リップカール・プロのラウンド2はウインキーポップで再開。タジがまさかの敗退(4/21)

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ASPワールド・タイトル・イベント第2戦「リップカール・プロ・ベルズビーチ」

2011年4月19日-30日 ベルズビーチ、ヴィクトリア州、オーストラリア

リップカール・プロのラウンド2はウインキーポップで再開。タジがまさかの敗退(4/21)

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写真:オーウェン・ライト。

【ベルズ・ビーチ、ビクトリア/オーストラリア(2011年4月21日木曜日)】ASPワールド・タイトル・イベント第2戦である「リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ」は大会3日目。本日はベルズ・ビーチで朝から女子のラウンド2からスタート。 その女子の6ヒート終了後に素晴らしい3~5フィートのオフショア・コンディションのウインキーポップで男子のラウンド2が行われた。

オーウェン・ライト(AUS)がワーイルドカードを粉砕。

2010年のASP新人王であるオーウェン・ライト(AUS)は、リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチにワイルドカードで出場している17歳のブラジルの神童、ガブリエル・メディーナ(BRA)とのラウンド2で、昨日の予想外のラウンド1の敗退を払拭する素晴しい巻き返しを見せた。

「 彼(ガブリエル・メディーナ)が危険である事は分かっていた」と、ライトが言った。「いくつかの良いスコアを手に入れて、そのスコアを足掛りにヒートを通して戦った。

「ラウンド1では少し神経過敏になっていた。そこでは、まったくフォームを見つけられなかったので、今回は良いヒートを戦えて素晴らしいと感じたよ。僕はもうルーキーではない。より上位を狙う、一握りのトップサーファーの1人なんだ。チャレンジだね。セットアップする準備は出来ているよ。」ライトは、ラウンド3で、ゲイブ・クリング(USA)と対戦する。

ジョディ・スミス(ZAF)僅差で勝利。

2010年のASPランキング2位のジョディ・スミス(ZAF)は、ローカル・トライアル勝利者として今回のメインラウンド出場の切符を手に入れたアダム・ロバートソン(AUS)との素晴しいバトルを繰り広げた。二人は、チューブライドとカーヴィング・ターンを組み合わせたライディングを次々と披露。そしてスミスが僅差でロバートソンに勝った。

「それは非常にタフなヒートだった」と、スミスが言った。「彼は最高のスタートを切ったね。逆に僕は何をやっているのか分からなかった。僕は本当に最悪のリズムだった。波がデカくなるんじゃないかと思っていて、僕は4ポイントより高いスコアを出せないでいた。だから少しスローダウンして、良い得点を手に入れることが出来た。タフなヒートになるのは分かっていたから,勝つためにベスト・ウェイブを手に入れたかったんだ。」スミスは、ラウンド3で、ボビー・マルチネス(USA)と戦う。


ボビー・マルチネス(USA)がタジを破る。

マルチネスは、2007年のイベントチャンピオンで,今年の世界タイトルを狙う現在,世界第2位のタジ・バロウ(AUS)とのクロスヒートを終了間際の大逆転で下す番狂わせを引き起こした。「そのヒートの僕のアプローチは、ただサーフィンをするだけだった」と、マルチネスが言った。「僕はオッキーではないし、彼はトム・カレンでもない。勝ち上がれたことに感謝したいヒートだった。 僕は勝つためにここにいる。やられっぱなしになるつもりはない。」


ジョシュ・カー(AUS)が生き残る。

ジョシュ・カー(AUS)は今日、 仲間のオーストラリアのエイドリアン・バカン(AUS)を破るドリーム・ヒートを戦った。カーは見事なウェイブ・セレクションで全てのベスト・ウェイブをゲット。完璧なタイミングでリップを粉砕。まったくミスを犯さなかった。「最高に楽しかったね!」と、カーが言った。「パドルアウトしてる時に頭がおかしくなりそうだったよ。波が良過ぎて最高に興奮した。アウトでは,いつもはしないんだけど,いくつかの波を奪った。すいません。エースには前回負けていたから,今回ハイスコアのヒートでリベンジ出来て嬉しいよ。」カーはラウンド3でミック・ファニング(AUS)と戦う。

カリッサ・ムーア(HAW)が2つの9ポイント・ライドをスコア。

現在のASPウイメンズのワールドNo.1カリッサ・ムーア(HAW)は、昨日のラウンド1で破れラウンド2を強いられていた。しかし素晴らしいスタイルで2つの9ポイント・ライドをスコアして、イベント最高ヒート・トータルをマーク。ワイルドカードの16歳,ニッキ・ヴァン-ダイク(AUS)を下した。

