ビラボン・リオ・プロは、ラウンド2までが終了。

surfmedia.gifhitechad.gifhitechad.gif

サーフメディアは国内外の最新サーフニュースを発信。サーファー・コンペティション・ファッション・インダストリー・メディア事情など多彩な角度からホットなニュースを提供しています。

ASPワールド・タイトル・イベント第3戦「ビラボン・リオ・プロ」

2011年5月11日-22日 リオデジャネイロ、ブラジル

再びアルポラドルへ移動。2~4フィートのコンディションで、ラウンド2が完了。(5/19)

hobgood_c1546rio11kirstin_l.jpg

写真:CJホブグッド

【アルポラドル、リオデジャネイロ/ブラジル(2011年5月18日水曜日)】ASPワールド・タイトル・イベント第3戦「ビラボン・リオ・プロ」は昨日に引き続き、メイン会場のバーハ・ダ・チジュカからアルポラドルへ移動。クリーンな2~4フィートのコンディションでラウンド2を完了。C.J.ホブグッド(USA)、ジョエル・パーキンソン(AUS)といったトップサーファー達がハイスコアをマークした。

今年全11戦が予定されているASPワールド・タイトル・シリーズの第3戦である「ビラボン・リオ・プロ」は、2011年のASPワールド・チャンピオンを決定への重要な役割を担っているが,シーズン中盤に行われるメンバーの入れ替え前に,自分のポジションを固めておきたいコンペティターにとって,重要なイベントと言える。


C.Jホブグッド(USA)がイベント最高スコアをマーク。

C.Jホブグッド(USA)は、ASPワールド・ツアー・ルーキーのジュリアン・ウィルソンに対し、ヒート開始直後に、アルポラドルのレフトハンダーで彼のパワフルなフォアハンドのレパートリーを爆発させ、イベント最高点となる16.50をスコア。その強烈なオープニングライドで、ジュリアンの追い上げを振り切ってラウンド3へ勝ち進んだ。

「ヒートを楽しんでサーフィンする。それが見ている人をエキサイトさせる」」と、ホブグッドが言った。「僕はジュリアン(ウィルソン)に対して凄くリスペクトしている。彼のような世代の選手は,たとえどんなスコアが必要でも、簡単に逆転することができるからね。

自分は良いスタートを切れた。勝っても負けても自分で納得出来るパフォーマンスをしたかったんだ。エキサイティングだったし、勝ち上がれて最高だったよ。彼らのような選手とサーフィンをするのは最高に楽しいよ。」


ジョエル・パーキンソン(AUS)がベスト・シングル・スコア。

現在ASP世界No.2のジョエル・パーキンソン(AUS)は、アウトサイドのセットの波を待つ戦略で、パワフルなバックハンドのサーフィンを見せ,本日のベスト・シングル・ウェイブとなる9ポイントをスコアし、カイ・オットン(AUS)(31)を下した。

「戦略は戦略。僕はアウトで良い波が割れているのを見たんだ」と、パーキンソンが言った。「昨日は潮が上げてきて,やられてしまった。ここの波はかなりトリッキーなんだ。波を捕まえる、ちょっととしたドッグ・ファイトってとこだね。」

エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)も生き残る

エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)は、昨日の接戦に敗れたラウンド1を跳ね返すように、ラウンド2では,バックハンドで暴れ回り,イベント最高点となる16.43でワイルドカードのリカルド・サントス(BRA)を下した。

「昨日の敗北の良いリバウンドだね。自分のパフォーマンスに最高に燃えたよ」と、デ・スザが言った。「僕は、リカルドのミスをうまく利用して、2つの良い波を見つけてることが出来て運がよかったよ。ビーチに多くの友達が来てくれて最高にハッピーだよ。自分にとって凄く重要な事なんだ。」

「僕がツアーを回り始めたのは17歳の時で、凄く緊張して,ヒートでミスをしていた」と、デ・スザが言った。「ツアーも6年目。経験を積む事で,リラックス出来て楽に出来ていると思う。リラックスはしているけど、今年は良い結果を残したんだ。去年は9位で,ちょっと残念だった。今年のホームでのイベントはそれ以上の成績を狙うよ。」


アダム・メリング(AUS)

