ガブリエル・メディーナが、ASP 6スター・ソルーズ・ラカナウ・プロでダブル優勝。

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ASP 6スター・イベント「ソルーズ・ラカナウ・プロ」

2011年8月16~21日 ラカナウ、フランス

ガブリエル・メディーナが、ASP 6スター・ソルーズ・ラカナウ・プロでダブル優勝。(8/24)

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【2011年8月21日:ーグランデ・プラージュ、ラカナウー】8月16日からフランスのラカナウで開催されていたASP6スターイベント「ソルーズ・ラカナウ・プロ」が終了し、17歳のガブリエル・メディーナ(BRA)がファイナルでミッチ・クルーズ(AUS)を下し優勝した。またメディーナは、ソルーズ・ラカナウ・プロの32年の歴史のなかで、プロジュニアと6スターのダブル優勝の偉業を達成した初のサーファーとなった。

イベントを通して驚異的なハイパフォーマンスを披露し、ギャラリーを驚かせたメディーナ。ファイナルでも、その勢いは留まるところを知らず、いくつものハイスコアリング・エクセレント・ウェイブをゲット。最終的にはその驚愕のパフォーマンスを締めくくるかのようにファイナルでパーフェクト10までスコア。巨大なエアリバースを含む彼のエアリアル・マニューバーに、インターナショナル・ジャッジ・パネルは満場一致で満点を与えた。

「最高です。これまでに感じたことのないベスト・フィーリングですよ。再び優勝出来て本当に嬉しいです。父と家族に感謝したいです。40分のヒートで、凄く良い気分でしたね。楽しむことだけを考えて、2本のベストウェイブを手に入れることが出来ました。最高ですね。プロジュニアで優勝したのは初めてで、更に6スターでも優勝出来て本当に嬉しいです。」とメディーナが言った。

「僕は去年からハードにトレーニングをしてきたんです。年齢を重ね、経験を積んで、去年以上にトレーニングすることで今回のような結果が得られたんだと思います。僕はビッグになりたいんです。自分には失うものは何もない。だからビッグスコアを目指して、ハードに攻めたんです。ミッチも良いライトを掴んで、7ポイント、8ポイントをスコアしていました。僕は良いレフトを掴んで、自分のサーフィンが見せられるチャンスを手に入れて本当にラッキーでした。」

メディーナは現在、昨年3位に終わったバスク・カントリーのサラウツで開催されるASP 6-スター・イベントへ移動、ファイナル進出に向けてフォーカスし、ASPスター・ツアー連続優勝を目指す。「いま僕は次のサラウツへ行くつもりなんです。次のイベントでも良い結果が残せるように、もう少しトレーニングするつもりなんです。僕はあそこの波が凄く好きなんです。素晴らしいスポットなんで、今から楽しみですよ。」

惜しくも2位となったのは、21歳のミッチ・クルーズ(AUS)。先週のニューキーでの3位を上回る成績を収めたが、絶好調のメディーナを止めることは出来なかった。オーストラリアのライアン・キャリナン(ニューキャッスル)との強烈なセミファイナルでの熾烈なバトルを勝ち抜いたクルーズだったが、そこで頂点に達し、メディーナに敗れた。

「凄く嬉しいのと同時にショックですね。完敗でしたね。ちょっと恥ずかしかった。サーフィンを楽しめたけど、彼のサーフィンは信じられなかったですね。彼がどれくらい有能であるか分からされた感じでしたね。でも2位は嬉しいですよ。このヨーロッパで最高の時間を過ごしています。」

セミファイナルでメディーナに敗れ、3位となったもうひとりの17歳、コロヘ・アンディーノ(USA)。彼はセミファイナルのオープニングでメディーナとのやり取りでインターフェアを取られた。そして二人のワンダーキッズによる対決はワンサイドゲームとなってしまった。

「何があったか分からなかったです」と、落胆したアンディーノが言った。「僕が明らかにファーストだったのに、ジャッジは僕にインタフェアを与えたんです。このようなコンディションでは、2つの10は不可能です。僕は、それ以上サーフィンできませんでしたね。波は楽しかったですよ。でも僕はヒートの最初の2分でインタフェアを侵してしまったんです。」とコメント。


次回のASP6スターイベントは,バスク・カントリーのサラウツにおいて、2011年8月30日-9月4日で開催される「サン・ミゲール・プロ」。これには日本から田嶋鉄兵、辻裕次郎、大澤伸幸、大橋海人が出場予定。また同日程でスリランカで行われるASPウイメンズ6スターイベント「スリランカエアラインプロ」には大村奈央が出場予定。日本の旗を掲げて海外で頑張る彼らの活躍に期待し、エールを送ろう。がんばろう!日本。

また、現在ラウンド1がスタートした時点でウエイティングとなっているASPワールド・ツアー第5戦「ビラボン・プロ・タヒチ」。こちらには物凄くビッグなスウェルが到着する予報が出ており、10-12フィートという歴史的なサイズでのコンテストとなる期待が高まっている。予報では、大きな南南西のうねりは木曜日に強まり、金曜日も続く予想。さらにより強烈な南南西のうねりが週末に到着すると見ている。


ASP 6-スター・ソルーズ・ラカナウ・プロ最終結果
優勝:ガブリエル・メディーナ(BRA)19.23
2位:ミッチ・クルーズ(AUS)15.36
セミファイナル・ヒート1:
ガブリエル・メディーナ(BRA)14.77
コロヘ・アンディーノ(USA)8.65
ヒート2:ミッチ・クルーズ(AUS)14.10
ライアン・キャリナン(AUS)8.67


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詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。

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