クイックシルバー・プロ・フランスがスタート。ケリーはラウンド2へ(9/27)

サーフメディアは国内外の最新サーフニュースを発信。サーファー・コンペティション・ファッション・インダストリー・メディア事情など多彩な角度からホットなニュースを提供しています。

ASPワールドツアー第7戦/クイックシルバー・プロ・フランス

2010年9月25日(水)〜 10月5日 サウスウエストコースト、フランス

クイックシルバー・プロ・フランス開始。ケリーはR2へ(9/27)

fanning_m1611quikeu10cestari_l.jpg

【カル・ナル・ビーチ、ホセゴー/フランス(2010年9月26日日曜日)】2010年のASPワールド・ツアー第7戦であるクイックシルバー・プロ・フランスがスタート。強力な6~8フィート(2.5メートル)の分厚いバレルからハイパフォーマンス・ピークまでのフルレンジ・コンディションでラウンド1の12ヒートが行われた。

2010年のASPワールド・ツアー中で、10戦中の第7戦となるクイックシルバー・プロ・フランスは、2010年のASPワールド・タイトル・レースにおける重要な試合となる。

ASPワールド・チャンピオンに君臨する、昨年のクイックシルバー・プロ・フランス・チャンピオンであるミック・ファニング(AUS)は、エクセレントなフォアハンドのバレルで8.33という本日のベスト・シングルスコアを手に入れてた。

「少し奥過ぎるかなと思ったけど、直ぐにレールをセットできて、自分のラインを決めることができた」とファニングが言った。「今朝は、かなりワイルドな波だったね。ほとんどクローズアウトだったけど、いくつか素晴しい波もあった。上手くその波に滑り込んでラッキーだったよ」

現在、2010年のASPワールド・タイトル・レース・ランキングに5位にランクされているファニングは、2009年に見せた彼のフォームを再び繰り返してASPワールド・タイトル防衛を目指す。

「僕には優勝する必要がある」とファニングが言った。「それはとてもシンプルなことさ。今年は、良い感じでサーフィンをしていると感じる。しかし、いくつかの戦術ミスで試合を犠牲にした。残りのイベントは大好きなものばかりだから、この調子で行きたいよ」

現在のASPワールドNo.2のジョディ・スミス(ZAF)は、ラウンド1で、ルーク・ステッドマン(AUS)ジュリアン・ウィルソン(AUS)をバレル・ライドで下した。「波は実際には見た目より大きいね」とスミスが言った。「もう少し短い板に乗れたかもしれないけど、早いヒートでかなりソリッドな波が来ていると思ったんだ。僕たちのヒートの波はファンウェイブだった。たくさんの小さいバレルがあったんだ」

2010年のASPワールド・タイトル・レースおいて、一時的とはいえ、アフリカでの第5戦でレイティング・トップとなったスミスは、残りのシーズンを慎重に見守っている。「ただサーフィンをするだけで、他のことは、なにも心配していない」とスミスが言った。「候補に挙がっていることは素晴しいことだよ。ヨーロッパでは、自分のサーフィンに自信があるけど、結局はパドルアウトして楽しむだけさ」

2010年のASPワールド・ツアー・ルーキーで現在のASPワールドNo.23のパトリック・グダスカス(USA)は、9度のASPワールド・チャンピオンで現在のASPワールドNo.1のケリー・スレーター(USA)をラウンド2へ追いやる大番狂わせを引き起こした。

グダスカスは素晴らしいスタイルで彼のキャンペーンを開始、ディープなフォアハンドのバレルを抜け、高いダブル・グラブ・エアリアルを成功させた。「あの波は本当に幸運だった。あの波で勝ったんだからね」とグダスカスが言った。「ケリー(スレーター)とポジション争いをしていて、彼は 最初の波に行ってけどスモールだった。そして、僕は2本目を手に入れた。

じつは波の判断を誤って、かろうじてテイクオフしたんだ。そして、リップの下にいたときバレルが見えた。それでチューブを抜けたらランプ・セクションがあって自動的にエアをやった感じだったよ」

