2010年9月25日(水)〜 10月5日 サウスウエストコースト、フランス
コンテストが再開。ソリッドな4~6フィートのコンディションでラウンド2が終了(10/1)
ルーク・マンロー(AUS)
【カル・ナル・ビーチ、セニョス/フランス(2010年9月30日木曜日)】延期を強いられていた2010年のASPワールド・ツアー第7戦であるクイックシルバー・プロ・フランスは大会6日目。ソリッドな6~8フィートのコンディションで、ラウンド2の残りの9ヒートを完了。いくつかの番狂わせが起き、選手は36名から24名に絞られた。
現在ASPワールドNo.31のルーク・マンロー(AUS)は、エクセレントなフォームで3度のASPワールド・チャンピオンで、過去に3度のクイックシルバー・プロ・フランスで優勝経験のあるアンディ・アイアンズ(HAW)を下した。
「実際のところ、ここで2回ぐらいアンディ(アイアンズ)を下したと思う」とマンローが言った。「彼は素晴らしいサーファーで、いつでもどこでもスコアを手に入れることが出来る。タヒチの優勝からは大番狂わせになってしまったけど、彼のことだから直ぐに表彰台に戻ってくると思うよ」
数々の劇的なバレルを決めたマンローは、信じられないほど深いフォアハンドのバレルで9.87をスコア。16.87というベスト・ヒート・トータルをマークした。「最初から、良い感じだったね」とマンローが言った。
「自分のホームのストラディ(ストラドブローク・アイランド)にちょっと似ていたから、多くの波を手に入れることが僕の作戦だった。僕の9.77では少し欲張りになったと思う。おそらく1秒以上、チューブの中でがんばったけど、必ずメイクしたかった」マンローは、ラウンド3で、ASPワールド・チャンピオンに君臨する昨年のクイックシルバー・プロ・フランス・チャンピオンであるミック・ファニング(AUS)と戦う。
現在のASPワールドNo.13のジャドソン・アンドレ(BRA)は、同じルーキーのマット・ウィルキンソン(AUS)とのクロスヒートを勝ち抜き、ラウンド3へラウンドアップした。「ウィルコ(マット・ウィルキンソン)はバックハンドでリップしていたね。僕は彼がツアーでバックハンドのベストグーフィー・フッターだと思う」とアンドレが言った。
「タフなヒートになるのは分かっていたから、ヒートの2つのベストウィブを手に入れようとしてた。勝てて本当に嬉しいよ」バックハンドで強力なスナップとバレル・コンビネーションを見せた後、アンドレは物凄いエアリアル・マニューバーを試みて、着地を成功させた。
「最後のマニューバーで板が壊れてしまったんだと思う」とアンドレが言った。「楽しい波だよ。ホームの波を思い出すね。良いランプもあるし、この調子を続けたいね。今は次のヒートのことしか考えられない」アンドレは、ラウンド3で、ジェレミー・フローレス(FRA)(22)と戦う。
現在のASPワールドNo.23のテイラー・ノックス(USA)は、アダム・メリング(AUS)とのタイトなヒートを生き残った。「フランスはコンディションが激変するんだ。午後に見ていたバレルは僕たちのヒートでは皆無だったからね」とノックスが言った。
「アダム(メリング)は凄くリスペクトされる驚くべきサーファー差。だから彼と戦うのは凄くハード。だから勝ち上がれて嬉しいよ。今最高に調子の良いサーフボードを手に入れたんだ。明日の準備は万端だよ」
イベント主催者は、コンディションのチェックを行い、明朝午前7時45分に再びファーストコールする。
残っているクイックシルバー・プロ・フランス:ラウンド2
ヒート4:ダミアン・ホブグッド(USA)11.17 トラヴィス・ロジィー(ZAF)9.50
ヒート5:ルーク・マンロー(AUS)16.87 アンディ・アイアンズ(HAW)11.00
ヒート6:ダニエル・ロス(AUS)10.77 ボビー・マルチネス(USA)5.17
ヒート7:トム・ウィッタカー(AUS)14.50 ティアゴ・ピレス(PRT)8.10
ヒート8:ジャドソン・アンドレ(BRA)13.83 マット・ウィルキンソン(AUS)5.67
ヒート9:ミシェル・ボウレズ(PYF)9.10 ロイ・パワーズ(HAW)2.33
ヒート10:クリス・デーヴィッドソン(AUS)8.00 ダスティー・ペイン(HAW)6.84
ヒート11:キーレン・ペロー(AUS)10.60 ルーク・ステッドマン(AUS)7.47
ヒート12:テイラー・ノックス(USA)11.67 アダム・メリング(AUS)10.03
クイックシルバー・プロ・フランス:ラウンド3
ヒート1:タジ・バロウ(AUS)対ダニエル・ロス(AUS)
ヒート2:ダミアン・ホブグッド(USA)対テイラー・ノックス(USA)
ヒート3:デーン・レイノルズ(USA)対ブレット・シンプソン(USA)
ヒート4:オーウェン・ライト(AUS)対パトリック・グダスカス(USA)
ヒート5:ミシェル・ボウレズ(PYF)対クリス・デーヴィッドソン(AUS)
ヒート6:ケリー・スレーター(USA)対ジュリアン・ウィルソン(AUS)
ヒート7:ジョディ・スミス(ZAF)対ゲイブ・クリング(USA)
ヒート8:ジャドソン・アンドレ(BRA)対ジェレミー・フローレス(FRA)
ヒート9:エイドリアン・バカン(AUS)対カイ・オットン(AUS)
ヒート10:C.J.ホブグッド(USA)対トム・ウィッタカー(AUS)
ヒート11:フレデリック・パターチア(HAW)対キーレン・ペロー(AUS)
ヒート12:ミック・ファニング(AUS)対ルーク・マンロー(AUS)
※詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。