ラウンド4が終了。スレーターはクオーターファイナルへ(10/14)

【ベルガ、ペニシェ/ポルトガル（2010年10月13日水曜日）】2010年のASPワールド・ツアー第8戦「リップ・カール・プロ・ポルトガル」は、再びバックアップ・サイトである2～3フィートのベルガへ移動して、3人ヒートのラウンド4を行った。イベント主催者は明日、ファイナルでを見込んでいる。

現在のASPワールドNo.2であるジョディ・スミス（ZAF）は、今日のフォーム・サーファーで、素晴らしいエアリアル360でパーフェクトスコアに近い9.93を手に入れた。「そのスコアは、実際のところ、それほどアプローチを変えなかった」とスミスが言った。「ジャドソン（アンドレ）とオーウェン（ライト）は、いつでもビッグスコアをメイクできる。だからバックアップがなければ安心は出来なかった」

2010年のASPワールド・タイトル争いに残っているスミスは、そのことに関して、あまり興味がないようだった。「勝つことは素晴しいけど、人生にはタイトル以上のものもある」とスミスが言った。「この年でワールドチャンピオン争いなんて信じられないチャンスだよ。年末が楽しみだね。楽しんでやっているよ」

9度のASPワールド・チャンピオンで現在のASPワールドNo.1のケリー・スレーター（USA）は、今日のラウンド４を支配した。「確かに、このラウンドはリラックスして、少し楽にやれるね」とスレーターが言った。「もちろん、今日のラウンドで勝ててプレッシャーが軽減したよ。最終日に１ラウンド戦わなくていいからね」

現在のASPワールドNo.6のエイドリアン・バカン（AUS）は、素晴らしいフォームで、マット・ウィルキンソン（AUS）とミシェル・ボウレズ（PYF）を下し、クォーターファイナルへ勝ち上がった。「本当に楽しかったけど、ちょっと良い波を見つけるのが難しかったね」とバカンが言った。「マティ（ウィルキンソン）とミシェル（ボウレズ）は最悪だったみたいだけど、僕は集中して良い波を選んで、完璧にその波をサーフした」

現在のASPワールドNo.20のジェレミー・フローレス（FRA）もクォーターファイナル進出を決めた。「すべてが良かったね」とフローレスが言った。「ヒートを勝ち上がれれば最高だよ。ここのところのヒートでベスト・ウェイブを手に入れることがなかったけど、今日はかなりファンだった。

この２、３年、僕のレパートリーにエアとフィン・スローを加えようとしていたんだけど、上手く行っていなかった。でも、やっと自分のベストに戻れて、それが本当に上手く行っている。クオーターに勝ち上がれて本当に嬉しいよ。この調子をキープしたいね。」

イベント主催者は、明朝午前8時30分からスーパーチューブスのプライマリ・サイトでのスタートを目指し、再び午前8時にファーストコールする。


リップ・カール・プロ・ポルトガル　ラウンド４結果：

ヒート1：エイドリアン・バカン（AUS）14.77、ミシェル・ボウレズ（PYF）9.03、マット・ウィルキンソン（AUS）5.50
ヒート2：ケリー・スレーター（USA）13.60、ダミアン・ホブグッド（USA）10.83、クリス・デーヴィッドソン（AUS）6.08
ヒート3：ジェレミー・フローレス（FRA）14.07、トラヴィス・ロジィー（ZAF）13.73、パトリック・グダスカス（USA）10.17
ヒート4：ジョディ・スミス（ZAF）17.16、ジャドソン・アンドレ（BRA）13.57、オーウェン・ライト（AUS）12.07





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