ASPジャパンツアー開幕戦「MALIBU AMAMI ISLAND PRO 」がスタート。

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ASPジャパンツアー開幕戦「MALIBU AMAMI ISLAND PRO 」

2011年5月13日~15日 鹿児島県奄美大島龍郷町手広海岸

ASPジャパンツアー開幕戦「MALIBU AMAMI ISLAND PRO 」がスタート。地元選手が大会を盛り上げベスト8が決定(5/13)

297605104.jpg大澤伸幸
297605776.jpg善家尚史
297607789.jpg大橋海人
297614193.jpg高梨直人
297612141.jpg碇山勇生
297608035.jpg田中樹

297604551.jpg森哲太  photo:s.yamamoto

【鹿児島県、奄美大島龍郷町手広海岸(2011年 5月13日、金曜日)】今シーズンの日本のプロサーフィン界全体のスタートとなる,2011年ASPジャパンツアー開幕戦メンズスターシリーズ、2スターイベント「Malibu Amami Island Pro」が、鹿児島県奄美大島龍郷町手広海岸でスタートした。本日は天候は曇り。風はサイドの北東。波は胸セット肩のクリーンなコンディションで、ラウンドオブ48からスタートし,ラウンドオブ16までが行われ、クオーターファイナルを戦うベスト8の選手が決定した。

既に梅雨入りしている奄美大島。台風1号の残したウネリの恩恵を受けて、会場の手広海岸のコンディションはエクセレント・コンディションだったが、潮が上げるにつれ,徐々に波数が減り、選手たちを苦しめた。またAフレームを形成するワンピークのリーフブレイクは、ピークのビハインドから波を取り合う選手たちが交錯し、インターフェアが続出。妨害をとられてヒートを落とす選手の姿も多く見られた。

初のプロサーフィン・イベント開催が実現した奄美大島は、平日にも関わらず,地元の多くの人たちが会場に詰めかけ,奄美大島出身のトッププロである森哲太をはじめ、今回の大会実行委員長を務める碇山勇生や、浜崎亮平などの地元選手のヒートに大声援を送った。

地元期待の森哲太はラウンドオブ32において、最後の波でチューブライドからエアリアルを決め、本日のベスト・シングルスコアとなる8.00をマークして会場を沸かせた。他の奄美出身のサーファーも,乗り馴れた波で素晴しいパフォーマンスを見せ勝ち進んだが、惜しくもクオーターファイナルに残った奄美ローカルサーファーはいなかった。

最終的にベスト8に残った選手のクオーターファナルの組み合わせは、QF第1ヒートが椎葉順VS大澤伸幸、QF第2ヒートが加藤嵐VS田中英義、QF第3ヒートが高橋健人VS大橋海人、QF第4ヒートが田中譲VS田中樹。どれも好カードだが,田中樹と譲の初のマンオンマン兄弟対決には特に注目したい。明日は朝からジュニアツアー開幕戦「Quiksilver King of Grommets Amami」のジュニア、カデットが行われる予定で、最後にこのクオーターが行われるかもしれない。ただし、コンディションにより変更もあので注意しよう。

ASPジャパンツアーマネジャーの小川昌男氏は「東日本大震災によって被災された方々に心から謹んでお見舞いを申し上げます。東日本大震災の発生により、2011年ASPジャパンツアーは当初の予定より遅れての開幕となったが、今回は自ら昨年の大雨の被害にあい復興の真っ最中にも関わらず、大きな地元の尽力のご協力により今日無事に2011年のASPジャパンツアーも開幕を迎える事が出来ました。奄美大島の皆さんにまず大きな感謝を述べたいと思います」と語った。

そして、メインイベント開幕に先立ち3月11日に発生した東日本大震災の被災者に黙祷が行われた。選手全員、関係者全員が自然に主導し、本会議場で「不朽の友邦である日本を襲った破壊的な地震と津波で負傷したり、行方不明になったり、犠牲となったりしたすべての方々に黙祷をささげましょう」と呼び掛けた。明日は朝の7:30 ファーストコール。8:00スタート予定。

「Malibu Amami Island Pro」クオーターファイナル組み合わせ
QF第1ヒート:椎葉順 VS 大澤伸幸
QF第2ヒート:加藤嵐 VS 田中英義
QF第3ヒート:高橋健人 VS 大橋海人
QF第4ヒート:田中譲 VS 田中樹


奄美大島は、鹿児島県の南西諸島に位置する琉球諸島の一部で沖縄県との境にあるトロピカルアイランドである。 太平洋と東シナ海に面し、温暖で降水量が多い、一方で沖縄とほぼ変わらない南の島独特の気候である。また沖縄県や九州地方と同様台風の影響を受けやすく、しばしば大きな被害を受ける場所でもある。名瀬港という貿易港にも恵まれ、古くから島のゲートウェイとしての役割を担ってきた。昨年10月には記録的な大雨の被害にあい復興の真っ最中でもある。

3月11日に東日本を襲った大震災おきてしまい全国的に自粛ムードであったマリンスポーツをこの復興真っ只中の奄美大島から東北に向けてエールを送ろうと、地元のサーファーであり島の観光親善大使でもある森哲太プロと国際プロサーフィン大会実行委員会代表の碇山勇生プロが中心となってこの大会を成功させようと地元の有志と共に企画された。

今大会は、プロサーフィン・コンテスト以外にも,震災チャリティーとして地元アーティストによる音楽ライブイベントも同時に行われ募金活動を行い、賞金と運営費の一部を東北へ寄付される。また、5月14日(土)からは、同時開催でジュニアツアー開幕戦の「Quiksilver King of Grommets Amami」もスタート。ジュニアツアーはU-20ジュニア、U-16カデットクラスが熱い戦いを魅せてくだろう。

サーフメディアでは,今回も現場からツィートとをする予定なので、そちらもお楽しみに。


ASPジャパンが行う、このイベントは今年もインターネットによるライブ放送を行われます。直接会場にお越し出来ない方はインタ-ネットライブをお楽しみ下さい。イベント公式ページは、http://www.aspjapantour.com/live/2011/amami/ からどうぞ!

「Malibu Amami PRO」は、下記スポンサー各位に感謝すると共に提供されます:

・MALIBU(サントリーアライド株式会社)・れんと(奄美大島開運酒造株式会社)・Quiksilver Japan(クイックシルバージャパン株式会社)・ASAHI SOFT DRINK(アサヒカルピス飲料株式会社)・波伝説(サーフレジェンド)・龍郷町・ペンション・グリーンヒル・RASH Wetsiuts(株式会社イナポリトレーディング)

後援:・鹿児島県(大島支庁)・奄美市・龍郷町・奄美群島観光連盟
・奄美群島広域事務協会・奄美大島観光協会

協力:・国際プロサーフィン大会奄美実行委員会・Desin Planning 海道 ~susumu CHARLIE ishizaki ~・奄美大島青年会議所・奄美市青年連合団・株式会社奄美新聞社・あまみエフエム ディ!ウェイブ・奄美テレビ放送株式会社・南海日日新聞社・奄美群島情報サイト「しーまブログ」


■問合せ先:ASPジャパン事務局:
〒251-0037 神奈川県藤沢市鵠沼海岸2-16-2 1F
電話:0466-30-2888 FAX: 0466-30-2889
Email:office@aspjapantour.com



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詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。

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