ベスト・シングル・ウェイブとなる9ポイントをスコアし、アレホ・ムニーツ(BRA)をくだしたアダム・メリング(AUS)。彼はシーズン中盤に行われるメンバーの入れ替え前に,1ヒートごとの重要性を感じていた。「メンバーの入れ替えは、一年中延々と続くもの。だから、常にヒートで勝つことは気分が良いよ」と、メリングが言った。「我々は1年に2回入れ替えがある。それはみんな頭にあるはずさ。」

ミシェル・ボウレズ(PYF)

ミシェル・ボウレズ(PYF)は、アルポラドル・ローカルで、イベント・ワイルドカードのシマオ・ロマオ(BRA)との激戦のバトルを制した。「シマオは本当に良いサーフィンをするね。彼はここのサーファーらしいよ」と、ボウレズが言った。「良い波を見つけるのが難しかったね。なんとか良いスコアをゲットして勝ち上がれた。自分には凄くヘビーだった。凄くタイトなヒートで,彼がベスト・スコアを持っていたからね。」


ビラボン・リオ・プロ・イベント主催者は、バーハ・ダ・チジュカへ戻りラウンド3を行う予定で、午前7時にファーストコールする。ブラジルと日本の時差は−12時間なので、現地の朝7時が日本の夜7時となる。

Billabong Rio Pro Round 1 Results:
ビラボン・リオ・プロ:ラウンド2の結果
ヒート1:ジョディ・スミス(ZAF)11.67 def.。ピーターソン・クリサント(BRA)7.10
ヒート2:ビード・ダービッジ(AUS)11.60 def.。イゴール・モライス(BRA)10.17
ヒート3:ミシェル・ボウレズ(PYF)12.50 def.。シマオ・ロマオ(BRA)12.10
ヒート4:エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)16.43 def.。R・サントス(BRA)12.66
ヒート5:ジョエル・パーキンソン(AUS)13.33 def.。カイ・オットン(AUS)11.77
ヒート6:ボビー・マルチネス(USA)12.77 def.。マット・ウィルキンソン(AUS)11.07
ヒート7:キーレン・ペロー(AUS)11.50 def.。ゲイブ・クリング(USA)11.40
ヒート8:ジョシュ・カー(AUS)12.74 def.。クリス・デーヴィッドソン(AUS)12.17
ヒート9:ラオニ・モンテイロ(BRA)12.53 def.。ティアゴ・ピレス(PRT)9.40
ヒート10:C.Jホブグッド(USA)16.50 def.。ジュリアン・ウィルソン(AUS)14.70
ヒート11:ヘイター・アルベス(BRA)12.44 def.。ダスティー・ペイン(HAW)10.40
ヒート12:アダム・メリング(AUS)15.00 def.。アレホ・ムニーツ(BRA)9.27

ビラボン・リオ・プロ:ラウンド3
ヒート1:タジ・バロウ(AUS)対コリー・ロペス(USA)
ヒート2:ダミアン・ホブグッド(USA)対ヘイター・アルベス(BRA)
ヒート3:エイドリアン・バカン(AUS)対ダン・ロス(AUS)
ヒート4:ジェレミー・フローレス(FRA)対アダム・メリング(AUS)
ヒート5:ジョエル・パーキンソン(AUS)対キーレン・ペロー(AUS)
ヒート6:ケリー・スレーター(USA)対ボビー・マルチネス(USA)
ヒート7:ジョディ・スミス(ZAF)対ジョシュ・カー(AUS)
ヒート8:エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)対C.J.ホブグッド(USA)
ヒート9:ビード・ダービッジ(AUS)対パトリック・グダスカス(USA)
ヒート10:オーウェン・ライト(AUS)対テイラー・ノックス(USA)
ヒート11:ミシェル・ボウレズ(PYF)対ジャドソン・アンドレ(BRA)

現在のASPワールド・タイトル・レイティング:
1. ケリー・スレーター(USA)15,200pt
2. ジョエル・パーキンソン(AUS)14,000pt
3. ジョディ・スミス(ZAF)13,000pt
4. エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)10,500pt
4. ティアゴ・ピレス(PRT)10,500pt




aspjapan_logo_333.gif
詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。

ASPコンテスト最新ニュース

logo.png
【サーフメディアのつぶやきまとめサイト】