その他に、2010年のASPドリーム・ツアー・ルーキーで現在のASPワールドNo.8のオーウェン・ライト(AUS)は、レフトハンダーの圧倒的なパフォーマンスで、今日の最高ヒート・トータル14.13をスコア。「エース(エイドリアン・バカン)がレフトに乗るのを見たんだ」とライトが言った。「それであのレフトだったと思った。僕はグーフィーだしね。それが上手く行った。結構ハードだったね。素晴しいバレルだった気はしないけど、与えられたコンディションでは、上手くやれたと思うよ」

コンペティションが再開するとき、ラウンド2のオープニング・ヒートでは、18歳のマキシム・フスナット(FRA)がケリー・スレーター(USA)と対戦する。イベント主催者は、午前8時に再びファーストコール。午前8時15分のスタートを目指し、コンディションのチェックを行う。

QUIKSILVER PRO FRANCE ROUND 1 RESULTS:
Heat 1:Jeremy Flores (FRA) 9.36, Bede Durbidge (AUS) 8.50, Daniel Ross (AUS) 3.06
Heat 2:Dane Reynolds (USA) 13.70, Luke Munro (AUS) 9.83, Kieren Perrow (AUS) 6.84
Heat 3:Taj Burrow (AUS) 10.93, Travis Logie (ZAF) 5.43, Adam Melling (AUS) 5.36
Heat 4:Mick Fanning (AUS) 13.00, Taylor Knox (USA) 2.24, Gabe Kling (USA) 1.96
Heat 5:Jordy Smith (ZAF) 14.00, Luke Stedman (AUS) 8.27, Julian Wilson (AUS) 8.03
Heat 6:Patrick Gudauskas (USA) 10.10, Maxime Huscenot (FRA) 5.40, Kelly Slater (USA) 4.00
Heat 7:Brett Simpson (USA) 10.94, Adriano de Souza (BRA) 9.60, Chris Davidson (AUS) 6.87 Heat 8:C.J.Hobgood (USA) 10.60, Tom Whitaker (AUS) 7.73, Michel Bourez (PYF) 5.43
Heat 9:Adrian Buchan (AUS) 13.03, Jadson Andre (BRA) 12.97, Matt Wilkinson (AUS) 8.90
Heat 10:Owen Wright (AUS) 14.83, Tiago Pires (PRT) 7.77, Roy Powers (HAW) 2.03
Heat 11:Fredrick Patacchia (HAW) 14.13, Damien Hobgood (USA) 11.10, Dusty Payne (HAW) 7.87
Heat 12:Andy Irons (HAW), Bobby Martinez (USA), Kai Otton (AUS)

クイックシルバー・プロ・フランス:ラウンド2
ヒート1:ケリー・スレーター(USA)対マキシム・フスナット(FRA)
ヒート2:ビード・ダービッジ(AUS)対ジュリアン・ウィルソン(AUS)
ヒート3:エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)対ゲイブ・クリング(USA)
ヒート4:ダミアン・ホブグッド(USA)対トラヴィス・ロジィー(ZAF)
ヒート5:アンディ・アイアンズ(HAW)対ルーク・マンロー(AUS)
ヒート6:ボビー・マルチネス(USA)対ダニエル・ロス(AUS)
ヒート7:ティアゴ・ピレス(PRT)対トム・ウィッタカー(AUS)
ヒート8:ジャドソン・アンドレ(BRA)対マット・ウィルキンソン(AUS)
ヒート9:ミシェル・ボウレズ(PYF)対ロイ・パワーズ(HAW)
ヒート10:クリス・デーヴィッドソン(AUS)対ダスティー・ペイン(HAW)
ヒート11:キーレン・ペロー(AUS)対ルーク・ステッドマン(AUS)
ヒート12:アダム・メリング(AUS)対テイラー・ノックス(USA)









aspjapan_logo_333.gif
詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。

ASPコンテスト最新ニュース

logo.png
【サーフメディアのつぶやきまとめサイト】