「凄く楽しいヒートだったわ!」と、ムーアが言った。「ヒートの途中で、ニッキと私は『今さーふぃんしているの私たち二人だけ?マジで?』と思っていたの。朝は男子の選手に良い波をとられてしまって私たちは全然波に乗れないの。だからこんな良いコンディションで出来凄く嬉しい。自分の波を良く覚えていないわ。最高に興奮してサーフして,素晴しいウォールが私の前に続いていたのだけは覚えている」


イベント主催者は、明朝、午前7時30分スタートを目指し午前7時に再びファーストコールする。


リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ:ラウンド2結果
ヒート1:ジョディ・スミス(ZAF)17.43 def.。アダム・ロバートソン(AUS)16.26
ヒート2:オーウェン・ライト(AUS)16.70 def.。ガブリエル・メディーナ(BRA)7.90
ヒート3:ボビー・マルチネス(USA)16.16 def.。タジ・バロウ(AUS)15.93
ヒート4:ジョシュ・カー(AUS)17.24 def.。エイドリアン・バカン(AUS)16.04
ヒート5:ダミアン・ホブグッド(USA)12.17 def.。ラオニ・モンテイロ(BRA)11.44
ヒート6:ビード・ダービッジ(AUS)12.10 def.。コリー・ロペス(USA)11.84
ヒート7:ゲイブ・クリング(USA)11.67 def.。ブレット・シンプソン(USA)5.00
ヒート8:ジャドソン・アンドレ(BRA)12.84 def.。ダニエル・ロス(AUS)12.84
ヒート9:クリス・デーヴィッドソン(AUS)16.10 def.。ジュリアン・ウィルソン(AUS)13.83
ヒート10:C.Jホブグッド(USA)8.17 def.。カイ・オットン(AUS)8.10
ヒート11:キーレン・ペロー(AUS)15.10 def.。ダスティー・ペイン(HAW)13.97
ヒート12:テイラー・ノックス(USA)11.77 def.。ティアゴ・ピレス(PRT)8.06

リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ:ラウンド3:
ヒート1:オーウェン・ライト(AUS)対ゲイブ・クリング(USA)
ヒート2:エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)対アダム・メリング(AUS)
ヒート3:ジェレミー・フローレス(FRA)対ジョエル・パーキンソン(AUS)
ヒート4:ビード・ダービッジ(AUS)対ヘイター・アルベス(BRA)
ヒート5:C.Jホブグッド(USA)対マット・ウィルキンソン(AUS)
ヒート6:ケリー・スレーター(USA)対ステュー・ケネディ(AUS)
ヒート7:ジョディ・スミス(ZAF)対ボビー・マルチネス(USA)
ヒート8:クリス・デーヴィッドソン(AUS)対キーレン・ペロー(AUS)
ヒート9:ダミアン・ホブグッド(USA)対ティアゴ・ピレス(PRT)
ヒート10:ミシェル・ボウレズ(PYF)対パトリック・グダスカス(USA)
ヒート11:ジャドソン・アンドレ(BRA)対アレホ・ムニーツ(BRA)
ヒート12:ミック・ファニング(AUS)対ジョシュ・カー(AUS)

リップ・カール・ウイメンズ・プロ・ベルズ・ビーチ ラウンド2:
ヒート1:ジェシー・マイリー-ダイヤー(AUS)11.83 def.。ページ・ハレブ(NZL)11.50
ヒート2:メラニー・バーテルス(HAW)16.33 def.。ローラ・エネバー(AUS)12.53
ヒート3:カリッサ・ムーア(HAW)18.23 def.。ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)10.90
ヒート4:チェルシー・ヘッジス(AUS)13.03 def.。ベザニー・ハミルトン(HAW)4.83
ヒート5:タイラー・ライト(AUS)16.00 def.。アラナ・ブランチャード(HAW)7.16
ヒート6:コートニー・コンローグ(USA)12.84 def.。レベッカ・ウッズ(AUS)10.30

リップ・カール・ウイメンズ・プロ・ベルズ・ビーチ ラウンド3:
ヒート1:シルヴァナ・リマ(BRA)、チェルシー・ヘッジス(AUS)、メラニー・バーテルス(HAW)
ヒート2:カリッサ・ムーア(HAW)、ソフィア・ムラノヴィッチ(PER)、コートニー・コンローグ(USA)
ヒート3:ステファニー・ギルモア(AUS)、タイラー・ライト(AUS)、ポーリーン・アドゥ(FRA)ヒート4:サリー・フィッツギボンズ(AUS)、ココ・ホー(HAW)、ジェシー・マイリー-ダイヤー(AUS)




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詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。

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