スーパーサーフASPワールド・マスターズ・チャンピオンシップ

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スーパーサーフASPワールド・マスターズ・チャンピオンシップ

2011年7月26日~31日 アルポラドル、リオデジャネイロ、ブラジル

スーパーサーフASPワールド・マスターズ・チャンピオンシップでブキャナンとウェブスターが優勝(8/1)

prizegivingGrandMasters3502masters11cestari_l.jpgイアン・ブキャナン(NZL)


【アルポラドル、リオデジャネイロ/ブラジル(2011年7月31日日曜日)】7月26日からブラジルのリオデジャネイロで行われていた「スーパーサーフASPワールド・マスターズ・チャンピオンシップ」が終了。イアン・ブキャナン(NZL)とネイザン・ウェブスター(AUS)がそれぞれASPグランドマスターとASPマスターズのタイトルを獲得した。

サーフィン史にその名を残すアイコニック・ウォーターマンとともに帰って来たASPワールド・マスターズ・チャンピオンシップ。6年間中断されていたASPワールド・マスターズ・チャンピオンシップは、マスターズ(36~49才の20名のコンペティター)とグランドマスター(50歳以上の16名のコンペティター)という2つのディビジョンで行われた。

両ディビジョンとも, 総当り戦のラウンドロビン・フォーマットを採用。各選手は5回のラウンドを戦い,ポイントを稼ぎ,マンオンマンで行われるクオーターファイナルに進出。会場がブラジルということもあり、マスターズでは元ASPワールド・ツアー・ベテランのギリヤミ・ハーディ、ファビオ・シルヴァ、ファビオ・ゴウベイアなど約半数の9名がブラジリアンが出場した。

マスターズには、3タイムASPワールド・チャンピオンのトム・カレン(USA)をはじめ、マーク・オクルーポ(AUS)バートン・リンチ(AUS)ゲイリー・エルカートン(AUS)ブラッド・ガーラック(USA)デレク・ホー(HAW)ルーク・イーガン(AUS)などが顔を揃え、グランドマスターには、ショーン・トムソン(ZAF)、ハンス・ヒーデマン(HAW)、バジー・カーボックス(HAW)、ウェイン・バーソロミュー(AUS)、グレン・ウィントン(AUS)、ピーター・タウンネンド(AUS)、マイケル・ホー(HAW)、サイモン・アンダーソン(AUS)、イアン・カーンズ(AUS)シェーン・ホーラン(AUS)、テリー・リチャードソン(AUS)、テリー・フィッツジェラルド(AUS)といった、そうそうたるメンバーが出場した。

残念ながら大会は終始スモールコンディションで行われ,ファイナルデイも、クリーンながらスモールコンディション。それでも往年のトップサーファー達は、見事な演技を披露し会場を沸かせた。

ブキャナンは、クロスヒートとなったファイナルで、ASPグランドマスター・ディフェンディング・チャンピオンであり、元ワールド・チャンピオンのウェイン・バーソロミュー(AUS)を下し,初のニュー・ジーランド・タイトルホルダーとなった。

「もう最高の気分だね」と、ブキャナンが言った。「今日は自分の波を使い切ったよ。僕がショーン(トムソン)を倒せたら、チャンスがあると思っていた。彼は素晴しいコンペティターだからね。グレン・ウィントンとのスモール・レフトの戦いは、彼がワイドなボードに乗っていたから,かなり手強かった。でも自分の戦略を貫いて、いくつかのライトを掴んだ。バックハンドよりフォアハンドの方が得意だったからね。それが良い結果に繋がったんだ。

ファイナルでは,潮が上げて来ていて、波がコンスタントに割れなくなっていて、フラットに近かった。そして、ラビット(ウェイン・バーソロミュー)も良いターンを出せていなくて、そのままタイムアウトになってラッキーだった。」

「来年、僕はジャッジをやりたいと思っているんだ」と現在、フルタイムでASPワールド・ツアーでジャッジを行っているブキャナンが言った。「今年も当初は、その予定だった。アル・ハントとリッチー・ポルタが僕を説得してサーフィンをすることになったんだ。サーフィン出来て嬉しかったけどね!優勝出来て本当に嬉しいよ。来年は参加出来る選手が増えるはずだし,ジャッジがやりたい。それにしても、この優勝は信じられないよ。」

惜しくも2位となったのはバーソロミュー。サーフィン史で最も著名なサーファーの1人である彼は素晴らしいフォームでサーフしていた。そして、テリー・リチャードソン(AUS)とサイモン・アンダーソン(AUS)を破り,ファイナルまで勝ち上がったが,首尾一貫しないコンディションに破れた。

「優勝したかったが,ラッツオ(イアン・ブキャナン)にお祝いを言いたいよ」と、バーソロミューが言った。「ファイナルまで勝ち上がれたことは素晴しいことだ。そして,ブラジルで再びマスターズが復活出来たことは本当に素晴しい。最高な一週間だった。ベイニー(ロブ・ベイン)、バジー(カーボックス)、ハンス(ヒーデマン)、我々は本当に素晴らしいサーファー達に再び会うことが出来た。そして、これは子供をインスパイアする素晴らしいプログラムである。この素晴しいイベントが来年、再び開催されるのが今から楽しみだ。」

また、 ASPワールド・マスターズ・タイトルを獲得したのは,ファビオ・ゴウベイア(BRA)をファイナルで下したウェブスターだった。


スーパーサーフASPワールド・マスターズ・ファイナル結果:
優勝:ネイザン・ウェブスター(AUS)14.50
2位:ファビオ・ゴウベイア(BRA)10.75
スーパーサーフASPワールド・マスターズ・セミファイナル結果:
SF 1:ネイザン・ウェブスター(AUS)13.50 def.。ビクター・リバス(BRA)12.40
SF 2:ファビオ・ゴウベイア(BRA)12.00 def.。ピーターソン・ローザ(BRA)7.15
スーパーサーフASPワールド・マスターズ・クォーターファイナル結果:
QF 1:ネイザン・ウェブスター(AUS)10.90 def.。シエイ・ロペス(USA)5.50
QF 2:ビクター・リバス(BRA)12.35 def.。ファビオ・シルヴァ(BRA)12.00
QF 3:ファビオ・ゴウベイア(BRA)13.75 def.。ルナン・ローシャ(BRA)9.30
QF 4:ピーターソン・ローザ(BRA)11.25 def.。ギリヤミ・ハーディ(BRA)10.70

スーパーサーフASPワールド・グランドマスター・ファイナル結果:
1位:イアン・ブキャナン(NZL)8.75
2位:ウェイン・バーソロミュー(AUS)8.35
スーパーサーフASPワールド・グランドマスター・セミファイナル結果:
SF 1:イアン・ブキャナン(NZL)11.80 def.。グレン・ウィントン(AUS)10.00
SF 2:ウェイン・バーソロミュー(AUS)9.50 def.。サイモン・アンダーソン(AUS)6.60
スーパーサーフASPワールド・グランドマスター・クォーターファイナル結果:
QF 1:グレン・ウィントン(AUS)13.25 def.。シェーン・ホーラン(AUS)5.40
QF 2:イアン・ブキャナン(NZL)9.05 def.。ショーン・トムソン(ZAF)8.60
QF 3:ウェイン・バーソロミュー(AUS)12.50 def.。テリー・リチャードソン(AUS)9.10
QF 4:サイモン・アンダーソン(AUS)12.40 def.。マイケル・ホー(HAW)8.90





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詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。

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