルチネス（USA）は、今日の試合に姿を現さなかった。またカレント・リーダーのエイドリアーノ・デ・スザ（BRA）は、グーフィー・フッターのカイ・オットン（AUS）によってラウンド2を強いられている。

イベント主催者は、明朝、午前7時に再びファーストコールする。（南アフリカと日本との時差は7時間）


ビラボン・プロ・ジェフリーズ・ベイは、http://www.billabongpro.comを通してウェブキャストされる。是非チェックしよう。

またビラボン・プロをモバイルで楽しむためのアプリ「Billabong Pro APP 」が apple storeにて無料でダウンロード可能になった。こちらも要チェック。http://itunes.apple.com/au/app/billabong-live/id436979131?mt=8

予定されているビラボン・プロ・ジェフリーズ・ベイ：ラウンド2
ヒート1：ケリー・スレーター（USA）対ショーン・ペイン（ZAF）
ヒート2：タジ・バロウ（AUS）対ショーン・ホームズ（ZAF）
ヒート3：ビード・ダービッジ（AUS）対ボビー・マルチネス（USA）
ヒート4：エイドリアーノ・デ・スザ（BRA）対ゲイブ・クリング（USA）
ヒート5：オーウェン・ライト（AUS）対フレデリック・パターチア（HAW）
ヒート6：エイドリアン・バカン（AUS）対コリー・ロペス（USA）
ヒート7：ダミアン・ホブグッド（USA）対テイラー・ノックス（USA）
ヒート8：ミシェル・ボウレズ（PYF）対ラオニ・モンテイロ（BRA）
ヒート9：ブレット・シンプソン（USA）対アダム・メリング（AUS）
ヒート10：パトリック・グダスカス（USA）対ヘイター・アルベス（BRA）
ヒート11：キーレン・ペロー（AUS）対C.Jホブグッド（USA）
ヒート12：マット・ウィルキンソン（AUS）対クリス・デーヴィッドソン（AUS）



現在のASPワールド・タイトル・シリーズのトップ10：
1. エイドリアーノ・デ・スザ（BRA）20,500
2. ジョエル・パーキンソン（AUS）19,200
3. ケリー・スレーター（USA）16,950
4. タジ・バロウ（AUS）16,500
5. ジョディ・スミス（ZAF）14,750
6. オーウェン・ライト（AUS）12,150
7. ミシェル・ボウレズ（PYF）12,000
8. ミック・ファニング（AUS）11,500
9.ビード・ダービッジ（AUS）11,000
9.ティアゴ・ピレス（PRT）11,000


※詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。