ビラボン・プロ・ジェフリーズ・ベイは、ベスト８が決定。(7/24）

ジュリアン・ウィルソン（AUS）(C) ASP / SCHOLTZ
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▲ジュリアンのパーフェクト10動画

【ジェフリーズ・ベイ、サウス・アフリカ（2011年7月23日土曜日）】ようやく本来の姿を見せ始めたジェフリーズ・ベイは、 6～8フィートのコンディションとなり，ASPワールド・ツアー第4戦「ビラボン・プロ・ジェフリーズ・ベイ」のラウンド3からラウンド5までが終了。7ヒートを残し，明日のファイナルデイでクライマックスを迎える。

現在ASPワールド・タイトル・ランキング5位でイベント・ディフェンディング・チャンピオンのジョディ・スミス（ZAF）は、ビード・ダービッジ（AUS）と対戦したラウンド5で18.30というイベント・ハイスコアをマークし，圧倒的なサーフィンを見せた。

「ラウンド4ではピンテールの板を使ったんだけど，あまりフィットしない感じだったんだ。それで最後のヒートで板を替えてみたんだ。そこで自分の気に入った板を見つけられて最高だったよ。午後の波は最高に楽しい波だったね。風も弱くて，いくつも良い波が来ていたよ。エアーには最適だった。」スミスは，9.47をスコアした巨大なフル・ローテーション・エア・リバースでラウンド5を仕上げた。スミスはクォーターファイナルで、このイベントで第２位になったことのあるダミアン・ホブグッド（USA）と戦う。

今回が初のジェフリーズ・ベイとなったジュリアン・ウィルソン（AUS）は、焼け付くようなカーヴィング・ターンを繰り返し，信じられないようなバレルをメイク。会場は大歓声に包まれ，今大会初のパーフェクト10がコールされた。「今朝は本当に波が良かったので、そのようなスコアが出るのは、時間の問題だったと思いますよ。」と、ウィルソンが言った。

「パドルをはじめた時に、ダブルアップするのが見えたんです。スーパーズでプルインして，ワンセクションを手に入れることができれば、良い波になるなって思いました。あの狭いチューブには、なかなか入ることが出来なかったんです。でもインポッシブル・セクションからプルインして、どうにか出ることが出来ました。信じられない感触でしたね。」

ラウンド４では2位を強いられ，ラウンド5を戦ったが、信じがたいフィン・フリーなサーフィンと強力なレールターンでダニエル・ロス（AUS）を制圧。キャリア最高のクオーター進出を決めた。「心身ともに疲れましたね」と、ウィルソンが言った。「ジェットスキーのアシスト無しで，ロングパドルは，多くのエネルギーを使いましたよ。ラウンド4では自分の持てるエネルギーを全て使って、勝てなかったから少し怒っていたんです。怒っていたから余計エネルギーを使ったんでしょうね。ロジー（ダン・ロス）には全てを出し切って戦わないと勝てないと思っていました。勝てて本当に嬉しいですよ。」ウィルソンはエイドリアン・バカン（AUS）とクオーターファイナルで戦う。

ASPワールド・タイトル・ランキング17位であるエイドリアン・バカン（AUS）は、ラウンド4でバックハンドのセンセーショナルなパフォーマンスでジェフリーズ・ベイのウォールを切り刻み，ヒートスコア17.54で圧勝した。「ジョディ（スミス）とジュリアン（ウィルソン）と一緒のエキサイティングなヒートだったよ。彼らは素晴らしいサーファーだからね」と、バカンが言った。

「その3人ヒートに勝てたことは凄く自信が持てたよ。自分の板は凄く調子が良いんだ。別のヒートでも高得点を出せたていたから、もし良い波を2本乗れたら，勝てるかもって思っていたんだ。ラッキーなことに，スタートからビッグスコアを手に入れることが出来た。そのお陰でヒートを通して勢いに乗ることが出来たんだ。」

ルーキーのムニーツは、ラウンド3で2011年のASPワールド・タイトル・レースのトップを走っていたエイドリアーノ・デ・スザ（BRA）（24）を破る大番狂わせを引き起こした。「それは、自分にとって非常に重要なヒートでした」と、ムニーツが言った。「８月のローテーションでの安全な場所を確保するために、僕は、そのヒートをメイクする必要があったんです。これで残りの一年が保証され、とてもうれしいです。タイトル争いをしていたエイドリアーノ（デ・スザ）とは戦いたくなかったです。 でも、時にそういうことも起こるんです。」


