2010年9月22日(水)〜 9月26日(日) 千葉県長生郡一宮町釣ヶ崎海岸
真夏日から一転して、ストーミーコンディションでの開催となった大会2日目。
スティーブン・ウォルシュ(オーストラリア)
【千葉県、釣ヶ崎海岸(2010年 9月23日木曜日)】賞金総額$85,000、2010ASPジャパンツアー、メンズスターシリーズの第2戦、4スターイベント「Billabong TSURIGASAKI Pro」は大会2日目。
今朝、会場の千葉県一宮町付近の天候は朝、曇り、弱いオンショア北東の風で、波のサイズは2フィート(1メーター)だったが、ヒートが進むにつれ雨、風、波が強まり、ヘビーなコンディションとなった。
今朝は 昨日に比べて少しサイズが上昇傾向の中、ファーストコールが6:30にかかり、ASP Hawaiiから派遣されたコンテストヘッドジャッジのジェリー・コフマンは、シード選手が初登場するラウンドオブ128を7:00の試合開始にゴーサイ ンを出し、今日はラウンドオブ128に引き続き、ラウンドオブ96第1から第8ヒートが朝の段階で開催される予定となった。
午後に入ると外洋に位置する千葉県房総半島は台風からの影響をいち早く受けストーミーコンディションながら、サイズは急上昇して時より5フィート前後のセットが入り出した。シード選手が登場したラウンドオブ96に入ると、次第に天候も更に悪化して、同ラウンドは雷の危険性から第4ヒートで今日の予定が打ち切られ、第5ヒート以降は明日に順延する事をイベント主催者は決定した。
イベント公式波予報機関の波伝説によれば、明日は雨よりもオンショアの風と波が強まりかなり過酷なコンディションになるだろうという見込みだ。
悪天候なストーミーコンディションと化し、非常にトリッキーな状態で、サーファー達は多くの波数にテイクオフする状況となったが、シード選手が登場したラウンドオブ96に突入すると、サーフアクションも高まり、選手達はモチベーション持ち上げ、開幕日に封印されていたエクセレントスコアが一揆に解禁された。
イベント最初のエクセレントなスコアの8.00ポイントに成功したのは、ラウンドオブ128のスティーブン・ウォルシュ(オーストラリア)。彼は、ラウンドオブ96の第1ヒートでも、イベント最高点となる8.33ポイントをスコア。ファースト・ラウンドから出場しているウォルシュは、ヒートハイスコアを16.00ポイントに伸ばして、今日のトップスコアラーとなった。
この同じヒートでは、ウォルシュに次いで2位でラウンドアップとなった河村海沙(カワムラ・カイサ) もすばらしいサーフィンを披露し、バックハンドで非常に難易度の高いフルコミットメント溢れる3本の連続リッピングに成功させ、エクセレントな8.17ポイトした。
イベントはその後、ラウンドオブ96第4ヒートまで行われ、見応え十分な激闘の中で、多くのハイスコアが記録された。その後、昨日も大活躍した2010年のASPジャパンプロジュニアシリーズ・グランドチャンピオン、大橋 海人(オオハシ・カイト)が、今日最後のラウンドオブ96第4ヒートで7.83と7.67ポイントの2本の高いスコアに成功し、ヒートトータルスコアを15.50ポイントで、2日間で2番目に高いヒート・スコアをマークし勝ち上がった。
ASPジャパンより、ライブ中継をお楽しみの貴重なサポーターの皆様へ:
今日はライブ中継中時より映像が途切れるケースが発生してお詫びを申し上げます。今日は雷、強風、大雨の危険性を回避する事からスタッフ一同、最善の努力をさせていただいておりますが、危険を回避する上でやむおうえず、切断する時間帯がどうしても発生しております。自然を相手にする海のスポーツと言う性格からどうぞご理解の程をお願い致します。悪天候により強いインフラの構築に向けて今後も全力でスタッフ一同勤めさせて頂きます