ビラボン・プロ・ジェフリーズ・ベイは、http://www.billabongpro.comを通してウェブキャストされる。是非チェックしよう。

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ビラボン・プロ・ジェフリーズ・ベイ：ラウンド3
ヒート1：ダニエル・ロス（AUS）11.60 def.。ジェレミー・フローレス（FRA）10.17
ヒート2：ダミアン・ホブグッド（USA）10.63 def.。ジャドソン・アンドレ（BRA）9.67
ヒート3：ビード・ダービッジ（AUS）11.76 def.。ダスティー・ペイン（HAW）11.34
ヒート4：エイドリアン・バカン（AUS）13.70 def.。ヘイター・アルベス（BRA）8.77
ヒート5：ジュリアン・ウィルソン（AUS）17.00 def.。キーレン・ペロー（AUS）11.00
ヒート6：ジョディ・スミス（ZAF）16.53 def.。トラヴィス・ロギー（ZAF）12.20
ヒート7：ミック・ファニング（AUS）16.10 def.。カイ・オットン（AUS）9.80
ヒート8：ジョエル・パーキンソン（AUS）12.64 def.。マット・ウィルキンソン（AUS）12.33
ヒート9：アダム・メリング（AUS）13.43 def.。オーウェン・ライト（AUS）12.44
ヒート10：アレホ・ムニーツ（BRA）13.93 def.。エイドリアーノ・デ・スザ（BRA）12.04
ヒート11：ミシェル・ボウレズ（PYF）15.30 def.。ティアゴ・ピレス（PRT）10.60
ヒート12：ジョシュ・カー（AUS）16.60 def.。タジ・バロウ（AUS）14.20

ビラボン・プロ・ジェフリーズ・ベイ：ラウンド4
ヒート1：ダミアン・ホブグッド（USA）14.50、
ビード・ダービッジ（AUS）13.17、ダニエル・ロス（AUS）11.70
ヒート2：エイドリアン・バカン（AUS）17.54、
ジュリアン・ウィルソン（AUS）16.60、ジョディ・スミス（ZAF）9.17
ヒート3：ジョエル・パーキンソン（AUS）16.57、
アダム・メリング（AUS）16.43、ミック・ファニング（AUS）11.27
ヒート4：ジョシュ・カー（AUS）16.40、
ミシェル・ボウレズ（PYF）14.33、アレホ・ムニーツ（BRA）13.37

ビラボン・プロ・ジェフリーズ・ベイ：ラウンド5
ヒート1：ジョディ・スミス（ZAF）18.30 def.。ビード・ダービッジ（AUS）14.93
ヒート2：ジュリアン・ウィルソン（AUS）15.26 def.。ダン・ロス（AUS）11.33
ヒート3：アレホ・ムニーツ（BRA）10.26 def.。アダム・メリング（AUS）10.16
ヒート4：ミック・ファニング（AUS）15.96 def.。ミシェル・ボウレズ（PYF）10.40

ビラボン・プロ・ジェフリーズ・ベイ・クォーターファイナル：
QF 1：ダミアン・ホブグッド（USA）対ジョディ・スミス（ZAF）
QF 2：エイドリアン・バカン（AUS）対ジュリアン・ウィルソン（AUS）
QF 3：ジョエル・パーキンソン（AUS）対アレホ・ムニーツ（BRA）
QF 4：ジョシュ・カー（AUS）対ミック・ファニング（AUS）


現在のASPワールド・タイトル・シリーズのトップ10：
1. エイドリアーノ・デ・スザ（BRA）20,500
2. ジョエル・パーキンソン（AUS）19,200
3. ケリー・スレーター（USA）16,950
4. タジ・バロウ（AUS）16,500
5. ジョディ・スミス（ZAF）14,750
6. オーウェン・ライト（AUS）12,150
7. ミシェル・ボウレズ（PYF）12,000
8. ミック・ファニング（AUS）11,500
9.ビード・ダービッジ（AUS）11,000
9.ティアゴ・ピレス（PRT）11,000


※詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。